「パンツのゴムが切れたわ」
「うむ、そんな事もあろうかと・・・・」
「うむ、そんな事もあろうかと・・・・」
その使い魔は何かと用意の良すぎる所があった。
そんな彼は、異世界の技術『科学』の専門家であり、コルベール教師と共に日夜とある物を修理しようとしているとか。
そんな彼を呼び出したルイズとその仲間達がソレを目にしたのは、フーケが宝物庫の地下に納められた、『破壊の船』の奪取に現れた夜。
「破壊の船なんてどこにもありゃしないじゃないの!!ただの鉄の塔が建っているだけだなんて。」
フーケが叫ぶ。フーケの後を追って宝物庫地下に進入するルイズとその使い魔が目にしたのは、地下にそびえ立つ、巨大な鋼の塔のごとき建築物。
「鉄の塔?」
「いや、これこそが破壊の船。私とコルベール氏が、学園長の指揮の下、王立魔法研究所と共に修復を試みていた物なのだ。」
「いや、これこそが破壊の船。私とコルベール氏が、学園長の指揮の下、王立魔法研究所と共に修復を試みていた物なのだ。」
そして、幾ばくかの時は流れ、レキンコスタの軍勢がトリステインを襲った日、伝説が動き始める。
「エレオノールお姉様!なんでそんなプロポーション丸わかりのパッツンパッツンな服を着て、こんな所にいらっしゃるのですか!!」
「聞くな、チビルイズ!!私だって恥ずかしいんだから!!」
「聞くな、チビルイズ!!私だって恥ずかしいんだから!!」
そこに諸悪の根源が現れ、ルイズ達にエレオノールの着ている服と同様の物が差し出される。なんでも、この船では女性はコレを着るのが通例だとか。仕方なく更衣室で着替えて来た一同に、諸悪の根源オールド・オスマンは厳かに告げる。
「コレより本艦は浮上し、敵レキンコスタ艦隊を殲滅する。コルベール機関長、準備は良いか。」
「なんら問題ありません、オスマン艦長」
そして艦長と呼ばれたオスマンは帽子のつばをおもむろに直し叫んだ。
「宇宙戦艦ヤマト発進!!」
(続かない)
注意:オスマンとコルベールになぜか死亡フラグが思いっきり建っているように見えるケド気にしないように。
-「宇宙戦艦ヤマト」の真田技師長を召喚