「ゼロウォーズ02」(2008/03/21 (金) 03:42:22) の最新版変更点
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#navi(ゼロウォーズ)
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夢を見たんだ…
女の子が俺の事をずっと不思議そうに見るんだ、そんな夢を見たんだ……
俺は今、ルイズとかいうガキの部屋にいる。当然そのガキも一緒だ。
俺は混乱していた。理由は『夜』だからだ。【エンディア】では、
太陽が沈まない=『夜』がない、という事だ。しかし太陽が沈んでしまっている、
だから混乱しているのだ。
このガキから色々と聞きたい事はあるんだが、どう切り出せば良いか困っていた。
第2話 来訪者はただのバカ?
俺があれこれ悩んでいると、先に口を開いたのはこのガキだった。
「ねえ、アンタの事教えてくれない?」
ルイズは当たり前の質問をした。
この質問をしたのは、ちゃんとした理由からだった。
その理由とは、兵真がなぜか『夜』に目を覚まし、「夜だ!」と騒いだ事・
兵真の言う『用件』の事、この二点が気になったからだ。
兵真の事だ。必ず文句の一つや二つ言ってくるだろうと思ったが、素直に話してくれた。
「ねえ、待ってよ!【エンディア】とか、【ナイツ】とか、【ゲート端末】とか、
【ゲートマスター】ってなんなの?」
ルイズは兵真の話を無理矢理止めた。
このまま話を聞けば、自分もおかしくなる。そう感じたからだ。
(コイツ、性格や口も悪いけど、頭はそれ以上に悪い)
そんな事をルイズが思っていると、兵真はルイズに声をかけた。
「おい!話の途中なんだけど…どうすんの?」
そんな兵真の問いに、首を横に振った。
「あっそ、じゃあこっちから聞きたいんだけどいいか?」
兵真は《聞きたい事》を聞くために、切り出した。
「何よ」
不機嫌そうに答えるルイズ。だが、そんな事には構いもせず質問する兵真。
「なんで俺ここにいるの?」
ルイズは戸惑った。まさか、「ハイキックで気絶させ、引っ張ってきた」とは言えないからだ。
「変だよやっぱり」
ルイズには、兵真が何を考えて〔変〕と言っているのか判らなかった。
「何が変なの?」
兵真は、その問いを待っていたかのように即座に答えた。
「【ゲート端末】とか、【ゲートマスター】の事知らないんだろ?なら、どうやってこの世界に来たんだ?」
ルイズはとりあえず質問に答えた。
「サモン・サーヴァントで呼び出したの。
そしてコントラクトサーヴァントで、アンタは私の使い魔になったの。」
兵真はルイズが何を言っているのか一瞬判らなかったが、過去の先例に倣い理解しようとした。
(多分…『サモン・サーヴァント』=ゲート開放?なら、『コントラクトサーヴァント』=【ナイツ】?……
ということは、コイツは【ゲートマスター】ってこと?帰るにしてもコイツ次第か・・・〔使い魔〕になるしかないかな)
「ルイズ、使い魔って何やれば良いの?」
ルイズは少し驚いた。性格も口も悪い兵真から、
自分の名前を呼ばれるとは想像していなかったからだ(後々直す予定なので)。
使い魔は主人の目となり、耳となる能力の事や、主人に代わり秘薬を取って来たりとか、
主人を守るとか……いろいろ考えた結果、これしか出てこなかった。
「アンタは、洗濯。掃除。その他雑用」
ルイズが服を脱ぎ始めようとした時、男の声がした。兵真である。
「あんまり人前で裸になん無い方が良いと思うぜ。バカだと思われるからな。じゃ、おやすみ」
兵真はそう言い残し、たった一つしかないベットに向かおうとしたその瞬間、ルイズは股間を蹴り上げた。
「アンタは床!!それと、私の着替え洗っときなさい!あと、朝起こしなさい!!」
こうして、兵真の長い1日が終わった。
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夢を見たんだ…
女の子が俺の事をずっと不思議そうに見るんだ、そんな夢を見たんだ……
俺は今、ルイズとかいうガキの部屋にいる。当然そのガキも一緒だ。
俺は混乱していた。理由は『夜』だからだ。【エンディア】では、
太陽が沈まない=『夜』がない、という事だ。しかし太陽が沈んでしまっている、
だから混乱しているのだ。
このガキから色々と聞きたい事はあるんだが、どう切り出せば良いか困っていた。
第2話 来訪者はただのバカ?
俺があれこれ悩んでいると、先に口を開いたのはこのガキだった。
「ねえ、アンタの事教えてくれない?」
ルイズは当たり前の質問をした。
この質問をしたのは、ちゃんとした理由からだった。
その理由とは、兵真がなぜか『夜』に目を覚まし、「夜だ!」と騒いだ事・
兵真の言う『用件』の事、この二点が気になったからだ。
兵真の事だ。必ず文句の一つや二つ言ってくるだろうと思ったが、素直に話してくれた。
「ねえ、待ってよ!【エンディア】とか、【ナイツ】とか、【ゲート端末】とか、
【ゲートマスター】ってなんなの?」
ルイズは兵真の話を無理矢理止めた。
このまま話を聞けば、自分もおかしくなる。そう感じたからだ。
(コイツ、性格や口も悪いけど、頭はそれ以上に悪い)
そんな事をルイズが思っていると、兵真はルイズに声をかけた。
「おい!話の途中なんだけど…どうすんの?」
そんな兵真の問いに、首を横に振った。
「あっそ、じゃあこっちから聞きたいんだけどいいか?」
兵真は《聞きたい事》を聞くために、切り出した。
「何よ」
不機嫌そうに答えるルイズ。だが、そんな事には構いもせず質問する兵真。
「なんで俺ここにいるの?」
ルイズは戸惑った。まさか、「ハイキックで気絶させ、引っ張ってきた」とは言えないからだ。
「変だよやっぱり」
ルイズには、兵真が何を考えて〔変〕と言っているのか判らなかった。
「何が変なの?」
兵真は、その問いを待っていたかのように即座に答えた。
「【ゲート端末】とか、【ゲートマスター】の事知らないんだろ?なら、どうやってこの世界に来たんだ?」
ルイズはとりあえず質問に答えた。
「サモン・サーヴァントで呼び出したの。
そしてコントラクトサーヴァントで、アンタは私の使い魔になったの。」
兵真はルイズが何を言っているのか一瞬判らなかったが、過去の先例に倣い理解しようとした。
(多分…『サモン・サーヴァント』=ゲート開放?なら、『コントラクトサーヴァント』=【ナイツ】?……
ということは、コイツは【ゲートマスター】ってこと?帰るにしてもコイツ次第か・・・〔使い魔〕になるしかないかな)
「ルイズ、使い魔って何やれば良いの?」
ルイズは少し驚いた。性格も口も悪い兵真から、
自分の名前を呼ばれるとは想像していなかったからだ(後々直す予定なので)。
使い魔は主人の目となり、耳となる能力の事や、主人に代わり秘薬を取って来たりとか、
主人を守るとか……いろいろ考えた結果、これしか出てこなかった。
「アンタは、洗濯。掃除。その他雑用」
ルイズが服を脱ぎ始めようとした時、兵真が声をかけた。
「あんまり人前で裸になん無い方が良いと思うぜ。バカだと思われるからな。じゃ、おやすみ」
兵真はそう言い残し、たった一つしかないベットに向かおうとしたその瞬間、ルイズは股間を蹴り上げた。
「アンタは床!!それと、私の着替え洗っときなさい!あと、朝起こしなさい!!」
こうして、兵真の長い1日が終わった。
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