「S-O2 星の使い魔-18」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「S-O2 星の使い魔-18」(2008/05/29 (木) 20:25:53) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
朝焼けの学院にて対峙する少年と少女。
金髪の少年は剣を構え、眼鏡の少女は杖を携え、
互いに円を描くようにすり足で間合いを計る。
少年が詰めれば少女は退き、少女が右へ足を運べば少年もそれに続く。
そんな睨み合いがどれほど続いただろうか。
不意に気まぐれな風が微かに眼鏡をずらし、少女の視界を歪ませた。
その隙を見逃さず、少年は無言で大地を蹴る。
相対する眼鏡の少女は、アクシデントも関係ござらぬとばかりに冷静に一歩後ろへと跳び退り、
抑揚の無い声で詠唱を完成させ、背丈よりも大きな杖から無数の氷の刃を撃ち出す。
一つ目、右に小さくステップ。
二つ目、脇腹目掛けて飛んでくる氷を剣で叩き落す。
三つ目、身を屈めてやり過ごし、その反動を利用して前方へと跳ねるように加速する。
氷塊を潜り抜けるたびに容赦無く冷気が襲い掛かり、
吹き付ける吹雪は全身から熱を急速に奪い取ってゆく。
ほんの数メイルの距離が、恐ろしく遠い。
そしてそんな焦りをあざ笑うかのように、五つ目だか六つ目だったか、
直前の一発の影に隠れて軌道を読みきれず、大きくバランスを崩してしまった。
まずい、しくじった。そう思ったときにはもう遅い。
「がっ……!」
眉間に氷塊の直撃を受け、もんどりうって吹っ飛ばされる。
辛うじて受身を取って体勢を立て直すが、その隙を見逃すほど相手は甘くはない。
一瞬にして間合いを詰めた少女の顔が、接吻できそうなほど近くにあった。
「……」
「……」
右手に携えた杖の先は寸分違わず心臓に突きつけられている。
完敗だ。そう顔に書いて少年は全身を脱力させる。
かじかんだ両手から剣が零れ落ち、からん、と乾いた音が鳴った。
「参ったよ、タバサ。これで4連敗かぁ」
「筋は悪くない。これほど早くウィンディ・アイシクルをあれだけ掻い潜れる人間はそうは居ない」
タバサの言葉にクロードは苦笑する。
クロード自身、タバサの実力も、彼女がお世辞を言うような人間ではないことも重々承知している。
だが、だからと言って自分よりも頭一つ以上も小さな女の子に負かされ続けるのはあまりいい気分ではない。
何しろ、まだ彼女から一本も取れていないのだ。
「だったら俺を使えば良いじゃねーかよぅ」
「タバサを殺す気かよ! ……う~寒っ」
懐で文句を垂れるデルフを宥めつつ、
指をこすり合わせて息を吐きかけ、冷え切った体を温めるクロード。
何度か組み手を繰り返すうち、いくつか解ったことがあった。
まず、発現する力はクロードの精神状態によって大きく変化するということ。
ギーシュを相手にデルフを使った手加減抜き・実戦形式での組み手の際には、
明らかにフーケのゴーレムを相手にした時よりも動きが悪かった。
どうやら実戦の緊迫感の中でこそ本領を発揮する能力であるようだ。
とは言え、それでも7体のワルキューレを膾切りにするのに数分とかからなかったのだが。
第二に、ガンダールヴの力は実戦用のもの、すなわち殺傷力のある武器でなければ発動しないらしいと言うこと。
逆に、ちゃんとした武器であれば種類を問わずに発動するのは、以前に武器屋で試した通り。
あらゆる武器を使いこなす、と言う触れ込みは伊達ではないようだ。
ちなみに、クロードがこの組み手で使っているのは、錬金で作ってもらった頑丈なだけの模造刀である。
そして最後に、この力はクロードの意思に関係なく、武器を手にしたら自動的に発動してしまうということ。
つまり、自分の意思でコントロール出来るのは力だけで、
発現そのものをコントロールすることは不可能だと言うことだ。
ガンダールヴとデルフリンガー。
異世界であるハルケギニアに召喚され、ひょんなことから手にした強大すぎるほどの力。
今の自分が、これだけの力を扱いうる人間足りえているだろうか。
体力、技量、覚悟─────正直言って、何もかもが足りていないとクロードは思う。
今の自分では、デルフを殺しの道具としてでしか扱い得ないだろう。
フーケの時には相手があまりに強大だったこと、そして何より相手が生物ではないゴーレムだったことから、
がむしゃらに戦い、この力を存分に振るうことが出来た。
