「とりすていん大王-08」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「とりすていん大王-08」(2008/09/04 (木) 08:27:00) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
#navi(とりすていん大王)
トリステイン大王 8回目
「ぼんくらじゃねーーー!!」
ええと、いきなりのことで驚かれてるでしょうが、今回はトリステイン王宮からお話が始まります
冒頭で大声を張り上げていたのはトリステインのお姫様 アンリエッタ姫です
どうやらお姫様という職業は酷くストレスが溜まるようで
「ああん!!誰が好き好んで狒々爺の花嫁になるかぁ!!」
自分の部屋のベットの上でガクガクと頭を振りながら不満をぶちまけているアンリエッタ姫 これでも姫なんです
「ちくしょぉ!!都合のいい貴族どもがぁ!!ひがみしか言えねえ平民がぁ!!」
手当たり次第に部屋の物を破壊していくアンリエッタ姫 ですから姫なんですよ
「がぁああああ!!むかつく!!レコン・キスタ!!無能言う奴ら!!」
ベットの上でガンガンとストンピングするアンリエッタ姫 ・・・・・・本当に姫なのか?どっかのパンクロッカーじゃないのか?
その時、激しく侍女をスパンキングしていた手をお姫様は止めて、呟いたのです
「そうだ、魔法学院に行こう」
と、言う訳で
「お久しぶりですね、ルイズ」
「どぉいう流れなのよーーー!!」
ルイズの抗議もどこ吹く風とアンリエッタ姫はお父さんとティーセットなんかを優雅に飲んでる訳です
「しかし驚きましたわ、まさかルイズがモンモランシー伯を召喚していたとは」
「ははは・・・・・彼女の真の使い魔が見つかるまでの代役だよ」
ピコピコと手を振って謙遜するお父さんとほほほと口元を隠して笑うお姫様・・・・・・ああ、よかったお姫様だ
そんな時、お姫様の顔が明らかに曇りました それはもうワザとらしく
「ど、どうかなさったんですか?姫様?」
「私、結婚する事になったのよ ルイズ」
明らかにその結婚は嫌だと顔にしているお姫様を見てルイズもどう声をかけようか悩んでいると
「アンリエッタ姫、お気持ちはお察しします」
お父さんが神妙な顔でお姫様を慰め始めました それをお姫様も真剣に聞きます ルイズは完全に蚊帳の外です
「あたし・・・幼馴染なんだけど・・・主役じゃあないの?いらない子なのかしら あはは」
「お父さん話したら長いから 無駄よ もっとしっかりしなさい」
モンモランシー親子によるアンリエッタ姫とルイズのカウンセリングは深夜までおよんだのでした
次の日の早朝、
「さぁ!!アルビオンに向けて出発だ」
「いやいや!!ちょっと待って!!いつの間にそんな事に」
答え:昨日の夜にお父さんがお姫様に手紙回収を頼まれたからです
「と、言う訳だよ わかったかな?」
ふわふわと浮かびながらお父さんとモンモランシーはルイズが再起動するのを待ってました
なんとか再起動を果たしたルイズですが何か引っかかるモノがあります
「って ちょっと待って、なんでモンモランシーまで魔法なしで浮いてるの?」
確かにモンモランシーは魔法なしでお父さんの様に宙にぷかぷか浮いてます
そのもっともなルイズの疑問にモンモランシーはちょっと首を捻って考え込むと
「金髪縦ロールですからーー」
「答えになってねーー!!」
ルイズの絶叫が響きました その時お父さんが笑いながら種を明かしてくれました
「娘はこれをつけていたのだよ」
そう言ってお父さんはちょっと大きな箱から何かマジックアイテムを出してきました
それはなんだか奇妙な楕円の二つ一組になった つけおさげみたいなモノでした
「これは頭に取り付けると空を飛ぶ事の出来るマジックアイテムだよ」
モンモランシーは髪で隠れて見えなかった同じモノをルイズに見せました
「これをつけるとお父さんと同じ速度で空が飛べるよ」
それを聞いたルイズが目をお星様のようにしてつけたのは言うまでもありません
さっそくつけてさっきまでの悩みはどこかに吹き飛ばしてルイズはビシリとアルビオンの方向を指差しました
「待ってなさい!!アルビオン!!このルイズが速攻で問題解決よー!!おーほほほ」
ガチョン ガチョン 発進準備完了!! ルイズ行きまーす
五分後・・・
「しゃ・・・しゃぶい・・・ヒ・・ひえ・・・ひひ」
「く、空気が・・・空気・・・うす・・・・・・・・・・」
「だ、大丈夫かい?ルイズとミス・モンモランシ」
調子に乗っておもいっきり高く飛んだルイズとそれを追っていったモンモランシーが空気の薄さと寒さで死にかけました
後から追ってきたワルド伯爵のグリフォンに二人そろって寝込んでしまったので仕方なく一行はラ・ロシェールから船で行く事になったのです
続く
#navi(とりすていん大王)
#navi(とりすていん大王)
トリステイン大王 8回目
「ぼんくらじゃねーーー!!」
ええと、いきなりのことで驚かれてるでしょうが、今回はトリステイン王宮からお話が始まります
冒頭で大声を張り上げていたのはトリステインのお姫様 アンリエッタ姫です
どうやらお姫様という職業は酷くストレスが溜まるようで
「ああん!!誰が好き好んで狒々爺の花嫁になるかぁ!!」
自分の部屋のベットの上でガクガクと頭を振りながら不満をぶちまけているアンリエッタ姫 これでも姫なんです
「ちくしょぉ!!都合のいい貴族どもがぁ!!ひがみしか言えねえ平民がぁ!!」
手当たり次第に部屋の物を破壊していくアンリエッタ姫 ですから姫なんですよ
「がぁああああ!!むかつく!!レコン・キスタ!!無能言う奴ら!!」
ベットの上でガンガンとストンピングするアンリエッタ姫 ・・・・・・本当に姫なのか?どっかのパンクロッカーじゃないのか?
