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「SnakeTales Z 蛇の使い魔-02」(2008/03/17 (月) 15:24:41) の最新版変更点
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少女が顔を近づけてきたと思ったら
「―!?」
いきなりキスをしてきた
手厚い歓迎だな
どうやら敵ではなさそうだ
「いったい何のつもりだ」
俺の話を聞かない少女
「終わりました」
「【コントラクト・サーヴァント】はきちんとできたね」
賛辞の言葉だが少女は嬉しそうではない
いまだに状況が読めない
「おい、一体どういうこt―何だ!?」
左手の甲が熱い
激痛で地面をのた打ち回る
「使い魔のルーンが刻まれているだけよ。我慢なさい」
「一体俺に、何をした?」
それだけ言うのがやっとだった
顔には脂汗がにじむ
「すぐ終わるわ」
「答えになっていない!」
痛みが引いたのか怒鳴りつけてくる
ただのオヤジじゃなくて雷オヤジね
「私だって不本意なんですからね!なんだって平民なんか使い魔にしなきゃならないのよ…」
立ち上がったオヤジの顔をにらみつける。結構でかいわね
「何の話だ?使い魔とか…ルーンとか」
「…?そんなことすら知らないの?」
どんな田舎から来たのよこのオヤジ
「おや?」
近くに居たコルベール先生から疑問の声が上がる
ルーンをじっと見つめスケッチし始めた
「珍しいルーンだね」
珍しいのはルーンよりこいつの格好だと思う
着てるものが変じゃない。こんなパッツンパッツンの服見たこと無いわ
名前だって…そういえば名前を聞いてなかった
「あんた名前は?」
「…ソリッドスネーク。スネークと呼んでくれ。君は?」
「そう。私はルイズ、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」
「そうか。それじゃ、ルイズと呼べばいいな?いくつか聞きたいことがあるんだが」
「何よ?」
「ルイズ、ここは一体どこなんだ?」
一瞬何を質問されたのかわからなかった
そんなことも知らないの?
「ハルケギニアのトリステイン魔法学校よ」
全くわからないと言う顔でルイズを見るスネーク
「あんたバカ?」
「大人をバカにするもんじゃない、ルイズ」
聞いたことも無い地名だ
前にも似たような故障には巻き込まれたが一応は知っている場所だった
今度の故障はいつもとは違う
知らない場所の上見たことも無い生物…
先ほどの痛みで夢ではないのはわかっている
「オタコン…早く助けてくれ…」
青空に向かって呟いた
ルイズの部屋でこの場所について聞いてみた
ルイズからの話を分析するとやはりここは俺の居た世界ではないらしい
そのことをルイズに話すとやはりバカにされた
「あんた主人バカにすんのもいい加減にしなさいよ?」
「バカにしてなどいない。俺は大真面目だ」
「だったら証拠を見せなさいよ!」
証拠…この世界になさそうな物を見せるわけか
壊れていないことを祈ろう
シュンという音と共に姿を消すスネーク
いや正確には―見えにくく―なった
スネークのいた場所がゆがんで見える
「これで信用したか?」
目を丸くしているルイズに勝ち誇って言った
「すごいこと出来るじゃないの!さすがは私の呼んだ使い魔だわ!」
飛び跳ねて喜ぶ。これでみんなにバカにされない!
よくやった私!
