「ゼロと竜騎士-9」(2007/08/06 (月) 03:10:47) の最新版変更点
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キュルケ曰くの「作戦会議」はアルヴィーズの食堂で開かれた。
夕食前の時間であるせいか、ホールに人の姿は殆どない。
食堂を管理する使用人たちも、みな厨房に入ってるようだった。
テーブルクロスの交換にやってきた黒髪のメイドがルイズら一行に気づいてお茶を用意してくれたが、見当たる人影と言えばその程度だ。
ティーカップに注がれた紅茶で一息ついた後、最初にキュルケが言ったのはこんなことだった。
「ところで、競技会って実際なにをやらされるわけ?」
至極真面目な顔で言うキュルケに、呆れたのはルイズだ。
作戦会議なんてことを言い出すから何か考えがあるかと思えば、所詮こんなものか、と。
「学院長が仰ってたでしょ? 四系統魔法を象徴するような障害物を乗り越える、障害物競走よ」
「そんなことは分かってるわよ。私が言いたいのはね、ルイズ、その障害物競走ってので、具体的にどんな障害があるのかってことなの」
「どんなって、それは――」
言われてみればそこまでは説明されていない。
そこも気になるが、いつの間にかキュルケが自分のことをファーストネームで呼び捨てにしているのに気づいて、ルイズは何だか落ち着かない気持ちになった。
「ね? 問題はそこなわけ。具体的に何をやらされるのか分かってなくちゃ、作戦なんて立てようがないのよ」
「だったらこんな集まりなんて無意味じゃないの」
「そう言われちゃあ返す言葉もないんだけどさ、無意味にしない為にも考えを出し合おうじゃないの」
そんなざっくばらんにまとめられてもなぁ、とルイズは天井を仰いだ。
もちろんそんな投げやりに天井を仰いだところで名案が浮かぶわけでもない。
微妙な沈黙だけが場を支配して、ふとビュウを見れば彼は普段通り平素な顔をしていた。
ひょっとしてチャンスだろうか、とルイズは机の下、小さくコブシを握る。
ビュウとの日常的な会話というのはまだ遠慮してしまう心が勝ってなかなか難しいが、こういう状況であれば話が出来るはず。
なにせ話題はお互いにとっての懸案事項、一方的にルイズが彼を巻き込んでという形になってしまっているのは心苦しいが、どんな形であろうと会話は会話、基礎の積み上げが更なる発展を生むのだ。
ルイズは小さく深呼吸をして、ビュウに話しかけた。
「ねぇビュウ、あなたには何かいい考えってない?」
そして小さくガッツポーズ。
よし、ごく自然に話しかけられたぞ、と。
「そういえばそうね、竜騎士さんって、お国じゃ竜騎士隊の隊長さんなんでしょ? こういう作戦会議なんてお手の物なんじゃなくて?」
キュルケもポンと手を打って同意する。
とはいえ話を振られたビュウは少し困った。
確かに作戦会議とかの経験もないわけではない。
が、反乱軍時代、オレルス救世軍時代を通してまともな作戦会議が開かれたことなんて、正直ほとんどなかったと言っていい。
だいたいがマテライトによる大雑把な指針の決定が行われた後、ゼンダックがそれを方向修正し、ヨヨがそれを承認して、細かなところの内容は殆どビュウが一人で決定していたというのがオレルス時代の実情だったのである。
それに、当時の仲間は色々と癖の強い面子ばかりであったが、なんだかんだ言ってみんな優秀だった。
翻って今の仲間、というよりはこの度の競技会に参加する相棒であるルイズを見てみる。
「……ビュウ、どうかした?」
うかつなことを言ってしまっては彼女を傷つけるだけだ。
そう思うと何時もの様に苦笑いのような愛想笑いをするしかない。
(とはいえ、ヘラヘラしてても話は進まないか)
若干の諦観を交えつつ口を開くことにした
「作戦を立てるに当たって考えることは幾つかある。その一つが自分たちが達成すべき作戦目標はなにか、ということだ。
今回の場合はこの作戦目標が競技会でギーシュに勝つ、ということになるんだけど、それは分かるね?」
そんなの当たり前じゃない、とルイズが頷く。
「じゃあ次に考えることは、どうやってそのギーシュに勝つのかっていうことだ。
ギーシュに勝つという目標を達成するにはにはどんな問題があって、その問題を解決するにはどう対処しなくてはいけないか、まずはそれを整理する必要がある」
「どんな問題があって、どう解決するか、ねぇ……っていうかさぁ、竜騎士さん?」
一瞬頷きかけたキュルケが眉をひそめる。
何かに気づいたのだろう、その隣ではルイズも同じことに思い至ったようで、彼女も眉をひそめていた。
「それって結局は、何をやらされるか分かってなくちゃ、その対処法が分からないってことなんじゃない?」
