あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

GTA-0_1

金、利権、シマ、女、薬……
汚れた欲によって発生するビジネス。
血肉と硝煙の臭いが染み込んだ全米最悪の街、リバティーシティ。
今、俺はそのクソ溜めを背景に車を走らせている。

数日前、爆発によって燃えカスになった50万ドル。
俺を嵌めたアバズレ、カタリーナへの手向けとなった紙切れだ。当然俺の懐は寒くなった。
寒いなら暖める。バカでも分かる理屈だ。そして懐を暖めるなら『 仕事 』をするのが手っ取り早い。
だが『 仕事 』を頼んでくる人間が居ないんじゃ話にならねえ。
代わりに居るのは俺を狙うゴキブリやネズミだけだ。そんな街に用は無い。



深夜の暗闇を切り裂くライト。 目の前に現れるのは無機質なアスファルトのみ。
静寂の中、ラジオの音楽とエンジン音が暗い車内に響く。

退屈な状況に欠伸が出そうになっていると、遠くからライトが見える。あの感じだと大型トラックだろう。
……こっちに突っ込んで来るなよ。
運転手ごと潰された車を思い出しながらトラックとの距離を縮め、すれ違おうとしたその瞬間


目の前にでかい鏡のような物が現れた。


回避行動を取る間も無く、車体は『 それ 』へと突っ込んで行き―――



……日の光を感じる。今は昼間なのか。どうやら長い時間気絶していたらしい。
俺は今、どうなっている。 周りの状況を確かめる為、ゆっくりと目を開ける。


何だ、これは。


目の前に昔のヨーロッパ人の様な格好をした、ピンク色の髪のガキが居る。
周りには目の前のガキと似た格好のガキどもが大勢居る。
緑の芝生に覆われた地面が広がり、道路など見当たらない。
昔のヨーロッパの城のような塀と建物が建っている。
つまり……ここは昔のヨーロッパの城に似せた庭園で
昔のヨーロッパ人の様な格好をしたガキどもが集まって何かしている、という事か?
とにかく厄介な状況には違いない。
そんな事を考えていると突然目の前のガキが喚きだした。
五月蝿い上に何を言っているのか全く分からない。いったい何語で話しているんだ。
このままでは埒が明かないので、近づいてくるハゲに話を聞く事にする。
「このガキはナニ人だ?言ってる事が分からない」

面倒な事にハゲも意味不明な言葉を返してきた。どういう事だ。
ここはアメリカだ。だが奴らは英語で話さない。…ふざけてんのか?

もういい、こいつらの相手などしてられるか。
そう思いエンジンキーを回すと、目の前の二人がその音に反応して体を揺らした。
何だ、車を動かしただけで驚いたのか? 呆れながら窓を閉める。
するとピンク頭のガキが窓を叩きながらまた喚きだした。ちっ、本当に何なんだこいつらは。
ガキを無視してアクセルに力を込め―――

ッ!?

突然、激しい鉄の裂傷音と共に強い衝撃が頭を襲う。
消えていく意識をかき集めてアクセルから足を外すが、それで限界だった。

新着情報

取得中です。