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「堕天召喚録カイジ 第9話」(2009/04/11 (土) 20:22:04) の最新版変更点
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第九話「決着」
「痛っ……!」
全身に走る痛みに、カイジは目を覚ました。気がつけば、自分はルイズのベッドに寝ているのだった。
体には包帯が巻かれている。ギーシュの繰り出したゴーレム『ワルキューレ』にぼこぼこに殴られた怪我は、思いのほか重傷であったようだ。
「あら、起きたの。まだ傷は痛む、カイジ?」
「あ、ああ……」
「あんた、死ぬ寸前だったのよ……よく命が助かったものだわ。そうそう、何か食べる? あのメイドが食事を作って持ってきてくれたけど……」
「いや……今はいい」
カイジはギーシュとの決闘を思い出していた。7体もの青銅のゴーレム……我ながらよく生きていたものだと思う。
痛む体をカイジはゆっくりと起こした。ちらちらとカイジを気にしながら、気もそぞろな様子で編み物?らしきものをするルイズに顔を向ける。
「何か聞きたいって面だな……」
「え、ええ。そうね……教えて欲しいわ。あんたが、どうやってギーシュのカードを当てることが出来たのか……
まさか、本当に未来が予知できるとか、相手の心が読めたりするの……?」
「ククク……まさかっ……!
予言はブラフ……目くらましっ……! イカサマに気づかせないための方便っ……!
俺のやったことは単純……明快……! ただカードを覗かせて貰っただけさ……
協力者の力を借りてな……」
「なにぃっ……! ありえないっ……! 不可能……どう考えても不可能ざんす……!
ギーシュは覗かれるのを恐れて、相当注意をしていたはずっ……! それを覗くなんて不可能っ……!
断言するっ……! カードを見ていたのはギーシュだけ……!」
ルイズの言葉にカイジは首を振る。
「違うな。あそこにはもう一人いたのさ……熱心にカードを見つめるギーシュのほかに、目撃者がっ……!」
遡ってギーシュとカイジの決闘の場面。
ギーシュは追い詰められていたっ……! 手持ちのカードは『平民』と『皇帝』っ……!
次で勝負が決まるっ……!
ざわ…… ざわ……
「おい……ギーシュの奴、三回続けて『平民』のカードを出したぜ……」
「こ、これで次、『皇帝』のカードを出して負けたら……」
「あ、あの使い魔の予言どおりっ……!」
ざわ…… ざわ……
(ククク……こうまで目くらましの予言に踊ってくれるとはなっ……!
ギーシュっ……! お前は逃げた……勝負からっ……!
そもそも、『皇帝』を出すなら早いほうがいいのは当然っ……! 遅れるごとに勝つ確率は下がるんだから……!
『平民』を出せば負けないが、それはいわば保留っ……! 引き伸ばしに過ぎない……
結果がこれっ……! ククク……いつの間にか確率は二分の一……!
追い込んだのは、お前の臆病さ、それ自身だっ……!)
「ぐっ……! ぐっ……! ぐっ……!」
ギーシュは震えながら『皇帝』を選択っ……! カイジが『平民』を出せば勝利っ……! ギーシュの勝ちっ……!
(頼むっ……! 頼むっ……! きて、来てくれえ~っ……!)
ボロ…… ボロ……
涙を零すギーシュ。これに負けたら死っ……! 死ぬのだっ……! 平民ごときにハンデを付けられて負けるっ……!
カイジも自分のカードを伏せ、ギーシュは震える手でカードを開くっ……!
「『皇帝』っ……! ギーシュは『皇帝』のカードだっ……!」
「つ、使い魔が『奴隷』なら、使い魔の勝ちだっ……!」
ざわ…… ざわ……
「ククク……いったろう、ギーシュ・ド・グラモンっ……!
『奴隷』は……『皇帝』を刺すっ……!」
カイジのカードは『奴隷』っ……! ギーシュの敗北っ……! この瞬間に決定っ……!
ぐにゃ~
「夢……! これは夢だ……ありえないっ……! うそでしょ……ねぇ……」
「ところがどっこい、夢ではありませんっ……!
ギーシュくんはアウツっ……! 決闘は俺の勝ちっ……!」
途端に沸き起こる拍手……! 喝采……!
パチ パチ パチ パチ
「congraturation! congraturation! 」
「おめでとう……! おめでとう……!」
カイジを包む祝福っ……! カイジ、幸福の瞬間っ……!
と、ギーシュの大声が響いた。
「ばかなっ……! ありえないっ……! これはイカサマ……! インチキっ……!」
「ククク……何を証拠に吼えるっ……! 負け犬がっ……!」
「インチキ……! インチキ……! 無効っ……! やはり決闘なら、僕はワルキューレを使うっ……!
だって、メイジだものっ……! 貴族が魔法を使うのは当然っ……!」
ギーシュが杖を振ると、青銅のゴーレムが七体現れた。
ワルキューレはカイジを囲んでボコボコに殴り始めるっ……! リンチ……! フルボッコっ……!
「がっ……! ぐはっ……! きたねぇぞっ……! 負けたからってっ……!」
「うるさいっ……! カカカ……貴様が死ねば全て解決っ……! 死ねっ……死ねっ……死ねっ……!」
「ちょっと、やめなさいよ、ギーシュっ……!」
必死で叫ぶルイズの声にも、ギーシュは耳を貸さない。既にその顔は恍惚っ……!
「カカカ……ククク……! きぃっ……! きぃっ……! 死ねっ……! カイジっ……!」
カイジの意識の糸が途切れたのと、ギーシュのゴーレムが音を立てて潰れたのが同時だった。
そこにいたのは、オールド・オスマンっ……!
「ミスタ・グラモンっ……! コココ……! それまでじゃっ……!
全て見させてもらったっ……! たとえカードであれ、決闘は決闘っ……!
そして、敗北は敗北っ……!」
「そ、そんなっ……! た、助けてっ……! だずげでっ……!」
オスマンの言葉に、ガクガクと震えながら涙を流すギーシュっ……!
老人はニヤリと狂気の笑みを浮かべたっ……!
「ククク……とはいえ、命を奪うのはちと極端っ……!
そこで、君をわしの地下遊技場に案内しようっ……!」
さっと、ギャラリーの空気が変わるっ……! 老人の作った狂気の遊技場っ……!
生きては出られぬ闇のゲームの数々っ……!
「楽しいぞっ……闇のゲームがゴロゴロっ……!
ひょっとしたら、生きて出られるやもしれん……! カカカ……!
おいっ……連れて行けっ……! 地下1050階っ……! 『遊戯王の間』だっ……!」
「い、いやだぁーっ……! だずげでっ……だずげで……! おろへっ……! おろひて……」
泣き喚くギーシュを、教師たちがガッチリと掴む。そのままズルズルと引っ張っていく。
「おろへません……!」
「ああああぁっ……! あああぁぁぁっ……!」
こうして、ギーシュは闇に消えていった。 老人の狂気が作った、絶望の城へっ……!
第九話「決着」 終わり
「……というわけよ。そろそろ教えてよ、カイジ。どうやってギーシュの手札を見たの……?」
カイジが気絶してからの顛末を話したルイズが尋ねる。
「簡単だ……。なぜか、俺には幻獣の考えを理解できる力があるみたいだった……
そして、使い魔の役割……それは主人の目になり、耳になること……いわば、感覚の共有っ……!
なら、そこから導かれる答えは必然っ……!」
しばし考え込んだルイズは、やがて、はっと気がついた。
「あ、あんたまさか、あのモグラ……!」
「そうだっ……! 俺が思考を読んでいたのはギーシュじゃないっ……! 奴の使い魔ヴェルダンデだっ……!
ヴェルダンデにはギーシュのカードが見えていた……! 当然っ……!『ギーシュだけ』がカードを見ていたからなっ……!
あとは、気がつかれないようにブラフの予言っ……! ギーシュは考え込めば考え込むほど、必死にカードを見るって寸法……!」
なるほど、言われてみればあっけないイカサマであった。
「やれやれね……これ、あんたが起きたら渡すようにって、オールド・オスマンが持ってこさせた手紙なんだけど……」
ルイズはゆっくりと手紙をカイジに手渡す。カイジは受け取った手紙を読んだ。
中に書かれていたのは、招待状っ……! 地下遊技場への、ゲストとしての招待……!
「カイジ……行ったり、しないわよね……?」
心配そうな表情で訊くルイズ。だが、カイジは首を振った。
「行くっ……! 理由はどうあれ、ギーシュを救ってやらなきゃならねぇっ……!
奴は小悪党っ……! ただの子供に過ぎないっ……! そんな子供を地下に叩き落すあの老人っ……!
あれこそが敵の親玉っ……! 皇帝っ……!
俺は、皇帝を刺す奴隷っ……! だから、この招待を受けるっ……!」
カイジの言葉を黙って聞いていたルイズは、やがて決心したように言った。
「だったら……わたしも行くわ。たった三日で使い魔に逃げられたなんて、かっこつかないもの……
そ、それに……あんたは、わたしの使い魔だもの!」
こうして、奴隷と虚無の反逆が始まったっ……!
そう……二人は運命の鎖を断ち切るためにっ……! 地下へっ……! 絶望の城に向かうっ……!
一人の落ちこぼれた少女が、一人の博徒を召喚したっ……!
これは、そんな出会いから始まる物語である……!
堕天召喚録カイジ 「召喚の鎖」完
結論としてっ……!
やっぱりカイジはゼロの使い魔に合わないっ……! 自明っ……! あまりにも自明の事実っ……!
あと、謝罪っ……!
すべてのシエスタファンごめんっ……! 俺もシエスタは大好きっ……! だから許してっ……!
「こんなのゼロ魔じゃない!」と思う方っ……! 100パーセントその通りっ……! 正論っ……!
以上、さよならっ……!
#navi(堕天召喚録カイジ)
第九話「決着」
「痛っ……!」
全身に走る痛みに、カイジは目を覚ました。気がつけば、自分はルイズのベッドに寝ているのだった。
体には包帯が巻かれている。ギーシュの繰り出したゴーレム『ワルキューレ』にぼこぼこに殴られた怪我は、思いのほか重傷であったようだ。
「あら、起きたの。まだ傷は痛む、カイジ?」
「あ、ああ……」
「あんた、死ぬ寸前だったのよ……よく命が助かったものだわ。そうそう、何か食べる? あのメイドが食事を作って持ってきてくれたけど……」
「いや……今はいい」
カイジはギーシュとの決闘を思い出していた。7体もの青銅のゴーレム……我ながらよく生きていたものだと思う。
痛む体をカイジはゆっくりと起こした。ちらちらとカイジを気にしながら、気もそぞろな様子で編み物?らしきものをするルイズに顔を向ける。
「何か聞きたいって面だな……」
「え、ええ。そうね……教えて欲しいわ。あんたが、どうやってギーシュのカードを当てることが出来たのか……
まさか、本当に未来が予知できるとか、相手の心が読めたりするの……?」
「ククク……まさかっ……!
予言はブラフ……目くらましっ……! イカサマに気づかせないための方便っ……!
俺のやったことは単純……明快……! ただカードを覗かせて貰っただけさ……
協力者の力を借りてな……」
「なにぃっ……! ありえないっ……! 不可能……どう考えても不可能ざんす……!
ギーシュは覗かれるのを恐れて、相当注意をしていたはずっ……! それを覗くなんて不可能っ……!
断言するっ……! カードを見ていたのはギーシュだけ……!」
ルイズの言葉にカイジは首を振る。
「違うな。あそこにはもう一人いたのさ……熱心にカードを見つめるギーシュのほかに、目撃者がっ……!」
遡ってギーシュとカイジの決闘の場面。
ギーシュは追い詰められていたっ……! 手持ちのカードは『平民』と『皇帝』っ……!
