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#navi(ウルトラ5番目の使い魔)
前半部からの続き。
そのころ、この戦争を犠牲なくして終結させうる唯一の希望は、シルフィードを
一路北上させて、ロンディニウムへと急いでいた。
「これで、この戦争も終わるんだよな」
山林地帯の上空を飛びながら、才人はこのくだらない争いが、とっとと終わって、
残りの夏休み期間をのんびりと昼寝でもしてすごしたいなと、ため息をついた。
「ほんとに、こんなつまんない戦争はさっさと終わらせて、バカンスの続きと
しゃれこみたいわねえ」
「今回はあんたに同調するわ。こりゃもう戦争なんてものじゃないわ、
頭をなくしたドラゴン同士の醜悪な茶番劇よ」
キュルケやルイズも、うんざりといった様子で、彼女たちが思い描いていた
戦争の美のかけらも無い戦いに、これ以上つきあいたくないとつぶやいたが、
タバサとミシェルはそんな二人に釘を刺すように告げた。
「戦争なんて、参加してみればそんなもの」
「戦いが終われば、たとえ勝っても、隣にいた誰かがいなくなっている。
どんなにいい奴でも関係なくな。それらは名誉の戦死とたたえられるが、
実際には戦いの勝敗にはなんら関係ない犬死、無駄死にさ」
戦争の美などは、しょせん血濡れの本性を隠すための厚化粧でしか
ないことを、世の中の暗部と数々の実戦を潜り抜けてきた二人は、
いやというほど思い知っていた。
戦争を知る者と知らない者、その差は大きい。
けれど、戦争がくだらないものであればあるほど、さっさと終わらせるに
越したことはない。それで、具体的にどうしようかとルイズに問われると、
才人は簡単に答えた。
「クロムウェルとかいうやつが、ウェールズ同様に操られてるなら、
半殺しにして目を覚まさせる。超獣なり宇宙人なりが成り代わってるなら
ぶっ飛ばす」
「ずいぶんと荒っぽいわね」
「でも、確実だろう」
なにかすごい作戦案でもあるのかと思ったルイズは苦笑したが、
それが一番の近道であるとも認めていた。どっちにせよぶっ飛ばされる
クロムウェルとやらには気の毒なことだが、レコン・キスタなどという
つまらない組織を作った責任はとってもらわねばならない。
それが成功すれば、中核を失ったレコン・キスタは自壊して、戦争は
終結することだろう。その後のことは、アンリエッタ王女らが政治的に
解決をなす番であるから自分たちの出る幕ではない。あくまで、
やるべきことはヤプールの影響をこの大陸から排除することで、
国家間の問題などは、それ相応の人々に任せるべきなのだ。
だが、それにもまだ重要な問題が残っていることをミシェルが指摘した。
「しかし、ロンディニウムにはもう名のある貴族や将軍はたいして
残っていないだろうし、敗戦の混乱もあるだろうから、クロムウェルの
身辺に近づくのは難しくはないだろうが、あそこには恐らくワルドがいる。
あいつが護衛についているとなると、ことは容易ではないぞ」
奴に刺された脇腹の傷を押さえながら、ミシェルが憎憎しげに
言うのを、ルイズ、そして才人は視線を尖らせて聞いていた。
ルイズにとってはかつての婚約者であり、幼いころは面倒を
よく見てくれた恩人でもあるが、今は祖国を裏切ったあげくに敵の
走狗に落ちてしまった薄汚い卑劣漢、もう一度会ったら、この手で
引導を渡してやろうと決めていた。
また、才人もミシェルの話から、ワルドに乗り移ったものの正体に
見当をつけており、恐らくはウルトラマンAの最大の強敵となるで
あろうことを覚悟していた。だがそのためには、まず人間体であるワルドを
追い詰める必要がある。
「今奴は、乗り移られたためかワルドが使えていたスクウェアクラスの魔法を
使うことができない。それでも、グリフォン隊の隊長を任されるほどの体術と
剣技は健在だ。だが、今度は遅れはとらん」
特に、死線をさまよわされたミシェルは雪辱を晴らしてやると、歯を
食いしばらせながら杖を握り締めた。しかし、また命を投げ捨てかねない
危うさを感じた才人は、無理をしないようにと釘を刺した。
「ミシェルさんが危険を冒さなくても、あのいけすかないヒゲ親父はおれが
ぶっ飛ばして敵を討ってあげますよ。だから、安心して道先案内をお願いします」
「いや、お前の実力では、まだ奴には勝てないだろう」
「魔法が使えないなら、条件は五分ですよ。それに、元々気に入らなかった上に、
ヤプールに操られたにしても、ミシェルさんを殺しかけたなんて許せるわけ
ねえだろ、絶対ギタギタにしてやる」
血まみれで死に掛けていたミシェルを見たときの絶望感は、いまでも
忘れられない。ミシェルは、才人が自分の子を傷つけられた親のような
