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朝、洗濯へ向かうときに「身の丈ほどある固定化が掛かっていそうな石の破片」が落ちていたので拾っておいた。
後日、ミス・タバサと気を飛ばす修行で的に使おうと思う。
「良い物を拾っちゃいました。これなら結構長持ちしそうです、よいしょっと!」
私がいつも修行している場所まで「身の丈ほどある固定化が掛かっていそうな石の破片」を担いで行った。
途中、貴族の方々や衛兵さん達が慌ただしく駆け回っていた。何かあったのだろうか、後でマルトーさんに聞いてみよう。
それにしても今日の学院は騒がしいな。
どうやら朝から学院が騒がしかったのは、土くれのフーケが宝物庫から破壊の杖を盗んだせいらしい。
衛兵さん達の話を聞いて、サイトさんとミス・タバサ+αで捕まえに行くということも分かった。
こうしてはいられない。
マルトーさんに頼んで休みをもらい、馬を借りて追いかけた。
追いついたときに見た物は巨大なゴーレムと向き合うミス・ヴァリエールとサイトさん。
私はスカートから仮面を取り出し、それを身に付ける。
ミス・カラテになった私は気を練り上げ、ゴーレムめがけ放つ。
「覇王翔吼拳!」
ゴーレムの上半身が吹っ飛ぶ。
私はサイトさんに駆け寄った。
「二人とも、大丈夫ですか」
呆然としたミス・ヴァリエールとサイトさん。
「シエ……じゃなくてミス・カラテ、ありがとう助かったよ」
上からミス・タバサの声がした。
「油断しないで、ゴーレムはまだ倒せていない」
再生したゴーレムが私めがけて腕を叩きつけてきた。
気を練り上げながら移動し、ゴーレムめがけ放つ。
「覇王翔吼拳!」
また再生するゴーレム。
「覇王翔吼拳!」
気を練り上げるよりも早く再生するゴーレム。
上からミス・タバサの声がした。
「覇王翔吼拳ではゴーレムを倒しきれない」
ミス・タバサに話した祖父の話を思い出した。
天から降ってきた光すら打ち消す祖父の技、極限の奥義を更に至高へと高めた超必殺技。
気を練り上げる、気を練り上げる、気を練り上げる、通常の倍の速さで練り上げる。
「覇王翔吼拳!」
ゴーレムの上半身を吹き飛ばし、
「覇王至高拳!」
再生しようとした残りを跡形もなく吹き飛ばした。
風竜から降りてきたミス・タバサに礼をを言って学院に帰った。
学院に帰った私は舞踏会の準備で忙しかった。
覇王至高拳。
だが、祖父は更に早く気を練り上げ、更に連射もできた。
そして、祖父が亡くなる前に口にした、
「秘拳・龍虎乱舞……」
私はそれがどんな技なのか分からない。
祖父は生前、一度も龍虎乱舞を見せてはくれなかった。
「龍虎乱舞は修行によって会得する技ではない」
「無意識下で野獣の闘争本能を目覚めさせる」
「殺気、それこそが格闘の本質なのだ」
龍虎乱舞について祖父が残した言葉だ。
「おーい、シエスタ。手が止まってるぞ」
マルトーさんから注意された。
私は舞踏会の準備にもどった。
舞踏会の片付けも終わり休もうと部屋へ向かう途中、
「はおーしょーこーけーん!」
可愛い弟子が秘密の特訓をしているようだ。
私は仮面を付けると弟子の元へ駆けだした。
#navi(ART OF FIGHTING ZERO)
朝、洗濯へ向かうときに「身の丈ほどある固定化が掛かっていそうな石の破片」が落ちていたので拾っておいた。
後日、ミス・タバサと気を飛ばす修行で的に使おうと思う。
「良い物を拾っちゃいました。これなら結構長持ちしそうです、よいしょっと!」
私がいつも修行している場所まで「身の丈ほどある固定化が掛かっていそうな石の破片」を担いで行った。
途中、貴族の方々や衛兵さん達が慌ただしく駆け回っていた。何かあったのだろうか、後でマルトーさんに聞いてみよう。
それにしても今日の学院は騒がしいな。
どうやら朝から学院が騒がしかったのは、土くれのフーケが宝物庫から破壊の杖を盗んだせいらしい。
衛兵さん達の話を聞いて、サイトさんとミス・タバサ+αで捕まえに行くということも分かった。
こうしてはいられない。
マルトーさんに頼んで休みをもらい、馬を借りて追いかけた。
追いついたときに見た物は巨大なゴーレムと向き合うミス・ヴァリエールとサイトさん。
私はスカートから仮面を取り出し、それを身に付ける。
ミス・カラテになった私は気を練り上げ、ゴーレムめがけ放つ。
「覇王翔吼拳!」
ゴーレムの上半身が吹っ飛ぶ。
私はサイトさんに駆け寄った。
「二人とも、大丈夫ですか」
呆然としたミス・ヴァリエールとサイトさん。
「シエ……じゃなくてミス・カラテ、ありがとう助かったよ」
上からミス・タバサの声がした。
「油断しないで、ゴーレムはまだ倒せていない」
再生したゴーレムが私めがけて腕を叩きつけてきた。
気を練り上げながら移動し、ゴーレムめがけ放つ。
「覇王翔吼拳!」
また再生するゴーレム。
「覇王翔吼拳!」
気を練り上げるよりも早く再生するゴーレム。
上からミス・タバサの声がした。
「覇王翔吼拳ではゴーレムを倒しきれない」
ミス・タバサに話した祖父の話を思い出した。
天から降ってきた光すら打ち消す祖父の技、極限の奥義を更に至高へと高めた超必殺技。
気を練り上げる、気を練り上げる、気を練り上げる、通常の倍の速さで練り上げる。
「覇王翔吼拳!」
ゴーレムの上半身を吹き飛ばし、
「覇王至高拳!」
再生しようとした残りを跡形もなく吹き飛ばした。
風竜から降りてきたミス・タバサに礼をを言って学院に帰った。
学院に帰った私は舞踏会の準備で忙しかった。
覇王至高拳。
だが、祖父は更に早く気を練り上げ、更に連射もできた。
そして、祖父が亡くなる前に口にした、
「秘拳・龍虎乱舞……」
私はそれがどんな技なのか分からない。
祖父は生前、一度も龍虎乱舞を見せてはくれなかった。
「龍虎乱舞は修行によって会得する技ではない」
「無意識下で野獣の闘争本能を目覚めさせる」
「殺気、それこそが格闘の本質なのだ」
龍虎乱舞について祖父が残した言葉だ。
「おーい、シエスタ。手が止まってるぞ」
マルトーさんから注意された。
私は舞踏会の準備にもどった。
舞踏会の片付けも終わり休もうと部屋へ向かう途中、
「はおーしょーこーけーん!」
可愛い弟子が秘密の特訓をしているようだ。
私は仮面を付けると弟子の元へ駆けだした。
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