次で勝負が決まるっ……!
ざわ…… ざわ……
「おい……ギーシュの奴、三回続けて『平民』のカードを出したぜ……」
「こ、これで次、『皇帝』のカードを出して負けたら……」
「あ、あの使い魔の予言どおりっ……!」
ざわ…… ざわ……
(ククク……こうまで目くらましの予言に踊ってくれるとはなっ……!
ギーシュっ……! お前は逃げた……勝負からっ……!
そもそも、『皇帝』を出すなら早いほうがいいのは当然っ……! 遅れるごとに勝つ確率は下がるんだから……!
『平民』を出せば負けないが、それはいわば保留っ……! 引き伸ばしに過ぎない……
結果がこれっ……! ククク……いつの間にか確率は二分の一……!
追い込んだのは、お前の臆病さ、それ自身だっ……!)
「ぐっ……! ぐっ……! ぐっ……!」
ギーシュは震えながら『皇帝』を選択っ……! カイジが『平民』を出せば勝利っ……! ギーシュの勝ちっ……!
(頼むっ……! 頼むっ……! きて、来てくれえ~っ……!)
ボロ…… ボロ……
涙を零すギーシュ。これに負けたら死っ……! 死ぬのだっ……! 平民ごときにハンデを付けられて負けるっ……!
カイジも自分のカードを伏せ、ギーシュは震える手でカードを開くっ……!
「『皇帝』っ……! ギーシュは『皇帝』のカードだっ……!」
「つ、使い魔が『奴隷』なら、使い魔の勝ちだっ……!」
ざわ…… ざわ……
「ククク……いったろう、ギーシュ・ド・グラモンっ……!
『奴隷』は……『皇帝』を刺すっ……!」
カイジのカードは『奴隷』っ……! ギーシュの敗北っ……! この瞬間に決定っ……!
ぐにゃ~
「夢……! これは夢だ……ありえないっ……! うそでしょ……ねぇ……」
「ところがどっこい、夢ではありませんっ……!
ギーシュくんはアウツっ……! 決闘は俺の勝ちっ……!」
途端に沸き起こる拍手……! 喝采……!
パチ パチ パチ パチ
「congraturation! congraturation! 」
「おめでとう……! おめでとう……!」
カイジを包む祝福っ……! カイジ、幸福の瞬間っ……!
と、ギーシュの大声が響いた。
「ばかなっ……! ありえないっ……! これはイカサマ……! インチキっ……!」
「ククク……何を証拠に吼えるっ……! 負け犬がっ……!」
「インチキ……! インチキ……! 無効っ……! やはり決闘なら、僕はワルキューレを使うっ……!
だって、メイジだものっ……! 貴族が魔法を使うのは当然っ……!」
ギーシュが杖を振ると、青銅のゴーレムが七体現れた。
ワルキューレはカイジを囲んでボコボコに殴り始めるっ……! リンチ……! フルボッコっ……!
「がっ……! ぐはっ……! きたねぇぞっ……! 負けたからってっ……!」
「うるさいっ……! カカカ……貴様が死ねば全て解決っ……! 死ねっ……死ねっ……死ねっ……!」
「ちょっと、やめなさいよ、ギーシュっ……!」
必死で叫ぶルイズの声にも、ギーシュは耳を貸さない。既にその顔は恍惚っ……!
「カカカ……ククク……! きぃっ……! きぃっ……! 死ねっ……! カイジっ……!」
カイジの意識の糸が途切れたのと、ギーシュのゴーレムが音を立てて潰れたのが同時だった。
そこにいたのは、オールド・オスマンっ……!
「ミスタ・グラモンっ……! コココ……! それまでじゃっ……!
全て見させてもらったっ……! たとえカードであれ、決闘は決闘っ……!
そして、敗北は敗北っ……!」
「そ、そんなっ……! た、助けてっ……! だずげでっ……!」
オスマンの言葉に、ガクガクと震えながら涙を流すギーシュっ……!