純粋な怒りを自分のために燃やしてくれたことに、さらに信頼を深くした。
「サイト……わかった、私の命はお前に預けるよ」
キュルケはここで、身も心も預けるよ、と言えばよかったのにと思ったが、
それはいくらなんでも過大要求すぎるだろう。もっとも、鈍い才人はそこで、
「はい、全力で守り通しますよ」
と、言葉どおりに受け取って、女性が自分を預けるという意味に気づきも
しなかったが、そこで例によってルイズが。
「あんたはまずご主人様を命に代えても死守することに専念なさい!」
などとかんしゃくを起こして、才人の股間を蹴り上げたので、いつもの
ドタバタした雰囲気になって、キュルケ好みのムードは飛んでしまったので、
我関せずと、懐から赤い雨で台無しになってしまった本を取り出して、
はりついたページと格闘しながら読みふけっているタバサの隣に座り込んだ。
だがそれにしたってつくづく思う。
「まったく、さっさと夏休みの続きを楽しみたいものね」
トリステイン魔法学院の夏休みは長い。全部が片付いたなら、ルイズから
ティファニア、知っている人たちをみんな集めて、もちろんアニエスやミシェルも
いっしょに、全員そろって盛大に宴でもしたいものだと、キュルケは揺られながら
思うのだった。
しかし、加速を続ける時代の潮流は、次元を超えた先の地球でも、
その勢いを緩めてはいない。
「ロンドン発東京行き、ヨーロッパ航空101便にお乗りのお客様は、
三番ゲートまでお越しください」
この日、イギリスのロンドン空港に、日本行きの便を待つ一組の男女がいた。
「やっと時間ね。いくわよジョージ、いつまでサイン会やってるのよ」
「おや、もうそんな時間か、すまないねセニョリータたち、この続きは
今度の試合のあとでね」
一人は、ひきしまった肉体とクールな印象を与えるロングヘアの若い女性。
もう一人は、全世界をにぎわすサッカースペインリーグのトップチームのロゴを
あしらったジャンパーを着た、精悍な長身の男。二人の名は、カザマ・マリナと
イカルガ・ジョージ、日本発の女子プロライダーと、スペインリーグのスーパースターだ。
だが、彼らにはもう一つの顔がある。すなわち、かつてヒビノ・ミライたちと
共に地球を守るために戦ったCREW GUYS JAPANのメンバーとしての一面だ。
「久しぶりの日本だな。またあいつらに会えるかと思うと、わくわくするぜ」
「あの熱血バカが隊長で、今でもちゃんとやっていけてるのかしら?
新人隊員たちまでバカが移ってなければいいんだけどね」
今彼らは、GUYSへと復帰するために、日本へ出発するところだった。
けれども、GUYSとしての仕事ももちろん大切だが、彼らにも本業の
レースやサッカー、仲間たちにかなえると誓った夢があるので、それを
おろそかにするわけにはいかなかったが、GUYSで鍛え上げた彼らはそれぞれ、
イギリス国際七十二時間耐久ラリー制覇と、スペインリーグ史上最速での
チーム優勝を決めるという快挙を成し遂げ、誰に後ろ指さされることも無く日本に
向かおうとしている。
すでに日本では、かつてのGUYSメンバーたちが続々と集まってきており、
彼らで全員集合となるはずである。
「だがそれにしても、イギリスで怪獣とやりあうことになるとは思わなかったな」
「ええ、ヤプールの影響が日本以外にも現れはじめたってことかしら」
実は、彼らは出発直前にGUYS ENGLAND(イングランド)の要請を受けて、
イギリスに出現した怪獣の迎撃に参加していたのだ。
それは三日前のこと、イギリスのスコットランドにある、世界的に有名な湖、
ネス湖で、一隻の遊覧船が火災を起こして沈没した事故から始まった。
それだけであったら、よくある船舶事故で済ませられていたであろうが、
沈没した船が湖底の地層を押しつぶし、そこで冬眠していた怪獣を
目覚めさせてしまったのだ。
突如湖面から猛烈な気泡を噴き出して現た、古代の恐竜のような巨大怪獣は、
湖上の船舶や湖岸の町に襲い掛かり、人々は逃げ惑って、通報を受けた
GUYS ENGLANDはただちに出動した。
「ネス湖に怪獣が出現、日本のアーカイブドキュメントSSSPに同種族を
確認、えりまき怪獣ジラースです」
二足歩行のアロサウルス型のシルエットに、ごつごつとした黒い表皮を
わずかに黄色がかせ、太い腕と、同じく太く長い尻尾、首筋から背中を
通って尾までびっしりと生えた、鋭く大きな背びれ、そしてのどもとに
大きく開いた巨大なえりまき状のひだ。
かつて、日本の竜ヶ森湖に出現して、初代ウルトラマンと激闘を繰り広げた
古代恐竜の生き残りが怪獣化した、えりまき怪獣ジラースの二代目が
出現したのだ!