それじゃ言葉を言い換えただけで何の問題も解決してないじゃないの、とぶちまけた。
そうなのだ。
問題としているのは競技会でどんな障害が出るのか、という点であり、ビュウが迂遠な言い回しで示したのも、結局は同じことである。
キュルケは期待はずれといった視線をビュウに向けるが、ビュウは苦笑しただけで話を進めた。
「そこまで分かってるなら後は行動に移すだけなんじゃないか?」
「行動って? いや、だから、障害がなんなのか分からないから、どんな対処も打てないって言ってるじゃないの」
「障害がなんなのか分からなくて、それで対処が出来ないんなら、実際にこれまでの競技会でどんな障害が出題されのか、それを調査すればいいんだろう?」
ビュウの言葉にルイズとキュルケはきょとんとした顔をして、それから項垂れた。
ビュウの言ったことは極当たり前のことだ。
だがその当たり前のことを見逃していた自分たちに呆れてしまったのである。
キュルケは首を振り振り苦笑して、
「目標が単純化されてると視野狭窄に陥りやすいって言うけど……」
今回の場合は競技会でギーシュに勝つ、という単純化された大目標に目を晦まされていた。
分からなければ調べる、というのはメイジの領分で、当たり前の常識だ。
そんなことも忘れるほど混乱していたとは思いたくはないのだけれど、とキュルケは自省する。
ルイズも同じだ。
魔法が使えないだけにその足りない部分を学科で補おうと、分からないことがあれば必死で調べて勉強していたのは、ルイズにしてみればそんなものはこの学院での生活そのものだったはずだ。
ビュウを呼び出してからは心理面で色々と追い込まれて、あまり熱心に勉強していなかったのだが、調べて補う、それはまさにルイズの領分であったはずなのだ。
「問題を整理するっていうのは、そういう小さな見落としを一つ一つ拾い上げていくことなんだよ」
ビュウは紅茶を啜って、話を続けた。
作戦目標を敵城の陥落だと設定する。
その場合、敵城を落とすには、城に居座る将軍を排除しなくてはならない。
敵将を排除するには、まず敵将の下へ辿り着かなくてはならない。
敵将に辿り着くには、城を守る防壁を破壊しなくてはならない。
防壁を破壊するには、防壁を守る敵軍を撃退しなくてはならない。
敵軍を撃退するには、敵軍の布陣状況を把握しなくてはならない。
敵軍の布陣状況を把握するには、偵察を出して調査をしなくてはならない。
目の前の問題を一つ一つ解決していくことの積み重ねが、作戦目標への達成へと繋がるのである。
「その問題の解決方法を、最終目標達成まで順番に並べたものがあなたの言う『作戦』ってわけね」
その言葉にビュウは頷く。
今言ったそれは所謂正攻法に基づく考え方だが、それが通じなかったときにだけ奇襲や奇策というものが必要とされるのだ。
今はまだその段階ではない。
ならば当たり前の方法を積み重ねることで、目標達成に向けて邁進するのみである。
キュルケがよし、と一つ頷く。
「それじゃあとりあえずこれからやることの一つは見えたわね。競技会についての情報収集、まずはこれだわ」
「でも情報収集って言ってもどうするのよ、ツェルプストー。学院長先生の話を信用するなら、競技会が最後に開かれたのは数十年前ってことになるわ。その頃の資料なんて、残ってるのかしら」
「ううん……それもそうよねぇ。タバサ、残ってると思う?」
実際にそうした資料が残されているとしたら、それは学院の図書館だ。
そして図書館といえばタバサである。
読書好きのタバサは、一年の頃は暇な時間、いつだって図書館に篭っていた。
最近はシルフィードを召喚したこともあって、図書館で借りた本をシルフィードを背もたれにして屋外で読む、というスタイルに変わったようだが、それでも図書館と言えばやはりタバサが第一人者だろう。
そのタバサは例によって読んでいた何かの本から僅かだけ視線を上げ、答えた。
「少なくとも、一つ残ってるのは確実」
「あら、ほんと?」
「学院長の持っていた本。あれが第一」
「ああ、確かにそりゃそうよね」
オスマンの持っていた本とは、あの埃まみれの「競技会運営要綱」のことである。
運営するための要綱であることを考えれば、あれ以上に分かりやすい資料はないと考えていいかもしれない。
しかしそれに異論を挟んだのはルイズだ。
「でもそれって、私たちが言って貸してもらえるものなのかしら? だって私、出場者なのよ?」
「まあそうよねぇ。でもルイズ、言うだけならタダなんだし、言うだけ言ってみたら?」
「言うだけならタダって、そんな乞食みたいな考え……」
「気持ちは分かるけどさ、調べなきゃ始まんないんだし、なんの事前情報も準備もなしで、あんたギーシュに勝てると思ってんの?」
「それは……」
下唇を噛む。
