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THE ZERO OF DIS -虚空からの使い魔-

遥かなる未来を舞台に繰り広げられた全ての銀河を賭けた死闘。
その戦いの末にαナンバーズはついに霊帝ケイサル・エフィスを打ち破りまつろわぬ霊達の魔手から地球を、いや、銀河を救うことに成功した。
そして時の番人の使命を胸に旅立っていったクォヴレー、イデの力を発現させαナンバーズを元の時代へと送り届け未来に残ったイデオン
彼らの力が無ければこの戦いを制することはできなかっただろう。別れを惜しむ戦士達。
しかし…そんな彼らを最初に迎えたのは忘却の彼方、因果地平へと吹き飛ばされたはずのあの男であった…


もはや見ることは叶わぬかもしれないと誰もが思っていた青き星を眼下に安堵する戦士達だったが…疲弊しきった彼らに襲い掛かる突然の襲撃。
白い虫のような機体が飛交いαナンバーズ艦隊のカタパルトに攻撃を加えこれを完全に破壊する。
機体の発進を阻止した上で艦橋に狙いを定め静止するその機体はメギロートと言う。
そして後方に控える一機の機影…
「第三地獄、トロメア」
その機体のコックピットで一人の男が低い声でつぶやく。第三地獄トロメア、メギロートの制御による精確な攻撃を幾多の死角から大量の物量で行うものだ。
奇襲を仕掛けたのは、禍々しく蛇のようにのたうつ下半身の上に四本の異形の腕を持つた漆黒の巨人。地球側のコード名はブラック・デスクロス
文字通り死をもたらす黒き十字架とでも言ったところか、その真の名をジュデッカと言った

「ばかな……!イングラム教官の手で因果の果てまでぶっ飛ばされたはずのてめぇが……!」
αナンバーズの旗艦エルトリウムの艦橋からリュウセイ・ダテが苦々しく言った
「くくく……よくぞ霊帝を始末してくれた……よもやこれほどまでの力を有していたとはなSDF艦隊…いや、今はαナンバーズか」
男は不気味な四つ目の仮面の下に邪悪な笑みを浮かべあざ笑うように言い放つ
「てめぇが何故生きてやがる!ユーゼスッ!!」
「そう、私だ!!ユーゼス・ゴッツオだ!!因果の果てより再び戻ってきたのだ、クロスゲート・パラダイム・システムでな!!」
クロスゲート・パラダイム・システム、別名、時空因果律変動装置。ユーゼスが野望を果たす為に作り上げたもので、
限定された空間の因果律を自在にコントロールする事で、その中で己の思うままの世界を構築する装置である、
つまり限定空間内の神に等しい存在になれるということだ。そして恐ろしいことにこのシステムはこの性能でいまだ未完成なのだ。


「ならば何の目的で俺達の前に現れやがった!!」
「なんの目的だと?知れたことを、貴様らの力を貰い受けるためよ!霊帝を屠ったその力、かつての超神ゼストを上回るものとなろう!!」
再び現れたユーゼスの目的、それは未完成のクロスゲート・パラダイム・システムを霊帝を破った彼らの力で補完し完全な神へとなることだった。

機体の発進は不可能。仮に発進できたとしても霊帝との戦いで疲弊しきったαナンバーズではこのジュデッカが相手では絶望的である。状況は限りなく不利。
霊帝との死闘をも戦いぬいた彼らにすら絶望が走りかける…


「呆れたものね、まだ神になるだなんて下らない幻想を抱いていたなんて」


その場に突然不釣合いな少女の声が聞こえた


その場に突然不釣合いな少女の声が聞こえた鳶色がかったブロンドの髪と黒いマントをなびかせ、鳶色の瞳でジュデッカを見据え生身のままで宇宙空間にたたずんでいた。

「貴様…何者だ……!!」
ユーゼスが仮面の下で不機嫌に眉をよせてつぶやく
生身のままで宇宙空間に浮いていると言う点では妙なところはあるがそれ以外はだだの小娘にすぎない。
だが、ユーゼスはこの少女が酷く気にかかる。