しかし、なぜ日本に出現した怪獣の二代目がイギリスに現れたかというと、
初代も実は元々はネス湖に生息していたものを、恐竜学者の二階堂教授が
日本に連れ帰って、ひっそりと育てていたので、本来の出身地はこのネス湖で、
同族がいたとしてもなんら不思議はなかったのだ。
眠りを妨げられ、怒り狂うジラースはネス湖周辺の町に甚大な被害を
与えると、そのままロンドン方向へ前進を始めた。
むろん、それをGUYS ENGLANDが黙ってみているはずもなく、
多数のガンクルセイダー、ガンウィンガーが出撃したが、怪獣の出現に
慣れている日本と違って、エンペラ星人襲来時のインペライザー迎撃以外は
まったく実戦経験のない彼らは、うかつに近づいてはジラースの腕で
叩き落され、慌てて距離をとればジラースの口から放たれる白色熱線で
バタバタと撃墜される始末で、やっとこさメテオール、スペシウム弾頭弾で、
比較的脆弱なえりまきを焼き落としたものの、むしろ身軽になったジラースは、
猛爆撃で黄色い部分が見えなくなったほど黒々となった体をいからせ、
初代に比べて低く轟くような雄たけびをあげて暴れまわる。明らかに、
この二代目は初代以上の強さを持っていた。
しかも、悪いことは重なるもので、その近海に数ヶ月前に日本でリュウたちと戦った
宇宙海獣レイキュバスまでもが現れたのだ。奴は、ガンフェニックスの攻撃によって
海に追い落とされ、その後GUYSオーシャンの攻撃で消息を絶ち、受けたダメージ
から死んだものと判断されていたが、生きていたのだ。
「最近北海であいついでいる海難事故は、こいつが原因だったのか」
おそらく日本からベーリング海峡を通って北極海を越えてイギリスまで
やってきたのだろう。その間にエネルギーを蓄えたと見えて、すっかり傷も
治っているレイキュバスに、イギリス海軍も出撃したが、フリゲート艦も
巨大なハサミを振り下ろしてくるレイキュバスの攻撃の前に次々と撃沈され、
戦闘機もレイキュバスの火炎弾の前に全滅した。
陸と海、同時の怪獣の出現に、未熟なGUYS ENGLANDはなすすべもなく、
そこで、偶然ヨーロッパに滞在していた、経験豊富なGUYA JAPANの
二人にヘルプが出たのである。
「ネッシーが、本当にいたとは思わなかったわね。どうするジョージ」
「二匹と同時に戦っては不利だ。この二匹を戦わせて、一匹になったところで、
ワンオンワンに持ち込もう」
ジョージが、サッカーでディフェンスを抜くときのテクニックから考えた作戦が
採用されて、ジラースとレイキュバスをぶつける作戦が取られた。
方法は、すでに時間は夜になっていたので、マリナがバイクのライトに虫が
集まってくることを思い出し、動物が光に向かう走光性という習性を利用して、
照明弾でジラースを海岸線にまで誘導する作戦がとられ、見事海岸で
上陸しかけていたレイキュバスの前に引き出すことに成功、こうして、
えりまき無し怪獣ジラース対大ザリガニ怪獣レイキュバスの戦いが始まった。
雄たけびをあげて、地上と海上から威嚇しあう二大怪獣、先に仕掛けたのは
ジラースだった。
岩だらけの海岸線に転がっていた岩石をジラースはサッカーのように、
レイキュバスに向かって蹴っ飛ばした!