だが、生身の人間を相手にしたときに、この力を使えばどうなるだろうか。
どう考えたところで、加減が利かずにオーバーキルになるのが関の山だ。
大切なものを守るためには手を汚さなければならないこともある。
軍人としてその程度の理屈は理解しているつもりだ。
だが、それはあくまで止むを得ない場合に限定しての話であり、好んで人斬りをしようというわけではない。
人道的にも感情的にも、避けられる被害は避けるべきだ。
そもそも、人を傷つけることに抵抗を持たない人間などそうは居ない。
むしろ、そういった人間たちから自分の身を、大切な人たちを、そして見知らぬ人をも守るためにこそ、この力は振るわれるべきだ。
それは力を持つものの義務であり、責任でもある。
誰もがやりたがらないからこそ、誰かがやらなければならない。
ルイズが自分と同じ立場に立たされたなら、きっとそうするだろうと思う。
そして、父や母も。
(……まぁ、何を言っても言い訳にしかなってないんだけどね)
クロードは自嘲する。
長々と大層な理屈を並べ立ててはいるものの、
結局のところ、自分がガンダールヴの力に頼りたくないと言う一点に帰結する。
何のことは無い、背伸びしている子どもが意地を張っているだけじゃないか。
「……」
その傍ら、無言で治療を施すタバサもまた一人思いを巡らせる。
数週間前に、初めてクロードから組み手を頼まれた時に彼女が投げかけた問い。
『──何故、力を求めるの?』
しばらく悩んだ後に、彼は答えた。
『力が必要になったときに、後悔したくないんだ。それじゃダメかな?』
力が必要な時。
胸の奥で繰り返されるその言葉に、タバサは唇を噛む。
自分にもっと力があったら、父は死ななかったかもしれない。
母が自分を守るために、毒をあおって狂うこともなかったかもしれない。
あの男を、伯父と呼べるうちに止められたかもしれない。
意地悪な従姉とも、仲良く笑っていられたかもしれない。
それら全て、今となっては言っても詮無きこと。
現実がそう流れてくれなかった以上、そんな黴の生えた幻想に縋り付く暇など無い。
今は己の為すべきことを為すのみ。
即ち、牙を磨くこと。
いずれ訪れると信じる復讐の時に、確実にあの男を煉獄の底へと沈めるために。
──そう。今度こそ、力が必要な時に、後悔しないために。
「そろそろ朝食の時間」
簡素ながら一通りの治療を終え、感情を殺した声で指摘する。
「あ、そうだね。ルイズを起こしてこなきゃ。
ありがとう、タバサ。また機会があればよろしくね」
クロードもまた、感情の篭らない声で答えた。
まずかったかな、とも少し思ったが、タバサは別に気にしていないようだった。
石造りの階段と通路を抜け、木の扉を潜り抜ける。
ノックは必要ない。部屋の主は未だ夢の中にあることを知っているから。
「ったく、いい気なもんだよなぁ」
「そう言ってやるなよ、デルフ」
不満げなデルフをなだめつつ、ルイズの寝室へと戻ってきたクロードは苦笑する。
寝台に横たわり、静かに寝息を立てるルイズ、
その表情は本当に幸せそうで、誰かを呼ぶように寝言を繰り返している。
きっと、優しい夢を見ているのだろう。
それでいいとクロードは思う。
魔法が使えないというコンプレックスを抱えながら、
なおも人一倍胸を張って生き続ける彼女の心には、一体どれほどの重圧がかかっていることか。
心をずっと張り詰め続けて生きていけるほど、人は強く出来ていない。
優しさに包まれ、安らげる場所が無ければ壊れてしまう。
それは時に家族であり、友人であり、彼女にとっては夢だっただけだ。何も悪いことではない。
少なくとも、自分のように優しさと安らぎにさえ押し潰され、打ちのめされるより、ずっといい。
枕元に腰掛け、長く艶やかな髪を静かに指に絡めてみる。
それはまるで絹糸のように滑らかで、そっと持ち上げてはさらさらと零れ落ちる。
窓から差し込む朝日を受けてきらきらと輝く様子は、まるで季節外れの桜吹雪のよう。
「ン……ん?」
「あ、起こしちゃったか……って、その方が良かったか。
お早う、ルイズ。朝だよ」
そう言ってクロードはにっこりとルイズに微笑みかける。
それを見たルイズの顔が、ボンッ、という音を立てて真っ赤になった。
あっけにとられるクロードを他所に、跳ね上がるように起こした上半身を思いっきり捻るルイズ。
そして─────
ばっち~~~~~~~~~~ん!
「お~、今のは良い角度で入ったな」
「───ッッツ! な、何すんだよッ!!」
「うるさいうるさいうるさーい!!
