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ゼロの大統領ルイズ変 メタルウルフルイズ

強烈な閃光。それが私が見た最後の光景だった。

この日、ハルケギニアの地図上からトリステイン魔法学院は文字どうり消滅した。


ゼロの大統領ー完

「ってそんなのあるかー!」

と、ベッドから飛び起きそのまま転がり落ちるルイズ。

「きゃんッッいたた・・・あれ?」

辺りをキョロキョロ見回すルイズ。

「やっぱり夢?そうよね!夢よね!夢かーって何の夢だっけ?まあいいわ
 それより明日は大事な使い魔召喚の日だから早く寝なくっちゃ!」

そう言って再びベッドに潜り込みすやすやと寝息を立て始めるルイズ。
だが彼女は、夢は夢でも正夢だったと分かるのはそれから数時間後の事だった。

「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ!
 私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」

何度も失敗し周囲の黒煙が風に流された後、そこに居たのは一体のゴーレムだった。

「ゼロのルイズがゴーレムを召喚しただと!」
「あのルイズが?」

周りの驚く声など聞こえず、ルイズは自分が召喚したゴーレムをじっと見る。

「あれ?これって・・・・・」

彼女の脳裏に忘れたはずの夢の記憶が映し出される。

『オゥケェェイ、レッッツパァリィィィー!!!』
「ヒッ!」

夢の記憶を思い出したルイズは小さく悲鳴を上げるが、彼女の夢とは違いゴーレムは指一本動かさなかった。

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
 五つの力を司るペンタゴン、この者に祝福を与え、我の使い魔と為せ」

その後、コルベールの指示に従い嫌々ながら契約を済ませるルイズだが

「いったーって何で私にルーンが浮かび上がるのよ!」

彼女の左手には使い魔のルーンが浮かび上がっていた。
それを見ていた周りは一部を除いて大爆笑。ルイズとゴーレムを残し皆学院へ帰っていったあと、ルイズは泣いた。
始めはゴーレムに八つ当たりし、喚き散らし、最後にはシクシクと泣いた。
どの位そうしていたか、ルイズはヨロヨロと立ち上がりゴーレムに手を着いた時、彼女は理解した。
今までの彼女なら決して理解できなかった、しなかったであろうことも。
ガンダールヴのルーンの力でこのゴーレム“メタルウルフ”の持ち主の熱き“大統領魂”を。

平和だったハルケギニアの地に戦乱の嵐が吹き荒れる。だが、我々には最後の希望が残されている。
熱き大統領魂を受け継ぐ“メタルウルフ”の使い手。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだ。

これから派手なパーティーが始まるんですね。私もこんな派手なパーティーは初めてです・・・・・ミス・ヴァリエール?

平民の名誉を守るため決闘を受けるルイズ。

「平民を守るのは大統ryげふんげふん・・・貴族の勤めよ」

ヴェストリの広場にギーシュと“メタルウルフ”を着けたルイズが対峙する。

「いけ!ワルキューレ」
『淑女なのは17時までよ!』

ギーシュはワルキューレを一体造りルイズに向かわせるのに対し、ルイズは黒い筒をワルキューレに構える。

『オーケー!レッツパーティー!』

ドカン!

『ビンゴー!』

一撃で破壊されるワルキューレ。その威力に驚くギーシュだが

「それは銃か?威力は凄いがそれで終わりだろう!」

そう言って六体のワルキューレを造りルイズを攻撃するギーシュ。だが、それに対してルイズは

『大歓迎ね、お返しに穴あきチーズにしてやるわ!」

ドガガガガガガガ!!!