勝てるはずがない。
ギーシュはあんなだが、あれでれっきとしたドットメイジである。
それにギーシュの操る青銅のゴーレム、ワルキューレの七姉妹はドットメイジの扱う魔法としては破格だ。
七体のゴーレムを同時に、あれだけ器用に扱うという点について、ギーシュの教師陣からの評価は高い。
対するルイズは魔法らしい魔法なんて口頭魔法しか使えないのだ。
「分かったわよ、行けばいいんでしょ?」
「そういうこと。じゃあルイズはとりあえず学院長室ね。私はタバサと一緒に図書館を当たってみるわ」
「なんであんたが仕切ってるのか、その辺がちょっと釈然としないんだけどね……」
「あんたが仕切れるんならそれでもいいんだけどね。なんならやってみる?」
「もう大体決まっちゃってるのに、いまさら何を仕切りなおせってのよ」
「競技会についての調査が一通り終わった後にもまた作戦会議はやるでしょ? そのときに司会したらいいじゃない」
司会と言われると何か違う気がするのだが、ルイズはむぅと唸ってそれ以上の反論は控えた。
ともあれ一応の方針が決まった以上、後は動き出すだけである。
キュルケはタバサを連れて図書館へ向かった。
ルイズもビュウに声をかける。
緊張してしまうのは相変わらずだ。
それでも、と小さく深呼吸をしてビュウへと振り返る。
「それじゃビュウ、私たちも行きましょ? まずは学院長室よ」
「素直に借りられるといいんだけど、どうなるかな」
「とりあえずは当たって砕けろの精神で行くしかないわね。借りられなかったら、そのときはまた考えたらいいわ」
「了解」
よし、ちゃんと話せた――ルイズは内心で、また小さくガッツポーズ。
こういう当たり前を繰り返して、積み重ねていけばきっと、そう遠からずいつかはビュウとだって当たり前に会話を出来るようになれるだろう。
そのためにはこの共同作業、競技会へ参加しギーシュを倒すという分かりやすい共通目標を持てたのは、返ってよかったのかもしれない、とルイズは思う。
(そうよ、悪い方悪い方に考えててもしょうがないんだから)
ビュウを引き連れて学院長室を目指す。
学院長のオールド・オスマンが競技会運営要綱を貸してくれるかどうかは確かに気掛かりだったが、
ビュウとの契約以降ずっと解決できずにいた懸案事項に一筋の光明が差してくれたようで、歩む足取りそのものは軽快だった。
図書館は古い紙の匂いと埃の匂いが混じりあった一種独特な匂いに満たされている。
それは決して不快な匂いではないのだが、どこか陰気臭い雰囲気ばかりが鼻について、やはりここは自分の性には合わないな、とキュルケは思っていた。
それに対してタバサはと言えば、その独特な匂いに包まれて、そこはかとなくリラックスしているように見える。
(この子、やっぱり本が好きなのねぇ)
シルフィードと契約して以降はよく屋外でも姿を見かけるようになって、これはいい傾向よねと思っていたのだが、またいつちょっとした切欠で本蔵篭りの本の虫に戻ってしまうか分からない。
まだまだ目が離せないなぁ、なんて保護者でもないのにそんなことを思ってしまう自分に、キュルケは小さく苦笑した。
「ところでどう、タバサ? お目当ての本はあった?」
「……」
「タバサ?」
「――まだ、見つからない」
お目当ての本というのは、オスマンが持っていたのと「競技会運営要綱」の本である。
オスマンが所有していたものとまったく同一のものが見つかる可能性は低いが、あれが運営の「要綱」であるのなら、当時の他の教員が所有していたものがきっと他にもあるはずだ、というのがタバサの意見だった。
その教員が学院を去る際に、要綱もまとめて持ち帰ってしまったという可能性もある。
だが、そうでないなら焼いて捨ててしまうか、或いはここ、図書館の教員用書架に置き捨てていったという可能性も決して低くはないだろう。
そんなわけでキュルケとタバサの二人はこの教員用書架を漁っているのだが。
「ん~、駄目ね。こっちの列には無さそうだわ。タバサ、そっちは?」
「こっちも、まだ」
「そう……そうそう上手くはいかないものね」
「……」
「ルイズと竜騎士さんの方はどうなってるかしらね」
言いながら隣の書架へ。
教員用の書架というのは普段生徒には公開されていない。
今日だってタバサが司書に仲介してくれなければ、教員用書架の区画に入ることも出来なかっただろう。
普段入らない区画だけに、題名をざっと流し見ているだけでもそれなりに興味深いタイトルが幾つか目に付いたりする。
時折手にとってみたい衝動に駆られたりもするが、今はそういう時ではないと我慢するのだ。
それでもやはり、この図書館の陰気臭さはキュルケの性分には合わないのだけれど。
だから、というわけではないだろうが、今まであえて口にしてこなかった思いが、するりと漏れてしまった。