せっかく素敵な夢を見てたのに、勝手に出てくるんじゃないわよ! この馬鹿!」
「そんなの僕が知るわけないだろ!」
かくして、いつもと概ね変わらぬ調子で、彼女たちの一日は始まる。
この一日から自分たちの運命が大きく変わっていくことなど、知るよしもなく。
----
#navi(S-O2 星の使い魔)
朝焼けの学院にて対峙する少年と少女。
金髪の少年は剣を構え、眼鏡の少女は杖を携え、
互いに円を描くようにすり足で間合いを計る。
少年が詰めれば少女は退き、少女が右へ足を運べば少年もそれに続く。
そんな睨み合いがどれほど続いただろうか。
不意に気まぐれな風が微かに眼鏡をずらし、少女の視界を歪ませた。
その隙を見逃さず、少年は無言で大地を蹴る。
相対する眼鏡の少女は、アクシデントも関係ござらぬとばかりに冷静に一歩後ろへと跳び退り、
抑揚の無い声で詠唱を完成させ、背丈よりも大きな杖から無数の氷の刃を撃ち出す。
一つ目、右に小さくステップ。
二つ目、脇腹目掛けて飛んでくる氷を剣で叩き落す。
三つ目、身を屈めてやり過ごし、その反動を利用して前方へと跳ねるように加速する。
氷塊を潜り抜けるたびに容赦無く冷気が襲い掛かり、
吹き付ける吹雪は全身から熱を急速に奪い取ってゆく。
ほんの数メイルの距離が、恐ろしく遠い。
そしてそんな焦りをあざ笑うかのように、五つ目だか六つ目だったか、
直前の一発の影に隠れて軌道を読みきれず、大きくバランスを崩してしまった。
まずい、しくじった。そう思ったときにはもう遅い。
「がっ……!」
眉間に氷塊の直撃を受け、もんどりうって吹っ飛ばされる。
辛うじて受身を取って体勢を立て直すが、その隙を見逃すほど相手は甘くはない。
一瞬にして間合いを詰めた少女の顔が、接吻できそうなほど近くにあった。
「……」
「……」
右手に携えた杖の先は寸分違わず心臓に突きつけられている。
完敗だ。そう顔に書いて少年は全身を脱力させる。
かじかんだ両手から剣が零れ落ち、からん、と乾いた音が鳴った。
「参ったよ、タバサ。これで4連敗かぁ」
「筋は悪くない。これほど早くウィンディ・アイシクルをあれだけ掻い潜れる人間はそうは居ない」
タバサの言葉にクロードは苦笑する。
クロード自身、タバサの実力も、彼女がお世辞を言うような人間ではないことも重々承知している。
だが、だからと言って自分よりも頭一つ以上も小さな女の子に負かされ続けるのはあまりいい気分ではない。
何しろ、まだ彼女から一本も取れていないのだ。
「だったら俺を使えば良いじゃねーかよぅ」
「タバサを殺す気かよ! ……う~寒っ」
懐で文句を垂れるデルフを宥めつつ、
指をこすり合わせて息を吐きかけ、冷え切った体を温めるクロード。
何度か組み手を繰り返すうち、いくつか解ったことがあった。
まず、発現する力はクロードの精神状態によって大きく変化するということ。
ギーシュを相手にデルフを使った手加減抜き・実戦形式での組み手の際には、
明らかにフーケのゴーレムを相手にした時よりも動きが悪かった。
どうやら実戦の緊迫感の中でこそ本領を発揮する能力であるようだ。
とは言え、それでも7体のワルキューレを膾切りにするのに数分とかからなかったのだが。
第二に、ガンダールヴの力は実戦用のもの、すなわち殺傷力のある武器でなければ発動しないらしいと言うこと。
逆に、ちゃんとした武器であれば種類を問わずに発動するのは、以前に武器屋で試した通り。
あらゆる武器を使いこなす、と言う触れ込みは伊達ではないようだ。
ちなみに、クロードがこの組み手で使っているのは、錬金で作ってもらった頑丈なだけの模造刀である。
そして最後に、この力はクロードの意思に関係なく、武器を手にしたら自動的に発動してしまうということ。
つまり、自分の意思でコントロール出来るのは力だけで、
発現そのものをコントロールすることは不可能だと言うことだ。
ガンダールヴとデルフリンガー。
異世界であるハルケギニアに召喚され、ひょんなことから手にした強大すぎるほどの力。
今の自分が、これだけの力を扱いうる人間足りえているだろうか。
体力、技量、覚悟─────正直言って、何もかもが足りていないとクロードは思う。
今の自分では、デルフを殺しの道具としてでしか扱い得ないだろう。
フーケの時には相手があまりに強大だったこと、そして何より相手が生物ではないゴーレムだったことから、
がむしゃらに戦い、この力を存分に振るうことが出来た。
だが、生身の人間を相手にしたときに、この力を使えばどうなるだろうか。
どう考えたところで、加減が利かずにオーバーキルになるのが関の山だ。
大切なものを守るためには手を汚さなければならないこともある。