しかしスネークが言いにくそうに切り出した
「喜んでいるところすまないんだが…これはステルス迷彩と言ってな、俺の能力じゃない
科学だ。これを使えばルイズにも出来る」
「なんだ…」
でもこれでスネークが他の世界から来たってことが証明されたわけね
「俺にも何が起きているかわからない。どうして俺はここにいるんだ?」
左手を見ると実に覚えのない刺青
先ほどの儀式で出来たルーンだ
「私が召還したからでしょ?そのルーンが証拠よ
私だって認めたくないけど」
なんだってこんなオヤジを…などつぶやいている
「俺だって呼ばれたくて呼ばれたわけじゃない。早く元に戻してくれ」
ルイズは首を振る
「出来ないわ。使い魔を戻すなんて聞いたことないもの」
「…クソッ」
うなだれるスネーク。しかし、この程度ではまだあきらめない
「ルイズ、使い魔について教えて欲しい」
話を聞くこと数十分
スネークは話を聞いたことを後悔した
「使い魔の事、わかったかしら?」
「…」
まさかこんな小さな女の子にこき使われなきゃならないとは微塵も思っていなかった
「使い魔ってのは使用人か?」
「いいえ。でもあんた何か特殊な能力とか持ってないじゃない
さっきも言ったでしょ?『使い魔はメイジの目となり耳となる』。
これくらい普通よ」
呆然とルイズの顔を見るスネーク
「…酔っ払いたくなってきた」
「あっそ。それじゃお休み」
ベッドに入って眠るルイズ。俺は床か…オタコン、早く助けてくれ…
朝
装備を確認する
M9(麻酔銃)、ソーコムピストル、グレネード、スタングレネード
C4、BOOK、段ボール箱、無限バンダナ、ステルス迷彩そして煙草
どうやらアサルトライフル類を無くしたようだ
レーション…はなくしたが食事くらいなら出るだろう
という淡い希望はすぐに叩きのめされることになるがスネークはまだ知らない
「ルイズ、起きなくていいのか?」
寝顔は可愛いものだ、素直にそう思う
ゆっくりと目をあけるルイズ
俺の顔を見た瞬間飛び起きる
「あんた誰よ!?」
「スネークだ。目が覚めたか?」
ようやく目が覚めたようだ
まったく朝からうるさい子だ
「じゃ、着替えるから」
「そうか、じゃあ俺は部屋の外に…」
「は?あんたが着替えさせなさいよ」
そういえばそんなことを言っていたような気がする
いくら体が小さくても16歳の女の子だ
恥じらいって物を持って欲しい
「やれやれ…」
やっぱり気の強い女は苦手だ
「はぁ」
どうして私の使い魔はあんな中年オヤジなのかしら
確かに普通の平民じゃなさそうだけどなんかむさ苦しい
着ているものも変だし、バンダナが妙に長い
髭くらい剃りなさいよ!
それだからおやじ臭さが増すのよ
「どうした?」
「なんでもないわ」
どんな格好であれ使い魔は使い魔。しつけはしっかりとしよう
「朝ごはん、いくわよ」
「それは楽しみだ」
「これは一体どういうことだ?」
「あんたの朝食」
「これだけか?」
「そう」
渡されたのはパンとスープだけ
「俺を死なせたいのか!?」
「あんた普通はここに入れもしないんだからね?」
取り合っても意味がなさそう
「ジャングルの食事の方がマシだったな」
ぼそりと呟く
後で外へキャプチャーしにいこう
これだけではとてももたん
「じゃ、私は授業の準備をしてくるわ
後で迎えに来るから、いい子にしてなさい」
「('A`)」
へんじがない ただのようへいのようだ
亡霊のような動きでスネークは外へ向かった
しばらく草むらなどを探すと一匹だけ蛇を見つけることが出来た
「サバイバル訓練がこんなところで役に立つとはな」
と手の中の蛇を見ていると風と共に消えてしまった
「な!?」
風下を見ると青いドラゴンが蛇に食らい付いていた―タバサの使い魔シルフィードだ
「待て!それは俺のだ!」
しかし空へ逃げられ結局全て食べられてしまった
「きゅいきゅいw」
心なしか笑われている気がする
「俺は、負け犬だああああああああああああああああああああ!」
本気で悔しがるスネークにメイド服の女の子が話しかける
…大人の男の人が本気で悔しがってる。変な人だなぁ…
着てる服も変だし、バンダナ長いし
でもどうしたんだろう?
「ど、どうしたんですか?」
「食事を取られた。もぉ死にたい」
体育座りで地面に蛇の絵を描きながら言った
あれ、食べる気だったんだ…
「確か貴方はミス・ヴァリエールの…」
「そう使い魔だ。スネークと呼んでくれ」
共食い?と思ったが口には出さない
スネークの腹が大きく鳴る
相当おなかが空いているようだ
「私はシエスタと言うメイドです
残り物で良いなら厨房にありますが、いかがですか?」
「うますぎる!最高だ!」
「ふふ、そう言ってもらえると作った者も喜びます」
出されたものをひとつ残らずスネークは平らげた
一品一品感想を述べながら食べたためかなり時間がかかったが
「いや本当にうまかった。ありがとうシエスタ」
「また来てください。このくらいならいつでも出しますよ」
花のように笑うシエスタ
食事に誘うには…いやなんでもない
「ひとつ、いいですか?」
「なんだ?何でも答えよう」
言いにくそうにもじもじしながら言った
可愛すぎる!