その時、激しく侍女をスパンキングしていた手をお姫様は止めて、呟いたのです
「そうだ、魔法学院に行こう」
と、言う訳で
「お久しぶりですね、ルイズ」
「どぉいう流れなのよーーー!!」
ルイズの抗議もどこ吹く風とアンリエッタ姫はお父さんとティーセットなんかを優雅に飲んでる訳です
「しかし驚きましたわ、まさかルイズがモンモランシー伯を召喚していたとは」
「ははは・・・・・彼女の真の使い魔が見つかるまでの代役だよ」
ピコピコと手を振って謙遜するお父さんとほほほと口元を隠して笑うお姫様・・・・・・ああ、よかったお姫様だ
そんな時、お姫様の顔が明らかに曇りました それはもうワザとらしく
「ど、どうかなさったんですか?姫様?」
「私、結婚する事になったのよ ルイズ」
明らかにその結婚は嫌だと顔にしているお姫様を見てルイズもどう声をかけようか悩んでいると
「アンリエッタ姫、お気持ちはお察しします」
お父さんが神妙な顔でお姫様を慰め始めました それをお姫様も真剣に聞きます ルイズは完全に蚊帳の外です
「あたし・・・幼馴染なんだけど・・・主役じゃあないの?いらない子なのかしら あはは」
「お父さん話したら長いから 無駄よ もっとしっかりしなさい」
モンモランシー親子によるアンリエッタ姫とルイズのカウンセリングは深夜までおよんだのでした
次の日の早朝、
「さぁ!!アルビオンに向けて出発だ」
「いやいや!!ちょっと待って!!いつの間にそんな事に」
答え:昨日の夜にお父さんがお姫様に手紙回収を頼まれたからです
「と、言う訳だよ わかったかな?」
ふわふわと浮かびながらお父さんとモンモランシーはルイズが再起動するのを待ってました
なんとか再起動を果たしたルイズですが何か引っかかるモノがあります
「って ちょっと待って、なんでモンモランシーまで魔法なしで浮いてるの?」
確かにモンモランシーは魔法なしでお父さんの様に宙にぷかぷか浮いてます
そのもっともなルイズの疑問にモンモランシーはちょっと首を捻って考え込むと
「金髪縦ロールですからーー」
「答えになってねーー!!」
ルイズの絶叫が響きました その時お父さんが笑いながら種を明かしてくれました
「娘はこれをつけていたのだよ」
そう言ってお父さんはちょっと大きな箱から何かマジックアイテムを出してきました
それはなんだか奇妙な楕円の二つ一組になった つけおさげみたいなモノでした
「これは頭に取り付けると空を飛ぶ事の出来るマジックアイテムだよ」
モンモランシーは髪で隠れて見えなかった同じモノをルイズに見せました
「これをつけるとお父さんと同じ速度で空が飛べるよ」
それを聞いたルイズが目をお星様のようにしてつけたのは言うまでもありません
さっそくつけてさっきまでの悩みはどこかに吹き飛ばしてルイズはビシリとアルビオンの方向を指差しました
「待ってなさい!!アルビオン!!このルイズが速攻で問題解決よー!!おーほほほ」
ガチョン ガチョン 発進準備完了!! ルイズ行きまーす
五分後・・・
「しゃ・・・しゃぶい・・・ヒ・・ひえ・・・ひひ」
「く、空気が・・・空気・・・うす・・・・・・・・・・」
「だ、大丈夫かい?ルイズとミス・モンモランシ」
調子に乗っておもいっきり高く飛んだルイズとそれを追っていったモンモランシーが空気の薄さと寒さで死にかけました
後から追ってきたワルド伯爵のグリフォンに二人そろって寝込んでしまったので仕方なく一行はラ・ロシェールから船で行く事になったのです
続く
#navi(とりすていん大王)
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: