「2011-05-10:NULL値の設定とカラーテーブルと対象範囲の変更」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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**null値の設定
前回のdemの海の部分は-9999.0という値を持っています。
値を持ったままだと、カラーテーブルに反映される可能性があるので、値を持たないnullに変更します。
Q-GISを立ち上げる。
→GRASSマップセットを選択で以下のように設定し、了解をクリックする。
Gisbase C:GRASS
位置 kushida
Mapset 自分の名前
→左端のアイコンの下から三番目(GRASSツールを開く)をクリックする。
→shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。
→コマンド上で以下のように入力する。
>r.null dem set=-9999.0
すると下のような地図になります。
※左が設定前で、右が設定後
#ref(dem1.png,,width=150) #ref(dem2.png,,width=150)
**カラーテーブルの変更
先ほどと同じようにGRASSマップセットを選択で以下のように設定し、了解をクリックする。
Gisbase C:GRASS
位置 kushida
Mapset 自分の名前
→左端のアイコンの下から三番目(GRASSツールを開く)をクリックする。
→shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。
→コマンド上で以下のように入力する。
>r.colors dem col=srtm
すると、下のような地図ができます。
#ref(dem3.png,,width=400)
これ以外にもさまざまなカラーテーブルがあるのでいろいろ試すとよさそうです。
**対象範囲の変更
このままだと、櫛田川を見るにしては、範囲が広すぎるので、範囲を変更します。
先ほどと同じようにして、shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。
→コマンド上で以下のように入力する。
>g.region -p
これで、現在の領域が表示されます。
#ref(dem4.png,,width=400)
>g.region n=34.63 s=34.30 w=136.06 e=136.66 -p
#ref(dem5.png,,width=400)
これで、変更後の領域が表示されます。
※nsewの順番は気にしなくても大丈夫です。また、値は度で入れてください。
このままだとcellの値が大きく処理に時間がかかるので、次のように入力します。
>g.region res=0:00:04 -p
#ref(dem6.png,,width=400)
これと、前回作ったareaとriverを出力し表示すると、下のような地図ができます。
#ref(dem8.png,,width=500)
※プロパティでriverの線を赤に、areaの塗りつぶしなしにして、そしてレイヤをriver,area,demの順で並べています。
今回はここまでです。お疲れ様でした。
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**null値の設定
前回のdemの海の部分は-9999.0という値を持っています。
値を持ったままだと、カラーテーブルに反映される可能性があるので、値を持たないnullに変更します。
Q-GISを立ち上げる。
→GRASSマップセットを選択で以下のように設定し、了解をクリックする。
Gisbase C:GRASS
位置 kushida
Mapset 自分の名前
→左端のアイコンの下から三番目(GRASSツールを開く)をクリックする。
→shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。
→コマンド上で以下のように入力する。
>r.null dem set=-9999.0
すると下のような地図になります。
※左が設定前で、右が設定後
#ref(dem1.png,,width=150) #ref(dem2.png,,width=150)
**カラーテーブルの変更
先ほどと同じようにGRASSマップセットを選択で以下のように設定し、了解をクリックする。
Gisbase C:GRASS
位置 kushida
Mapset 自分の名前
→左端のアイコンの下から三番目(GRASSツールを開く)をクリックする。
→shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。
→コマンド上で以下のように入力する。
>r.colors dem col=srtm
すると、下のような地図ができます。
#ref(dem3.png,,width=400)
これ以外にもさまざまなカラーテーブルがあるのでいろいろ試すとよさそうです。
**対象範囲の変更
このままだと、櫛田川を見るにしては、範囲が広すぎるので、範囲を変更します。
先ほどと同じようにして、shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。
→コマンド上で以下のように入力する。
>g.region -p
これで、現在の領域が表示されます。
#ref(dem4.png,,width=400)
>g.region n=34.63 s=34.30 w=136.06 e=136.66 -p
#ref(dem5.png,,width=400)
これで、変更後の領域が表示されます。
※nsewの順番は気にしなくても大丈夫です。また、値は度で入れてください。
このままだとcellの値が大きく処理に時間がかかるので、次のように入力します。
>g.region res=0:00:04 -p
#ref(dem6.png,,width=400)
これと、前回作ったareaとriverを出力し表示すると、下のような地図ができます。
#ref(dem8.png,,width=500)
※プロパティでriverの線を赤に、areaを塗りつぶしなしにして、そしてレイヤをriver,area,demの順で並べています。
今回はここまでです。お疲れ様でした。
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