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コマンドー02:昼食のマサル

        【ご注意】



     これから始まるSSは
  やけに良識ぶった方、くそまじめ野郎、
   いい子ぶりっこは見る必要なし!!
       あと批評は断る!!



             サクシャの父





『わっかめー! もっずくー! ひっじきー!』

 今日も今日とて魔法学園は平常どおり運営されている。
 独特なチャイムの音と共に、昼休みに突入した生徒達が、
 楽しそうに雑談をしながら食堂へ向かって行く。

(良いなぁ。……毎日、毎日、ああして勉強に励む姿って)

 シェスタは洗濯する手を休めて、何処か羨ましそうに彼らの姿を見つめた。

(そして、時に喧嘩し、時に協力しながら、友情や恋愛を繰り広げて行く……。
 まさに青春っていう感じですね。 ……良いなぁ)

 自分も、メイドとして働き出す前は、ああだったのに。
 洗濯や給仕も嫌いじゃない、というか好きな作業だから苦にはならないけれど、
 やっぱりあの頃の、勉学に励んでいた時の気持ちが忘れられなかった。

 はあ、とシェスタは溜息を吐く。 

「……どうして潰れちゃったんでしょう、メイド喫茶養成学校」



 コマンドー02:昼食のマサル



「まあ、クヨクヨしても仕方ないですよねっ」
 うん、と頷いてシェスタは洗濯物を干し、給仕をする為に食堂へと行こうと振り向いた。



            _| ̄|○ 


(ね、寝てる―――――――――ッ!?)

 誰であろう、芝生の真ん中で突っ伏して眠っているのはマサルであった。
 ――が、当然、昨日召喚されたばかりの彼のことをシェスタは知る由もない。

「え、ええっと、学園の方、なんでしょうか……?」

 というか傍を通るメイジの人たち、誰も起こさないのは良いんだろうか。
 なんか皆して視線を逸らしてるし。
 でも放っておけないしなあ、とシェスタが手を伸ばすと――……。


「モンテスキューッ!!!」

                            \○/  
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「ちぇっ……夢か」

(どんな夢――――ッ!?)

 この人絶対に生徒じゃないっ!?
 そう思ったシェスタが、思わず身を引いたが、時すでに遅し。

「……………むッ!」

 きゅぴーんっ!と音を立てそうな勢いで、マサルの目が輝いた。
 折りしも、シェスタが下がった場所にはためくのは、オールド・オスマンから頼まれた洗濯物。
 そこには彼のシンボルマークである髭の絵が刺繍されている。

(そうか……ッ! キミも髭マニア……ッ!)


「ウォンチュッ☆」

(なんか気に入られた――――ッ!?)



 やけにフレンドリーな態度のマサルに怯えるシエスタ。
 しかし、不幸にも彼女は優しい娘だった。
 たとえ自分が嫌であろうとも、好意を抱いてくれてる人物を無碍にするわけにはいかない。

「え、えぇと……あの、貴方は昼食は、良いんですか?」

「ん? ああ、もうこんな時間か。よし、ボクも弁当を食べるとするかッ」

 何処からか取り出した包みを紐解くマサル。
 金属製の箱のふたを開けると、中身はゆで卵一個。

「いやぁ、やっぱ昼はゆで卵に限るなぁっ! うん、美味い美味いッ!
 ………はぁ、……満腹だぁ……」

(ぜ、ぜんぜん満足してない――ッ!?)

「え、えぇと、よろしければ……厨房へ行きますか?
 まかないですけど、もうちょっとちゃんとした料理がありますから……」

「本当かいッ!? いやあ、キミは良い人だッ! 本当に良い人だッ!
 なんせまともな食事と言ったら三ヶ月ぶりだからなぁ。
 ホント、三ヶ月は大変だったんだよ。すごい三ヶ月でさあ。
 この三ヶ月、まともなものなんて殆ど食べてなくってさぁ……」

 喜色満面ではしゃぐマサルに対し、微妙な表情のシエスタ。
 何故か物凄く三ヶ月を強調しているのは……きっと聞いて欲しいんだろうなぁ。
 ……嫌だなぁ、と思わず呟いてしまったが、マサルには聞こえてないらしい。
 なら……聞かなきゃならないんだろうなぁ……。

「何をしていたんですか、三ヶ月?」

「そればっかりは言えないな……ッ」

(えぇ――――ッ!?)



 さて、その後、厨房でコックのマルトーからまかないを貰ったマサル。
 ガツガツと一気に食べ終えてから食堂に戻ると、何やら騒がしい。
 ……どうやら、貴族の落っことした香水瓶が原因で、シえスタが怒られているようなのだが――。

「ややぁ、ほっちゃんじゃないか! 奇遇だなぁ、こんなところで逢うなんて!」

 ――そんな空気をまったく読まないのがマサルなのであった。

「え、ええっ!? ほ、ほっちゃん!?」
「キミには世話になったからねぇ。ニックネームをつけてあげたのさ!
 さあ、ボクと一緒に鼻歌でも鼻ずさもうじゃないかッ」

 ふんふんふふんーふふーんふんふーんふふーん♪などと鼻歌をしながら、
 シェスタの腕をずるずると引っ張って立ち去ろうとするマサル。
 当然、対する貴族――ギーシュがそれを許すわけもない。

「おい、ちょっと待て!」

 思わず声を荒げてしまい、すぐにそれは貴族らしくないと思ったのか平静を装う。

「キミ、そこの彼女がしでかした事によって、二人の女性の名誉が傷ついたんだぞ?
 ルイズの使い魔だったね、確か。……ド田舎の平民なら知らなくても仕方ないかもしれないけど、
 ここ、ハルケギニアにおいて、それはとても重大なことなんだッ!」

「あ、そうなのかい? うーん……そいつは悪いことをしたなぁ。すまない、どうか許してくれないか?」

 すすすっと近づいたマサルが、ギーシュの手にそっと何かを握らせる。
 ギーシュも、それが何を意味するのか理解したのだろう。ふん、と面白くも無さそうに鼻で笑った。

「いや、非を認めてくれれば良いのさ。今後は気をつけてくれたまえよ」


「……おい、良いのかギーシュ。そんなアッサリ許しちゃって」

「ふん。賄賂を渡して見逃してもらおうとする奴なんて、平民にしても情けないからね。
 怒る気も失せたよ」

 悪友の言葉に微笑みながら、ギーシュは笑った。
 なんともつまらない奴だ。まったく、喧嘩を売ろうとして損をしたもんだ。

「……で、それ幾ら入ってるんだ?」
「ああ、そうだね。たいした額じゃないだろうけれど、モンモランシーへのプレゼント代くらいには――……」


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      (/~"゙''´~"U    ι"゙u    ι"゙u




「………………」
「………………」
「………………」
「………………」


「け、決闘だ―――――ッ!! 決闘を申し込んでやる――――――ッ!!」

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