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蒼い鬼火の使い魔 第二話

何時もの夢。
何時か見た戦場の光景。
何時か嗅いだ血と硝煙の臭い。
何時かの断末魔の叫び。

どれもこれも、俺が銃で作った物だ。

「=%&¥%&‘()?」

その見慣れていた世界に、見慣れないピンクの人影が現れた。


―殺セ

―殺セ殺セ

―殺セ殺セ殺セ殺セ殺セ殺セ殺セ


彼女は何か叫んでいる様だが、耳鳴りの所為で全然分からない。
何を言っているのか近付いて尋ねたいが、体が自分の意志で動かせない。
機械仕掛けの人形の様に俺は少女に銃の狙いを付け……引き金を引いた。


【青い鬼火の使い魔】『Cold Maid』


普段通り目覚めは最悪だ。
しかも、今日は寒気までする。
何かこう……腰から膝の辺りまでがスースーしている気がする。

「お目覚めになりました? ああ、此処は魔法学園の医務室です。
 使い魔さんが突然倒れられたので、皆さんが運び込まれたんです。」

目を開けると、黒髪のメイドさんがいた。
片手には尿瓶を持っている。
もう一方の手は、俺のズボンとパンツをずり下ろしている。
そして、淡々と状況を説明している。

検査とかで下着姿を見られた事はあるけど、それでもこれは恥ずかしい。
そもそも、催してないし。

一先ず何としてもズボンを引き上げようとする。
流石に話し掛ける時にこんな格好はイヤだ。

「ねぇ、メイド!! わたしの使い魔、まだ眼を……覚まさな……いの……?」

丁度パンツを引っ張り上げた所で、あのピンク髪の女の子が部屋に入って来た。
顔が真っ赤だけど、俺の方も顔の温度が上がってるのが分かる。


そんなにマジマジと見ないで下さい。


そう言えば、何時の間にか俺にも女の子は理解出来る言葉で喋っている。
俺の方をちらちら見て『一本ダタラ』とか変な事を言っているけど、
一先ずさっきまでの『理解以前に聞く事自体が不可能な言葉』とは違う。

俺が帝国の人間と分かったから言葉も切り替えたのかと思ったけど、
さっきのは良く考えてみたら俺じゃ無くてメイドさんに話し掛けていたみたいだし。

「ああ、ミス・ヴァリエール。 丁度良かった。
 代わりに採尿して下さいます? やっぱり使い魔さんにはご主人様の方が。」

『は?』

尿瓶を渡されて固まる女の子と淡々と使い方を説明するメイドさん。
あのメイドさんは多分、
キスの手伝いとか言って人の頭をグリグリと押したりした事とかがあるに違いない。
正直、リアクションに困る。
呆気に取られた俺は、メイドさんがお辞儀をして出て行くのを止められなかった。
女の子に至っては、尿瓶を片手に視線を虚空を彷徨わせてる。

オーランドですが、医務室の雰囲気が最悪です。

See You Next Time!

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