「あの怪獣、うちのチームにほしいぜ」
ジョージがそんな緊張感のないことを言ったが、レイキュバスもやるもので、
巨大なハサミをラケットのようにして、ジラースに向かって岩を打ち返した。
驚くジラース、だが負けじとさらに岩を受け止めて投げ返し、レイキュバスは
またまたハサミで岩をはじきとばして、ハサミをバシバシと合わせてジラースを
挑発する。どうやら、こいつもすっかり地球に慣れた様子であった。
そうなると、ウルトラマンと光線の力比べをしたほどに知能が高くて負けず嫌いな
ジラースのことであるから、さらに岩石を持ち上げて投げつけて、ハサミで
打ち返されてきたら、頭突きでまた打ち返すラリーを繰り返したが、器用にも
レイキュバスはハサミで岩石をはさんでキャッチして、今度は野球のように
振りかぶって第一球を投げた。
だがジラースは打ち返そうとしたが空振りして、岩石はその後飛んでいって
近辺の町のテレビ塔を破壊した。
「ストライーク、バッターアウッ!」
誰かがそう言ったのが聞こえたわけではないだろうが、怒ったジラースは
海に飛び込んで水中戦に突入した。昔、ネス湖は海とつながっていて、
ジラースはそのときにやってきた海生爬虫類ではないかという説があったが、
どうやら本当であったようだ。
戦闘は、ジラースの放った白熱光がレイキュバスの腹を焼いてゴングとなった。
もちろんレイキュバスもそのくらいでまいるはずはなく、海中から大バサミで
ジラースを水中へ引きずり込んで、壮絶な格闘戦になっていった。
「すげえ……」
上空から見下ろしながら、ジョージとマリナだけでなく、GUYS ENGLANDの
面々も、怪獣同士の大バトルに我を忘れて見入ってしまった。
戦いはその後、ときたま海面に浮き上がってはぶつかり合う、互角の様相を
挺していたが、ジラースがレイキュバスの左の小ぶりなハサミに噛み付いて、
勢いよく引っこ抜いてしまったことで勝敗が決した。ひるんだレイキュバスに、
ジラースはさらに組み付いて、その怪力にまかせるままに右の大バサミも
もぎとってしまったのだ!
これで、完全に戦意を失ってしまったレイキュバスは、尻に帆かけて沖合いに
逃げ出した。だが、逃がすわけにはいかない。
「今だ! 全機レイキュバスに総攻撃」
潜水しかけるレイキュバスへ向かって、ありったけのスペシウム弾頭弾が
叩き込まれていき、ダメージが蓄積していたレイキュバスはたまらずに、
一声鳴いた後に、海面に焼きエビになって浮かび上がってきた。
だが、もう一匹のジラースのほうは、その隙に悠々と海中に姿を消して
しまっていた。もちろん、GUYS ENGLANDは追撃しようとしたが、海中でも
ジラースの動きは相当に素早く、あっという間に深海へと逃げられてしまった。
画龍点睛を逃したことに、ジョージたちは悔しい思いをしたが、その後は、
GUYSオーシャンの管轄であるから、残念だがあきらめるしかなかった。
北極海方面に逃げたジラースには、イギリスが誇る最新鋭原子力潜水艦
グローリア三世号が撃滅に向かったというが、その先はもうしばらく経たねば
わからない。
それでも、二匹の怪獣の脅威からイギリスを守れたことには、イギリス政府より
感謝が送られ、二人はそれを慰めにして日本への帰路に着いた。
「シートベルトをお締めください」
二人の座席は、機体中央あたりの右に二列、左に二列の座席にはさまれた、
四列になったシートの真ん中の二つであった。
「ふぅ、到着までは四時間ってとこかな」
ロンドンから東京までが、わずかに四時間。
この101便はコンコルドを生み出したヨーロッパの航空技術の粋を集めて
作られた画期的な超音速旅客機であり、さらに平和産業に一部開放された
メテオール技術を受けて、超音速で飛んでも衝撃波や騒音をほとんど発生
させないという、新世代の夢の飛行機だった。
機体が浮き上がっていく心地よい感覚を受けながら、ジョージとマリナは
疲れた体を座席に横たえて、やがて寝息を立て始めた。
だが101便が発進して三時間ほどが過ぎ、日本海に差し掛かったところで
101便に東京国際空港から緊急連絡が入った。
「トウキョウコントロールより、101便へ、進行方向にイレギュラーの大型
低気圧が発生、高度を上げて回避せよ」
「こちら101便、了解、高度を上げます」
機長は飛行帽をかぶりなおして気合を入れると、副操縦士に合図して
自動操縦を解除して、進行方向上にあるという大型低気圧を回避するために
操縦桿をぐっと引いた。
「こんな黒雲は、見たことがないな……」
101便の進路上には、まるで台風のように不気味にうごめく雲海が、
巨大な壁のように立ちふさがっていた。
一方そのころ、才人たちを乗せたシルフィードは、ロンディニウムまであと数時間
という距離にまで進んでいたが、進行方向に夏場の名物ともいえる巨大な
積乱雲が現れて、行く手をふさいできた。
「どうする、迂回する?」
「時間がないわ。一気に突破しましょう」
ルイズの判断で、シルフィードは積乱雲の真下へと一気に突入した。
たちまち上空を黒雲が覆い、夜のように周りが薄暗くなっていく。
しかし、そこで彼らを予想だにしていなかったトラブルが襲った。頭上の
黒雲が突如として生き物のように不自然な渦巻きをはじめ、猛烈な突風とともに
彼らを吸い込み始めたのだ。
「なっ、なんだぁ!?」
「す、吸い込まれる!」
まるで、地上に出現したブラックホールのような黒雲は、とっさに
逃れようとするシルフィードをどんどん吸い寄せ、ついにはその内部へと
飲み込んでしまった。
続く
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