「あんた達に名乗る名は無い!……じゃなくて始めまして、そして久しぶりね……ユーゼス・ゴッツオ」
その少女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは言った。
しかし始めましてと言っておいて久しぶりとはどう言う意味なのだろうか?
「何者かと聞いている!!」
ユーゼスがジュデッカの周りを飛交っていたメギロートをルイズにけしかけた。
メギロートは主の邪悪な意思に従い一斉に、そして瞬時にルイズの周りを包囲する。そしてレーザーの発射口から光が収束し彼女に狙いを定めた
「危ない!逃げろ、あんた!!」
リュウセイが叫ぶが時すでに遅し。リング型のレーザーが多方向から放たれルイズに打ち出された            
「大丈夫、安心しなさい。リュウセイ」
「え?」
名前も知らぬ謎の少女に自分の名を呼ばれ、リュウセイは驚きを隠せなかった。そして直後の光景を見てさらに絶句した。
メギロートの放ったリングレーザーはルイズに触れることなく彼女を囲むように形成された球体状の力場に阻まれ四散、
当のルイズは涼しい顔でそれを当然と言わんばかりに不適な笑みを浮かべている。
「念動フィールド安定。ふぅ……あんたも変わってないわね、リュウセイ」
ルイズがにこやかにリュウセイに微笑んだ
「あんた…一体…」
「私の名はルイズよ。始めまして、リュウセイ…もっともも私があんたに会うのはこれが初めてだけど、あんたは私に一度…いえあの人もいれると二度会ってるんだけどね」
「??」
リュウセイはルイズの謎掛けのような言葉にあっけにとられた表情で困惑する。
先ほどのユーゼスもそうだがこのルイズと言う少女、自分達と面識があるらしい。
「まあ普通分からないわよね……。なら、これならどうかしら?」
ルイズは指をパチンと鳴らす
「破砕なさい、ガン・ファミリア!」
ルイズの呼び声に答え彼女の両脇に次元を切り裂き漆黒の二機の機動砲台が現れその機動と火力を持って
襲ってきたメギロートを数機を瞬くまに殲滅させる。
「ガン・ファミリア…たしかそりゃイングラム教官の機体についてた……まさか!」
「そうか……!貴様はあの男の!」
ユーゼスも、リュウセイ彼女が何者であるかを理解した
ルイズは一つ深呼吸をすると鳶色の瞳を閉じて杖を頭上にかかげ静かに呪文を唱え始める
「虚空の果てに眠りし私の僕よ、神聖で美しく、そして強力な使い魔よ、 私は心より求め訴える……」
そして振り上げた杖を振り下ろし高らかに叫んだ
「我が導きに答えなさい!!虚空からの使者よ!!」


杖が振り下ろされた瞬間に何も無い宇宙空間に大爆発が起こり空間に大穴を空ける。
そしてその内より腕組をして顔をうつむかせて舞い降りたのはまるで漆黒の天使を思わせる姿をした異形の巨人。
それはリュウセイ達の敵として立ちはだかった時には幾度となく煮え湯を飲まされ、
元のパイロットの洗脳が解けた際にはユーゼスを因果地平の彼方へと送った虚空からの使者
「ア、アストラナガン!!」
リュウセイがその機体の名を叫んだ
「あの男に成り代わり私を消しに来たか……!!三度(みたび)私の邪魔をするとはな、イングラム!!」
ユーゼスが忌々しげに言う。その仮面のため顔は見えないがその内は憎悪にかられた怒りの表情を浮かべていることだろう

ルイズがアストラナガンの開かれたコックピットに乗り込み機体を起動させる。
「いくわよ、アストラナガン!!」
ルイズの意思に答え、その真紅のカメラアイを光らせ背部の粒子波動エンジンが回り始める。
展開されたウイングバインダーから緑光の粒子を放出させ光の翼を広げたアストラナガンが稼動を開始した。

突如の予期せぬ来訪者に面食らったユーゼスだがすぐに平静を取り戻す。相手はあのアストラナガンと言えどこちらには改良型のジュデッカがる。
そうそう遅れをとることは無い筈と言うのがユーゼスの答えだ
「ふ……まあいい。貴様の機体に組み込まれたブラックボックスも我が物とし、システムを完成させてくれる!」