老人はニヤリと狂気の笑みを浮かべたっ……!
「ククク……とはいえ、命を奪うのはちと極端っ……!
そこで、君をわしの地下遊技場に案内しようっ……!」
さっと、ギャラリーの空気が変わるっ……! 老人の作った狂気の遊技場っ……!
生きては出られぬ闇のゲームの数々っ……!
「楽しいぞっ……闇のゲームがゴロゴロっ……!
ひょっとしたら、生きて出られるやもしれん……! カカカ……!
おいっ……連れて行けっ……! 地下1050階っ……! 『遊戯王の間』だっ……!」
「い、いやだぁーっ……! だずげでっ……だずげで……! おろへっ……! おろひて……」
泣き喚くギーシュを、教師たちがガッチリと掴む。そのままズルズルと引っ張っていく。
「おろへません……!」
「ああああぁっ……! あああぁぁぁっ……!」
こうして、ギーシュは闇に消えていった。 老人の狂気が作った、絶望の城へっ……!
第九話「決着」 終わり
「……というわけよ。そろそろ教えてよ、カイジ。どうやってギーシュの手札を見たの……?」
カイジが気絶してからの顛末を話したルイズが尋ねる。
「簡単だ……。なぜか、俺には幻獣の考えを理解できる力があるみたいだった……
そして、使い魔の役割……それは主人の目になり、耳になること……いわば、感覚の共有っ……!
なら、そこから導かれる答えは必然っ……!」
しばし考え込んだルイズは、やがて、はっと気がついた。
「あ、あんたまさか、あのモグラ……!」
「そうだっ……! 俺が思考を読んでいたのはギーシュじゃないっ……! 奴の使い魔ヴェルダンデだっ……!
ヴェルダンデにはギーシュのカードが見えていた……! 当然っ……!『ギーシュだけ』がカードを見ていたからなっ……!
あとは、気がつかれないようにブラフの予言っ……! ギーシュは考え込めば考え込むほど、必死にカードを見るって寸法……!」
なるほど、言われてみればあっけないイカサマであった。
「やれやれね……これ、あんたが起きたら渡すようにって、オールド・オスマンが持ってこさせた手紙なんだけど……」
ルイズはゆっくりと手紙をカイジに手渡す。カイジは受け取った手紙を読んだ。
中に書かれていたのは、招待状っ……! 地下遊技場への、ゲストとしての招待……!
「カイジ……行ったり、しないわよね……?」
心配そうな表情で訊くルイズ。だが、カイジは首を振った。
「行くっ……! 理由はどうあれ、ギーシュを救ってやらなきゃならねぇっ……!
奴は小悪党っ……! ただの子供に過ぎないっ……! そんな子供を地下に叩き落すあの老人っ……!
あれこそが敵の親玉っ……! 皇帝っ……!
俺は、皇帝を刺す奴隷っ……! だから、この招待を受けるっ……!」
カイジの言葉を黙って聞いていたルイズは、やがて決心したように言った。
「だったら……わたしも行くわ。たった三日で使い魔に逃げられたなんて、かっこつかないもの……
そ、それに……あんたは、わたしの使い魔だもの!」
こうして、奴隷と虚無の反逆が始まったっ……!
そう……二人は運命の鎖を断ち切るためにっ……! 地下へっ……! 絶望の城に向かうっ……!
一人の落ちこぼれた少女が、一人の博徒を召喚したっ……!
これは、そんな出会いから始まる物語である……!
堕天召喚録カイジ 「召喚の鎖」完
結論としてっ……!
やっぱりカイジはゼロの使い魔に合わないっ……! 自明っ……! あまりにも自明の事実っ……!
あと、謝罪っ……!
すべてのシエスタファンごめんっ……! 俺もシエスタは大好きっ……! だから許してっ……!
「こんなのゼロ魔じゃない!」と思う方っ……! 100パーセントその通りっ……! 正論っ……!
以上、さよならっ……!
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