「その…その服って一体?」
「ああこれか。これは『スニーキングスーツ』といってな
防弾・防刃、保温、防水に優れている。それに特殊ラバーが貼り付けてあって足音がしにくい
まさにスニーキング用の服と言ったものだ」
「…?」
何を言っているのかわからないようだ
「着てみるか?」
と、スニーキングスーツを着たシエスタを妄想する
…性欲をもてあます
「遠慮します」
「そうか。また会おう」
#navi(SnakeTales Z 蛇の使い魔)
少女が顔を近づけてきたと思ったら
「―!?」
いきなりキスをしてきた
手厚い歓迎だな
どうやら敵ではなさそうだ
「いったい何のつもりだ」
俺の話を聞かない少女
「終わりました」
「【コントラクト・サーヴァント】はきちんとできたね」
賛辞の言葉だが少女は嬉しそうではない
いまだに状況が読めない
「おい、一体どういうこt―何だ!?」
左手の甲が熱い
激痛で地面をのた打ち回る
「使い魔のルーンが刻まれているだけよ。我慢なさい」
「一体俺に、何をした?」
それだけ言うのがやっとだった
顔には脂汗がにじむ
「すぐ終わるわ」
「答えになっていない!」
痛みが引いたのか怒鳴りつけてくる
ただのオヤジじゃなくて雷オヤジね
「私だって不本意なんですからね!なんだって平民なんか使い魔にしなきゃならないのよ…」
立ち上がったオヤジの顔をにらみつける。結構でかいわね
「何の話だ?使い魔とか…ルーンとか」
「…?そんなことすら知らないの?」
どんな田舎から来たのよこのオヤジ
「おや?」
近くに居たコルベール先生から疑問の声が上がる
ルーンをじっと見つめスケッチし始めた
「珍しいルーンだね」
珍しいのはルーンよりこいつの格好だと思う
着てるものが変じゃない。こんなパッツンパッツンの服見たこと無いわ
名前だって…そういえば名前を聞いてなかった
「あんた名前は?」
「…ソリッドスネーク。スネークと呼んでくれ。君は?」
「そう。私はルイズ、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」
「そうか。それじゃ、ルイズと呼べばいいな?いくつか聞きたいことがあるんだが」
「何よ?」
「ルイズ、ここは一体どこなんだ?」
一瞬何を質問されたのかわからなかった
そんなことも知らないの?
「ハルケギニアのトリステイン魔法学校よ」
全くわからないと言う顔でルイズを見るスネーク
「あんたバカ?」
「大人をバカにするもんじゃない、ルイズ」
聞いたことも無い地名だ
前にも似たような故障には巻き込まれたが一応は知っている場所だった
今度の故障はいつもとは違う
知らない場所の上見たことも無い生物…
先ほどの痛みで夢ではないのはわかっている
「オタコン…早く助けてくれ…」
青空に向かって呟いた
ルイズの部屋でこの場所について聞いてみた
ルイズからの話を分析するとやはりここは俺の居た世界ではないらしい
そのことをルイズに話すとやはりバカにされた
「あんた主人バカにすんのもいい加減にしなさいよ?」
「バカにしてなどいない。俺は大真面目だ」
「だったら証拠を見せなさいよ!」
証拠…この世界になさそうな物を見せるわけか
壊れていないことを祈ろう
シュンという音と共に姿を消すスネーク
いや正確には―見えにくく―なった
スネークのいた場所がゆがんで見える
「これで信用したか?」
目を丸くしているルイズに勝ち誇って言った
「すごいこと出来るじゃないの!さすがは私の呼んだ使い魔だわ!」
飛び跳ねて喜ぶ。これでみんなにバカにされない!
よくやった私!