軍人としてその程度の理屈は理解しているつもりだ。
だが、それはあくまで止むを得ない場合に限定しての話であり、好んで人斬りをしようというわけではない。
人道的にも感情的にも、避けられる被害は避けるべきだ。
そもそも、人を傷つけることに抵抗を持たない人間などそうは居ない。
むしろ、そういった人間たちから自分の身を、大切な人たちを、そして見知らぬ人をも守るためにこそ、この力は振るわれるべきだ。
それは力を持つものの義務であり、責任でもある。
誰もがやりたがらないからこそ、誰かがやらなければならない。
ルイズが自分と同じ立場に立たされたなら、きっとそうするだろうと思う。
そして、父や母も。
(……まぁ、何を言っても言い訳にしかなってないんだけどね)
クロードは自嘲する。
長々と大層な理屈を並べ立ててはいるものの、
結局のところ、自分がガンダールヴの力に頼りたくないと言う一点に帰結する。
何のことは無い、背伸びしている子どもが意地を張っているだけじゃないか。
「……」
その傍ら、無言で治療を施すタバサもまた一人思いを巡らせる。
数週間前に、初めてクロードから組み手を頼まれた時に彼女が投げかけた問い。
『──何故、力を求めるの?』
しばらく悩んだ後に、彼は答えた。
『力が必要になったときに、後悔したくないんだ。それじゃダメかな?』
力が必要な時。
胸の奥で繰り返されるその言葉に、タバサは唇を噛む。
自分にもっと力があったら、父は死ななかったかもしれない。
母が自分を守るために、毒をあおって狂うこともなかったかもしれない。
あの男を、伯父と呼べるうちに止められたかもしれない。
意地悪な従姉とも、仲良く笑っていられたかもしれない。
それら全て、今となっては言っても詮無きこと。
現実がそう流れてくれなかった以上、そんな黴の生えた幻想に縋り付く暇など無い。
今は己の為すべきことを為すのみ。
即ち、牙を磨くこと。
いずれ訪れると信じる復讐の時に、確実にあの男を煉獄の底へと沈めるために。
──そう。今度こそ、力が必要な時に、後悔しないために。
「そろそろ朝食の時間」
簡素ながら一通りの治療を終え、感情を殺した声で指摘する。
「あ、そうだね。ルイズを起こしてこなきゃ。
ありがとう、タバサ。また機会があればよろしくね」
クロードもまた、感情の篭らない声で答えた。
まずかったかな、とも少し思ったが、タバサは別に気にしていないようだった。
石造りの階段と通路を抜け、木の扉を潜り抜ける。
ノックは必要ない。部屋の主は未だ夢の中にあることを知っているから。
「ったく、いい気なもんだよなぁ」
「そう言ってやるなよ、デルフ」
不満げなデルフをなだめつつ、ルイズの寝室へと戻ってきたクロードは苦笑する。
寝台に横たわり、静かに寝息を立てるルイズ、
その表情は本当に幸せそうで、誰かを呼ぶように寝言を繰り返している。
きっと、優しい夢を見ているのだろう。
それでいいとクロードは思う。
魔法が使えないというコンプレックスを抱えながら、
なおも人一倍胸を張って生き続ける彼女の心には、一体どれほどの重圧がかかっていることか。
心をずっと張り詰め続けて生きていけるほど、人は強く出来ていない。
優しさに包まれ、安らげる場所が無ければ壊れてしまう。
それは時に家族であり、友人であり、彼女にとっては夢だっただけだ。何も悪いことではない。
少なくとも、自分のように優しさと安らぎにさえ押し潰され、打ちのめされるより、ずっといい。
枕元に腰掛け、長く艶やかな髪を静かに指に絡めてみる。
それはまるで絹糸のように滑らかで、そっと持ち上げてはさらさらと零れ落ちる。
窓から差し込む朝日を受けてきらきらと輝く様子は、まるで季節外れの桜吹雪のよう。
「ン……ん?」
「あ、起こしちゃったか……って、その方が良かったか。
お早う、ルイズ。朝だよ」
そう言ってクロードはにっこりとルイズに微笑みかける。
それを見たルイズの顔が、ボンッ、という音を立てて真っ赤になった。
あっけにとられるクロードを他所に、跳ね上がるように起こした上半身を思いっきり捻るルイズ。
そして─────
ばっち~~~~~~~~~~ん!
「お~、今のは良い角度で入ったな」
「───ッッツ! な、何すんだよッ!!」
「うるさいうるさいうるさーい!!
せっかく素敵な夢を見てたのに、勝手に出てくるんじゃないわよ! この馬鹿!」
「そんなの僕が知るわけないだろ!」
かくして、いつもと概ね変わらぬ調子で、彼女たちの一日は始まる。
この一日から自分たちの運命が大きく変わっていくことなど、知るよしもなく。
#navi(S-O2 星の使い魔)
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: