恐怖と力の沼(ストーリー)

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<p>[ネヴェド戦]<br /> ンカソ「なんと凄まじい毒気か…」<br /> マー「これがネヴェドなの…?」<br /> タンゴガンゴ「オ、オレはこんなところにはいたくないぜ」<br /> ネヴェド「アカイア、そしてアカネか。何をしにきた」<br /> アカネ「パパ…」<br /> アカイア「世界は生まれ変わろうとしています。あなたはここで何を?」<br /> ネヴェド「俺にはやらねばならぬことがある」<br /> レッカル「何故アカネを捨てた!貴方なら抱くことができたのでは!」<br /> マー「レッカル落ち着いて!今はその話をしてる時じゃないよ!」<br /> アカネ「…」<br /> アカイア「それがこの世界に関わることならば止めなければなりません」<br /> ネヴェド「愚かな。俺のやることを邪魔するのか」<br /> ンカソ「世界は死ぬ運命らしい。新しい世界とやらを我は成就させたい」<br /> ネヴェド「もはや一刻が惜しい。誤解は解かぬぞ」<br /><br /> ネヴェド「お前達は勘違いをしている。オレはこの沼を止めにきたのだ」<br /> アカイア「沼を?」<br /> ネヴェド「沼は意思を持つ世界の創造主。ここで必死の抵抗を続けている」<br /> タンゴガンゴ「必死の抵抗?ってのは何だ?」<br /> ネヴェド「アカネの命を狙っている」<br /> マー「アカネちゃんの!?なんで!?」<br /> ネヴェド「アカネが新しい世界の創造主だからだ」<br /> アカイア「なんですって…!」<br /> アカネ「わたしが…?」<br /> シューベルト「わたしとアカネは同時に誕生した。一人は死を、一人は生をもたらす者として」<br /> タンゴガンゴ「なるほ…お前喋れるのかよ!!!!」<br /> ンカソ「なんと…アカネがそうだというのか…」<br /> レッカル「ずっと不思議に思っていた。<br /> 始火の復活、白の丘の変貌、大森林の消失―起こりえないことばかりが起きた。だがもっと不思議だったのは…<br /> お前の存在だ、アカネ。何故アカネのような悪魔が生まれたか<br /> アカネは世界を築く者なのだな」<br /> アカネ「レッカル、でもわたし何もしてないよ…?」<br /> ネヴェド「オレはこの沼を止める。お前たちはどうする」<br /> シューベルト「アカネ、この沼を止め、世界を創造するのは君の使命だ」<br /> アカネ「よくわからないけどわかった!わたしも行かせて、パパ!」<br /> ネヴェド「レッカルといったか」<br /> レッカル「はい」<br /> ネヴェド「俺は娘を捨てたのではない。俺の毒気で弱る娘から離れたのだ」<br /> アカイア「ネヴェド…」<br /> ネヴェド「強くなったなアカネ。これなら俺も側にいられそうだ」<br /><br /> [ヌシ戦]<br /> 超越者「裏切り者ネヴェド。母なる沼に逆らうはいかなる思想か」<br /> ネヴェド「この世界はまもなく死ぬのだ」<br /> マスター「沼は新世界を許さない」<br /> ネヴェド「拒んでも同じこと。この世界の寿命なのだ」<br /> シジャク「あなたは娘がかわいいだけではないの?」<br /> ネヴェド「だとしてもすることは同じだ」<br /> キラーナイト「同じ沼で生まれし我が兄弟。殺さねばならないか」<br /> ネヴェド「残念だが俺はここで死ぬ気はない」<br /> ヌシ「悲しいことね、私達が闘うなんて…」<br /><br /> アカネ「今のはパパのお友達?」<br /> ネヴェド「ああ、友に沼で生まれた兄弟たちだ」<br /> アカネ「そんな…」<br /> ネヴェド「よいのだ。俺は沼の子だが、お前の父なのだ」<br /> タンゴガンゴ「しかしなぁ…アカネがそんな立派な悪魔だとはなぁ」<br /> アカイア「アカネでは文句があるのですか?」<br /> タンゴガンゴ「そ、そうじゃねえ…ですよ」<br /> マー「ぼくはわかる気がするな!」