武器を持ち替えたルイズが発砲。ワルキューレは粉々になり、穴あきチーズになったのは学院の一部と宝物庫だった。
その様子を遠くから見ていたメイドは、ぽつりと呟いた。

「前々からこんなに壮観なトリステイン魔法学院を壊したら、どんなに綺麗かと気になっていたんですよね」

宝物庫損壊の隙をつき、破壊の杖を盗み出す土くれのフーケ。
それを追うルイズたち、破壊の杖を取り戻すもその直後襲い掛かる巨大ゴーレム。
巨大ゴーレムの攻撃に対し、それを正面から受け止めるルイズ。

『見なさい!これがヴァリエール魂よ!』

そう言って巨大ゴーレムをぶんぶん振り回しぶん投げるルイズ。
ありえない光景にあんぐりと口を開けるキュルケとタバサとシルフィードとフーケ。

「私を捕まえないのかい?」
『私たちが受けたのは破壊の杖を取り戻すことよ。それにあんたは根っから
 の悪人には見えないし』


破壊の杖を取り戻して数日後、アンリエッタ姫殿下の密命を受け婚約者のワルド子爵、途中からキュルケ、タバサ、そして
なぜかいるギーシュたちと共にアルビオンへ向かうルイズ。
だが、そこで待っていたのは婚約者の裏切りだった。

「んふはははははは。ルイーズ!」
「ワールドー!」

密命の為“メタルウルフ”の無いルイズは、ウェールズの命を懸けた行動により逃がされ、キュルケたちと合流し
アルビオンを去ることしか出来なかった。

アレから数日後、不可侵条約を破り侵攻するアルビオンの艦隊。

『親愛なるトリステインの皆さん、私はレコン・キスタの一市民としてこのような状況は非常に残念です
 トリステインの女王にそそのかされた人々よ、思い出して欲しい“正義の心”を、ハルケギニアを思う心を
 今投降すればまだ罪は軽いはずだ。貴方たちに“正義の心”が残っているならばその女を捨てて
 17:00までに投降しなさい。これは最後通告です。合言葉は“ウィー・ラブ・クロムウェル”』

そのような言葉になど従わず攻撃を開始するが、圧倒的な火力の差によりほぼ壊滅状態のトリステイン艦隊。

「いくらあなたでもムチャよルイズ!」
『ムチャではないわ!なぜなら私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだからよ!』
「ちょっと、まちなさいルイズ!」
『キュルケ、ちょっとタルブまで行って来る』


戦火の火が迫るタルブの村では、シエスタがある決意をしていた。

「招待したわけでもないのにずうずうしいですね・・・・・お爺ちゃん、これ使わせてもらいます」

そう言って伝説の竜の骸、灰色の“メタルウルフ”に乗り込むシエスタ。

『ンフハハハハ!レッツパーリィー!』

アルビオンの艦隊旗艦レキシントン号に突撃するルイズ。

『ナイスランディング』

次々に現れ取り囲む敵兵に対して、ルイズは不敵につぶやく。

『ようこそ、トリステインへ。ハローボーイズ、そしてそのままおやすみボーイズよ』

ドガガガガガガガ!!!

待ち構えていたワルドと最後の戦いを繰り広げるルイズ。
アルビオンの艦隊はシエスタの“メタルウルフ”に落とされ、旗艦レキシントン号はルイズとワルドの戦闘により
落ちていくが、その際暴走した風石によりはるか高くへ飛ばされてしまう。

『これがハルケギニア・・・綺麗・・・』
「美しい・・・だがその下では醜い争いが起こっている、いまの我々のようにね
 さあ、これが最後の戦いだ!」

決着はルイズの勝利に終わる。風の魔法を使って息をするのがやっとの状態では、大気圏突入の摩擦熱までは防げなかった。
ワルドがこのまま燃え尽きるのかと覚悟した時、ルイズが救いの手を差し伸べる。

「ルイズ・・・・・なぜ」
『貴方がハルケギニアを思う気持ちは本物だった。けど、貴方は方法を間違ったのよ』

だが、ワルドはルイズの手を突き飛ばし、最後の力を振り絞り風をルイズの周りに張り巡らせる。

「さよならだ・・・・・僕の小さなルイズ」
『ワルドー!』

そのままルイズはハルケギニアの地に落ちてゆく。

『ルイズさん、ルイズさん、答えてくださいルイズさん!』

シエスタの応答にルイズが答えることは無かった。だが、ルイズを知る者は誰も彼女が死んだとは思わなかった。
あのルイズがこんなことで死ぬはずがないと。


「人間が!この包囲から抜けられると思うなよ!」
『ノープロブレム。熱々のローストチキンにしてやるわ!』


ゼロの大統領ルイズ変
メタルウルフルイズー完

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