しかしスネークが言いにくそうに切り出した
「喜んでいるところすまないんだが…これはステルス迷彩と言ってな、俺の能力じゃない
科学だ。これを使えばルイズにも出来る」
「なんだ…」
でもこれでスネークが他の世界から来たってことが証明されたわけね
「俺にも何が起きているかわからない。どうして俺はここにいるんだ?」
左手を見ると実に覚えのない刺青
先ほどの儀式で出来たルーンだ
「私が召還したからでしょ?そのルーンが証拠よ
私だって認めたくないけど」
なんだってこんなオヤジを…などつぶやいている
「俺だって呼ばれたくて呼ばれたわけじゃない。早く元に戻してくれ」
ルイズは首を振る
「出来ないわ。使い魔を戻すなんて聞いたことないもの」
「…クソッ」
うなだれるスネーク。しかし、この程度ではまだあきらめない
「ルイズ、使い魔について教えて欲しい」
話を聞くこと数十分
スネークは話を聞いたことを後悔した
「使い魔の事、わかったかしら?」
「…」
まさかこんな小さな女の子にこき使われなきゃならないとは微塵も思っていなかった
「使い魔ってのは使用人か?」
「いいえ。でもあんた何か特殊な能力とか持ってないじゃない
さっきも言ったでしょ?『使い魔はメイジの目となり耳となる』。
これくらい普通よ」
呆然とルイズの顔を見るスネーク
「…酔っ払いたくなってきた」
「あっそ。それじゃお休み」
ベッドに入って眠るルイズ。俺は床か…オタコン、早く助けてくれ…
朝
装備を確認する
M9(麻酔銃)、ソーコムピストル、グレネード、スタングレネード
C4、BOOK、段ボール箱、無限バンダナ、ステルス迷彩そして煙草
どうやらアサルトライフル類を無くしたようだ
レーション…はなくしたが食事くらいなら出るだろう
という淡い希望はすぐに叩きのめされることになるがスネークはまだ知らない
「ルイズ、起きなくていいのか?」
寝顔は可愛いものだ、素直にそう思う
ゆっくりと目をあけるルイズ
俺の顔を見た瞬間飛び起きる
「あんた誰よ!?」
「スネークだ。目が覚めたか?」
ようやく目が覚めたようだ
まったく朝からうるさい子だ
「じゃ、着替えるから」
「そうか、じゃあ俺は部屋の外に…」
「は?あんたが着替えさせなさいよ」
そういえばそんなことを言っていたような気がする
いくら体が小さくても16歳の女の子だ
恥じらいって物を持って欲しい
「やれやれ…」
やっぱり気の強い女は苦手だ
「はぁ」
どうして私の使い魔はあんな中年オヤジなのかしら
確かに普通の平民じゃなさそうだけどなんかむさ苦しい
着ているものも変だし、バンダナが妙に長い
髭くらい剃りなさいよ!
それだからおやじ臭さが増すのよ
「どうした?」
「なんでもないわ」
どんな格好であれ使い魔は使い魔。しつけはしっかりとしよう
「朝ごはん、いくわよ」
「それは楽しみだ」
「これは一体どういうことだ?」
「あんたの朝食」
「これだけか?」
「そう」
渡されたのはパンとスープだけ
「俺を死なせたいのか!?」
「あんた普通はここに入れもしないんだからね?」
取り合っても意味がなさそう
「ジャングルの食事の方がマシだったな」
ぼそりと呟く
後で外へキャプチャーしにいこう
これだけではとてももたん
「じゃ、私は授業の準備をしてくるわ
後で迎えに来るから、いい子にしてなさい」
「('A`)」
へんじがない ただのようへいのようだ
亡霊のような動きでスネークは外へ向かった
しばらく草むらなどを探すと一匹だけ蛇を見つけることが出来た
「サバイバル訓練がこんなところで役に立つとはな」
と手の中の蛇を見ていると風と共に消えてしまった
「な!?」
風下を見ると青いドラゴンが蛇に食らい付いていた―タバサの使い魔シルフィードだ
「待て!それは俺のだ!」
しかし空へ逃げられ結局全て食べられてしまった
「きゅいきゅいw」
心なしか笑われている気がする
「俺は、負け犬だああああああああああああああああああああ!」
本気で悔しがるスネークにメイド服の女の子が話しかける
…大人の男の人が本気で悔しがってる。変な人だなぁ…
着てる服も変だし、バンダナ長いし
でもどうしたんだろう?
「ど、どうしたんですか?」
「食事を取られた。もぉ死にたい」
体育座りで地面に蛇の絵を描きながら言った
あれ、食べる気だったんだ…
「確か貴方はミス・ヴァリエールの…」
「そう使い魔だ。スネークと呼んでくれ」
共食い?と思ったが口には出さない
スネークの腹が大きく鳴る
相当おなかが空いているようだ
「私はシエスタと言うメイドです
残り物で良いなら厨房にありますが、いかがですか?」
「うますぎる!最高だ!」
「ふふ、そう言ってもらえると作った者も喜びます」
出されたものをひとつ残らずスネークは平らげた
一品一品感想を述べながら食べたためかなり時間がかかったが
「いや本当にうまかった。ありがとうシエスタ」
「また来てください。このくらいならいつでも出しますよ」
花のように笑うシエスタ
食事に誘うには…いやなんでもない
「ひとつ、いいですか?」
「なんだ?何でも答えよう」
言いにくそうにもじもじしながら言った
可愛すぎる!
「その…その服って一体?」
「ああこれか。これは『スニーキングスーツ』といってな
防弾・防刃、保温、防水に優れている。それに特殊ラバーが貼り付けてあって足音がしにくい
まさにスニーキング用の服と言ったものだ」
「…?」
何を言っているのかわからないようだ
「着てみるか?」
と、スニーキングスーツを着たシエスタを妄想する
…性欲をもてあます
「遠慮します」
「そうか。また会おう」
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