<br /> アカネ「う~ん、わたしはまだわかんない」<br /> ンカソ「誰かが言っていたな、我らは集まるべくして集まったと<br /> 今はなんとなくそれがわかるような気がする」<br /> レッカル「私はアカネに何かを感じていた。だからこそ…」<br /> ネヴェド「次は沼との決戦となる」<br /> シューベルト「アカネ、覚悟を決めるんだ。わたしとともに行かねばならない」<br /> アカネ「うん。行かなきゃいけない気がする」<br /><br /> [沼戦]<br /><strong>ネヴェドよ・・・</strong><br /> アカネ「誰!?どこから話してるの?」<br /> レッカル「沼だ!沼自身が話しかけている!」<br /><strong>ネヴェドよ・・・<br /> 何故 俺の邪魔をする・・・</strong><br /> ネヴェド「世界の死期は貴方にもわかっているはず。何故無駄な抵抗を」<br /><strong>世界の死を拒んではいない<br /> 俺の世界以外の世界の存在を<br /> 許せないだけだ・・・</strong><br /> ネヴェド「それは独りよがりというもの。この者たちを見よ。最早世界は貴方だけのものではない」<br /><strong>理解を得ようとは思わん・・・<br /> ただお前たちを・・・<br /> アカネを消し去るのみ</strong><br /> タンゴガンゴ「おっと、それ以上は許さないぜ」<br /> マー「アカネちゃんに手を出したら許さないよ!」<br /> ンカソ「私の役目、ここにて果たそう」<br /> アカイア「弱い母でした。ですがもう逃げません」<br /><strong>世界を産んだ俺の力を知らぬか<br /> それとも知っての上か・・・</strong><br /> ネヴェド「何もしてやれなかったな、アカネ。ここは任せてくれ」<br /> レッカル「これが最後か。アカネを守る。そのために私は来た」<br /> アカネ「みんな…!」</p> <p> </p> <p><strong>世界はとうに俺の手を離れ<br /> 大きく成長していたのだな</strong><br /><br /><strong>終わりを迎えねばならんほどに…</strong><br /> アカネ「いろんなことがあったよ。そして、いろんな悪魔さんがいた」<br /><strong>アカネ</strong><br /><strong>もはや気付いておろう<br /> 新しい世界はお前がつくるのだ</strong><br /> アカネ「うん。このたびは新しい世界を作るための旅だったんだね」<br /><strong>この世界をどう思う、アカネ。<br /> いいや聞くまい<br /> よい世界をつくってくれ</strong><br /> アカネ「ありがとう、沼さん」<br /> ネヴェド「母なる沼よ。<br /> 感謝しているぞ」<br /><strong>さあ、ここを離れるのだ</strong><br /> アカイア「行きましょう」<br /> レッカル「…」<br /> アカネ「レッカルどうしたの?行こうよ」<br /> レッカル「すまないが、ここまでのようだ」<br /> アカネ「えっ」<br /> レッカル「ずいぶんと水の力を使ってしまったからな」<br /> アカイア「レッカル…」<br /> レッカル「力を持たないアカネが作る世界を見てみたかったが<br /> どうやらかなわぬようだな…」<br /> アカネ「レッカル!何言ってるの!」<br /> タンゴガンゴ「おいレッカル!」<br /> レッカル「タンゴ、お前がいて助かったぞ」<br /> タンゴガンゴ「馬鹿野郎!お前はキレる奴だと思ってたが馬鹿野郎だぜ!」<br /> レッカル「アカイア様、お世話になりました」<br /> アカイア「お礼を言うのはこちらです。ありがとうレッカル」<br /> レッカル「皆、手を貸してくれてありがとう」<br /> アカネ「レッカル!」<br /> レッカル「楽しかったぞ、アカネ…」<br /> アカネ「わたしも…」<br /> レッカル「ありがとう…アカネ…」<br /><br /><br /> アカネ「レッカルー!!」</p> <p> </p> <p> </p> <p><br /><br />  </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p>