「ねぇ、タバサ」
「……」
「正直なところ、どう思う? ルイズはあのギーシュに勝てるかしら」
その疑問を今まで口にしなかったのは、やはりルイズには無理だ、という思いがあったからだろう。
確かに今のキュルケはこれまでの二人の係わり合いが嘘だったかのようにルイズに肩入れをしている。
しかしやはり心の奥底、冷静な部分ではゼロのルイズが青銅のギーシュに勝てるなんてことは無理だ、とそう考えていたのだ。
だが、実際にルイズがギーシュに敗北するようなことになれば、ルイズは再び立ち直れないかもしれない。
ルイズどころかその使い魔であるビュウのことまで侮辱したギーシュの発言は、一面で正しくもあるのだ。
いくらビュウが竜騎士だと名乗ったからといって、彼はその証拠たるものをこれまで一切示してきてはいない。
カーナという彼の故郷のことをキュルケは知らないし、恐らくタバサも知らないだろう。
どうも見ていると、学院長であるオスマンでさえも把握していない節がある。
だが彼が、ビュウが竜騎士であるということは、今のルイズの自尊心を支えている柱でもあるのだ。
竜騎士というのは選ばれたエリートである。
そのエリートをゼロと蔑まれてきたルイズが召喚したという事実は、学院の生徒たちにとって大きな衝撃であったが、それは他ならぬ誰よりも、召喚者であるルイズにとって大きな意味を持つ事実だった。
コモンマジックの魔法とはいえ、使い魔召喚と契約、両方の儀式に成功した。
そしてその結果、竜騎士というある意味選ばれた存在を使い魔にすることができた。
ならば自分に魔法の才能がないなんてことはないはず、ゼロなんて汚名を返上できるのも、そう遠くないはず――。
その彼、竜騎士ビュウを否定するということは、すなわち今のルイズを否定するに等しい。
だからこそルイズは怒ったのだろう。
貴族の男子の面体に平手を張るだなんて、最悪の侮辱をしてまで怒りを示したのだろう。
そのギーシュに敗北してしまうということが、今のルイズにどういう影響を与えるのか――、キュルケは想像するだけで胸が痛む。
思い出されるのは、召喚に失敗したと思い込んで泣き腫らした、あの日の折れそうな程にか細い背中だ。
「多分、勝てない」
タバサから何の温度もない返答が返されたのは、キュルケが無意識に自分の肩を抱いたときだった。
その答えに心寒さはいっそうに増したようで、キュルケの表情は沈む。
「やっぱり、そう思う?」
キュルケの縋るような問い返しにタバサは当たり前のように頷いた。
「――でも」
「でも?」
「あの人がどういう人かで、まだ話は変わる余地があると思う」
「あの人って……竜騎士さんのこと?」
タバサはまた、いや、今度は僅かな逡巡とともに頷いた。
「あの人が優秀な竜騎士なのは、間違いないと思う」
「なんで?」
「シルフィードが一目で懐いた。あと、あの人の持ってる剣と鎧、凄く高度なアーティファクト。ちょっと普通じゃない。あれだけの物、なかなかお目に掛かれないから」
「タバサが見てもそう思うの? だとしたら、それだけの代物を持ってる人がただの役立たずってことはないと思うけど……でもあの人、魔法は使えないんでしょ?」
タバサは「わからない」と首を振る。
本人が言うのだから魔法は使えないのかもしれない、しかし、魔法も使えない、なんの取り得もないという人間が竜に無条件に好かれるとも決して思えないのだ。
あの竜騎士にはまだ分からないことが多い。
そして、分からないことがあるなら、メイジがすることなんて一つしかない。
先ほどはそのおかぶを件の竜騎士に奪われもしたが――、そのタバサの意見にキュルケはなるほど、と納得とした。
「作戦を立てるために情報が必要っていうのなら、あの竜騎士さんに何が出来て何が出来ないのか、そういう情報も必要よね」
「そう。それ次第では、まだ勝ちの目が拾えるかもしれない」
ならば、とキュルケは再び書架に向かう。
まずはルイズを勝たせるために必要な情報を集めることが先決だ。
それが終わったら次はあの竜騎士になにができるのか、そこを吐かせるところから始めるのもいいだろう。
タバサが一目見て普通じゃないと感じたという剣と鎧、簡単に初見の竜を懐かせたという手腕。
多少の期待を抱いてしまう。
(せいぜい期待に応えてよね、竜騎士さん)
ルイズをまた泣かせるような、そんな情けない力量だったら許さない、二度といい加減なことを口走れないように、その口を縫い付けてやる。
書架に詰まった本のタイトルを一通りチェックしながら、キュルケはそんなことを思って本の捜索を再開した。
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