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使い魔のゼロ 第一話

第一話 赤の戦士

ルイズは煙が晴れると、呼び出された男を見て失望を感じた。
自分はもっと力強く立派な使い間を求めていたのだ。しかし現れたのは変わった格好をした男。
鎧を着けていることから傭兵か何かかもしれないが杖を持っていないことからただの平民なのだろう。
まわりもすでに私が平民を呼び出したと早速はやし立てている。
こんなのを使い魔にするなんてまっぴらごめんだ。
「ミスタ・コルベール!もう一度召喚させて下さい!」
教師に向けてそう懇願するも、
「これは伝統なんだ。ミス・ヴァリエール。儀式を続けなさい」
にべも無く切り捨てられる。その後も一向に折れようとしない。
このハゲ、心の広さまでデコの広さに持ってかれてやがる。
そう、貴族にあるまじき悪態をつきながらもルイズは渋々、再び男に目を向ける。
男は気を失っているようでこの喧騒の中でも動く気配を見せていない。
それどころか微動だにしていなかった。
もしかして死んじゃってんじゃないよね?と不安を感じつつも
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ヴァリエール」
 五つの力を司るペンタゴン
 このものに祝福を与え、我の使い魔となせ」
そうしてくちびるをあわせた。 

解る「ぐっ!」
男はそのとき初めて反応を見せた。
コルベールが男の左手を取りルーンが刻まれていることを確認する。
生きていることは解かったがこれで正式にこの平民が自分の使い魔になってしまったわけだ。
「う、ここは?」
ここでようやく男が目を覚ました。と、周りを見回し、
「ここはどこだ、ラグナロクは、地上はどうなったんだ?」
といきなり訳の分からないことを言ってせまってきた。
「いっ、いきなり何するのよ!」
男はすると手を引き
「すまない」とあやまってきた。案外素直だと思ったが使い魔、まして平民が従うのは当然と思い直した。
コルベールはルーンの形に興味を持ったようだったが
時間がきたということから解散し、生徒ともども
フライで学院へと飛んでいってしまった。
「飛んだ?、レプリロイドなのか?」
「は、メイジが空を飛ぶのがそんなに不思議?」
「フライ」も知らないなんて大丈夫かこいつは。おまけにレプリ何たらとか分けの分からないことを口走るし。
どこの田舎者だ、こいつは。
だがこれからはこいつとやっていかなくてはならないのだ。
「まあいいわ。それより契約のときも言ったけどあんた寝てたからもう一度いうわ。
私はルイズ。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ヴァリエールよ。それであんたの名前は?」
その答えを聞いてルイズは今日一番いやな気分になった。

「俺の名は……、ゼロ、だ」

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