<p>[ネヴェド戦]<br /> ンカソ「なんと凄まじい毒気か…」<br /> マー「これがネヴェドなの…?」<br /> タンゴガンゴ「オ、オレはこんなところにはいたくないぜ」<br /> ネヴェド「アカイア、そしてアカネか。何をしにきた」<br /> アカネ「パパ…」<br /> アカイア「世界は生まれ変わろうとしています。あなたはここで何を?」<br /> ネヴェド「俺にはやらねばならぬことがある」<br /> レッカル「何故アカネを捨てた!貴方なら抱くことができたのでは!」<br /> マー「レッカル落ち着いて!今はその話をしてる時じゃないよ!」<br /> アカネ「…」<br /> アカイア「それがこの世界に関わることならば止めなければなりません」<br /> ネヴェド「愚かな。俺のやることを邪魔するのか」<br /> ンカソ「世界は死ぬ運命らしい。新しい世界とやらを我は成就させたい」<br /> ネヴェド「もはや一刻が惜しい。誤解は解かぬぞ」<br /><br /> ネヴェド「お前達は勘違いをしている。オレはこの沼を止めにきたのだ」<br /> アカイア「沼を?」<br /> ネヴェド「沼は意思を持つ世界の創造主。ここで必死の抵抗を続けている」<br /> タンゴガンゴ「必死の抵抗?ってのは何だ?」<br /> ネヴェド「アカネの命を狙っている」<br /> マー「アカネちゃんの!?なんで!?」<br /> ネヴェド「アカネが新しい世界の創造主だからだ」<br /> アカイア「なんですって…!」<br /> アカネ「わたしが…?」<br /> シューベルト「わたしとアカネは同時に誕生した。一人は死を、一人は生をもたらす者として」<br /> タンゴガンゴ「なるほ…お前喋れるのかよ!!!!」<br /> ンカソ「なんと…アカネがそうだというのか…」<br /> レッカル「ずっと不思議に思っていた。<br /> 始火の復活、白の丘の変貌、大森林の消失―起こりえないことばかりが起きた。だがもっと不思議だったのは…<br /> お前の存在だ、アカネ。何故アカネのような悪魔が生まれたか<br /> アカネは世界を築く者なのだな」<br /> アカネ「レッカル、でもわたし何もしてないよ…?」<br /> ネヴェド「オレはこの沼を止める。お前たちはどうする」<br /> シューベルト「アカネ、この沼を止め、世界を創造するのは君の使命だ」<br /> アカネ「よくわからないけどわかった!わたしも行かせて、パパ!」<br /> ネヴェド「レッカルといったか」<br /> レッカル「はい」<br /> ネヴェド「俺は娘を捨てたのではない。俺の毒気で弱る娘から離れたのだ」<br /> アカイア「ネヴェド…」<br /> ネヴェド「強くなったなアカネ。これなら俺も側にいられそうだ」<br /><br /> [ヌシ戦]<br /> 超越者「裏切り者ネヴェド。母なる沼に逆らうはいかなる思想か」<br /> ネヴェド「この世界はまもなく死ぬのだ」<br /> マスター「沼は新世界を許さない」<br /> ネヴェド「拒んでも同じこと。この世界の寿命なのだ」<br /> シジャク「あなたは娘がかわいいだけではないの?」<br /> ネヴェド「だとしてもすることは同じだ」<br /> キラーナイト「同じ沼で生まれし我が兄弟。殺さねばならないか」<br /> ネヴェド「残念だが俺はここで死ぬ気はない」<br /> ヌシ「悲しいことね、私達が闘うなんて…」<br /><br /> アカネ「今のはパパのお友達?」<br /> ネヴェド「ああ、友に沼で生まれた兄弟たちだ」<br /> アカネ「そんな…」<br /> ネヴェド「よいのだ。俺は沼の子だが、お前の父なのだ」<br /> タンゴガンゴ「しかしなぁ…アカネがそんな立派な悪魔だとはなぁ」<br /> アカイア「アカネでは文句があるのですか?」<br /> タンゴガンゴ「そ、そうじゃねえ…ですよ」<br /> マー「ぼくはわかる気がするな!」<br /> アカネ「う~ん、わたしはまだわかんない」<br /> ンカソ「誰かが言っていたな、我らは集まるべくして集まったと<br /> 今はなんとなくそれがわかるような気がする」<br /> レッカル「私はアカネに何かを感じていた。