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最終回~伝説そしてさらばルイズさん~
ヴァリエール家の紋章を背中にあしらった純白の改造学生服を来てルイズは腕を組んで眼下を見下ろしていた
「ふん・・・・レコン・キスタ7万・・・か」
パッソルに跨りルイズは迫り来る軍勢を見つめる
「嬢ちゃんよぉ・・・・びびったのか?ケツまくって逃げるかい?」
背中に背負ったデルフリンガーがカタカタ震えた、笑っているのだろう
「逃げる?・・・・・・・・ふふ」
パッソルのスロットルをふかす、その凶悪なエグゾーストノイズで相手がこちらに気がついた
「生憎、私にも使い魔(こいつ)にも後退と言うものがついていないのよ!!」
瞬間、パッソルが崖から飛んだ、
兵士が吹き飛ぶ、弓矢はデルフリンガーで弾き飛ばす、砲弾は風よりも早く避ける
「ルーーーーゥイズーーーーーー」
空から怨念めいた声がした
「ワルド様」
アルビオンの自慢、空中艦隊が迫って来ている、
「アルビオンでは世話になったね、だがその使い魔では空中にはまったく手出し出来まい」
勝ったといわんばかりにワルドの笑い声が響く
「フフフ・・・・・ハハハ・・ハーーーハハハハハ!!笑止!!」
パッソルの上に仁王立ちになりルイズはデルフリンガーを天に掲げた
この戦場に赴く前、立ち寄ったタルブの村の祭殿にて祭られていた守護神、
それがルイズに語りかけてきた、我が体と頭脳を一つとせよと・・・・・
「こぉーーーい」
そしてソレはルイズの呼びかけに答えた
空を切り裂き、大地を震わせ、木々をなぎ倒しルイズの呼びかけに答え、やってきた
「な、なんだアレは!?」
その巨大な容姿を見てアルビオンの兵士達は怯え、
「守護神だ!!我々の守護神が現れた!!」
トリステインの兵士達は歓喜した
突如現れた守護神に向かってパッソルは疾走する
「パイル○ー オン!!」
守護神の顔の部分が割れ、飛び込んできたパッソルとルイズを収納した
「な、なんだあれはぁーーー!!」
ワルドが叫ぶ、ルイズは笑って大声で叫んだ
「喧嘩上等ロボ!!」
大和田秀樹 たのしい甲子園 より タルブの村に喧嘩上等ロボが埋まってました
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