空間が無数に開かれの大量の機体が現れる、ゼカリア・ハバクク・エゼキエルバルマー帝国の運用する人型の兵器の数々。そして一際大きな次元の裂け目から巨大な質量の戦艦が現れた。
「たしかあれって…」
(ヘルモーズ、前にも話したがバルマー帝国の艦隊において旗艦を勤める超大型戦艦だ)
ルイズの呟きに答えたのは彼女の中に宿る精神体、イングラム・プリスケン。アストラナガンと契約したときにルイズの精神に現れた元この機体の主だ。
「……ユーゼスだけ倒せば終わりだと思ってたのに!聞いてないわよ!!おまけにアレ落とすとズフィルードってのがでてくるんでしょ!?」
(そう言うな、あの時のヘルモーズの残骸を直したのだろう。ズフィルードもあの時のように複数いないだけましだと思え)
ルイズは先ほどの雄姿も見る影も無くイングラムの抗議したが当のイングラムはどこ吹く風と言った所。もっともレコンキスタとの
戦いの中でもこの二人はこんな感じだった。つまりいつもの事だ、。

「よもや貴様一人でこれだけの機動兵器の相手は務まらぬだろう。終わりだ、虚空の使者よ!忌々しき輪廻は私の手で断ち切ってくれる!」

しかしルイズはニヤリと不敵な笑みを浮かべユーゼスの問いを否定する
「誰がこの世界に来たのは私一人と言ったのかしら?」
「何だと…?」
「この世界に来たのは、私だけじゃないわ!私にも頼れる仲間ってのがいるのよ!!扉を開いてイングラム!!」
(ティプラーシリンダーにアクセス、開け、異界の門!)

アストラナガンの周囲に再び次元の裂け目が現れる。次元を揺るがし激しい光とともに現れたのは
赤、水色、茶色、青の色をした四機の機体。そのたたずまいはまるでそれぞれ火・風・土・水を模したようであった。
その中の燃え盛るような赤い機体からルイズに通信が入っる


「遅いじゃないのよルイズ!パーティー始まっちゃってるんじゃないの?」
「たった今始まったばっかりよキュルケ!お客様もこんなに沢山!」
「あらホント、嬉しいじゃないのよ。グランヴェールの力、とくと見せてあげるわ!」
炎の魔装機神グランヴェールを駆るキュルケが張り切って言う

「…これが、因果地平から来た時空の罪人……」
「そうよ。こういうのを倒すために私が、イングラムが、そしてアストラナガンがいるの。タバサ」
「サイバスター、出力良好。いつでも行ける……」
淡々とした物言いの風の魔装機神サイバスターパイロット、タバサ。冷静にジュデッカを見据え。静かに闘志を漲らせる。

「ひ、人型といい戦艦といい…。て、敵さんも中々の物みたいだね!ぼ…ぼ、僕とザムジードも腕が鳴るよ!」
「声、震えてるわよ?あんまり無茶しないようにね、ギーシュ」
土の魔装機神に搭乗するのはギーシュ。少々気後れしている様子に彼にルイズが心配そうに声をかけた
「ば、馬鹿を言ってはいけない!僕とてやる時はやるってところを見せなきゃね!!ザムジード!頼んだよ!!」
両手で顔をパンパンと叩きギーシュは気合をいれた(気力+10)

「ああ、これが貴方の倒すべき敵なのですね?ルイズ・フランソワーズ」
アストラナガンの後方に現れたのは水の魔装機神ガッデスと操主のアンリエッタ
「姫殿下、いかに私の使命とは言え恐れ多くもアンリエッタ様まで来て頂くのは……」
「それは言わない約束です。貴方とその黒き天使のおかげで私は…いえ、我々トリステインの者達は幾度と無く救われたのですから!
さあ、行きましょうガッデス!」


「貴様、魔装機神を……!」
再び苦々しくユーゼスが言い放つ。よもやルイズが魔装機神を引き連れて来るとは思いもしなかったのだろう。
「その通りよ。イングラムがSDF時代にサイバスターから失敬したデータと
アストラナガンとサイバスターとの交戦記録を元にイングラムとミスタ・コルベールがエルフの先住魔法、
そして虚無の魔法で作り上げたレプリカに過ぎないのだけれど。でも甘くみないことね。ただのレプリカと思ってたら痛い目見るわよ!」
彼女の言った通りの確かにこれらはレプリカに過ぎない。
しかしルイズと共に戦った友との絆とその魔力をもってすれば本家の魔装機神に決して劣ることは無いだろう。



互いに戦力は出揃った。今、ここに甦った時空の罪人と再びそれを討たんとする虚空からの使者の最期の戦いが始まる!!



とりあえず前々からこいつ召喚してみたかったですけど小ネタで精一杯…あと「それも私だ」が復活した理由とかルイズがなんでそれを
知ってたかはとくに考えてません


続くかも…

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