だからこそ…」<br /> ネヴェド「次は沼との決戦となる」<br /> シューベルト「アカネ、覚悟を決めるんだ。わたしとともに行かねばならない」<br /> アカネ「うん。行かなきゃいけない気がする」<br /><br /> [沼戦]<br /><strong>ネヴェドよ・・・</strong><br /> アカネ「誰!?どこから話してるの?」<br /> レッカル「沼だ!沼自身が話しかけている!」<br /><strong>ネヴェドよ・・・<br /> 何故 俺の邪魔をする・・・</strong><br /> ネヴェド「世界の死期は貴方にもわかっているはず。何故無駄な抵抗を」<br /><strong>世界の死を拒んではいない<br /> 俺の世界以外の世界の存在を<br /> 許せないだけだ・・・</strong><br /> ネヴェド「それは独りよがりというもの。この者たちを見よ。最早世界は貴方だけのものではない」<br /><strong>理解を得ようとは思わん・・・<br /> ただお前たちを・・・<br /> アカネを消し去るのみ</strong><br /> タンゴガンゴ「おっと、それ以上は許さないぜ」<br /> マー「アカネちゃんに手を出したら許さないよ!」<br /> ンカソ「私の役目、ここにて果たそう」<br /> アカイア「弱い母でした。ですがもう逃げません」<br /><strong>世界を産んだ俺の力を知らぬか<br /> それとも知っての上か・・・</strong><br /> ネヴェド「何もしてやれなかったな、アカネ。ここは任せてくれ」<br /> レッカル「これが最後か。アカネを守る。そのために私は来た」<br /> アカネ「みんな…!」</p> <p> </p> <p><strong>世界はとうに俺の手を離れ<br /> 大きく成長していたのだな</strong><br /><strong>終わりを迎えねばならんほどに…</strong><br /> アカネ「いろんなことがあったよ。そして、いろんな悪魔さんがいた」<br /><strong>アカネ</strong><br /><strong>もはや気付いておろう<br /> 新しい世界はお前がつくるのだ</strong><br /> アカネ「うん。このたびは新しい世界を作るための旅だったんだね」<br /><strong>この世界をどう思う、アカネ。<br /> いいや聞くまい<br /> よい世界をつくってくれ</strong><br /> アカネ「ありがとう、沼さん」<br /> ネヴェド「母なる沼よ。<br /> 感謝しているぞ」<br /><strong>さあ、ここを離れるのだ</strong><br /> アカイア「行きましょう」<br /> レッカル「…」<br /> アカネ「レッカルどうしたの?行こうよ」<br /> レッカル「すまないが、ここまでのようだ」<br /> アカネ「えっ」<br /> レッカル「ずいぶんと水の力を使ってしまったからな」<br /> アカイア「レッカル…」<br /> レッカル「力を持たないアカネが作る世界を見てみたかったが<br /> どうやらかなわぬようだな…」<br /> アカネ「レッカル!何言ってるの!」<br /> タンゴガンゴ「おいレッカル!」<br /> レッカル「タンゴ、お前がいて助かったぞ」<br /> タンゴガンゴ「馬鹿野郎!お前はキレる奴だと思ってたが馬鹿野郎だぜ!」<br /> レッカル「アカイア様、お世話になりました」<br /> アカイア「お礼を言うのはこちらです。ありがとうレッカル」<br /> レッカル「皆、手を貸してくれてありがとう」<br /> アカネ「レッカル!」<br /> レッカル「楽しかったぞ、アカネ…」<br /> アカネ「わたしも…」<br /> レッカル「ありがとう…アカネ…」<br /><br /><br /> アカネ「レッカルー!!」</p> <p> </p> <p><br /><br />  </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p>

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