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2011-05-10:NULL値の設定とカラーテーブルと対象範囲の変更」(2011/05/12 (木) 11:58:31) の最新版変更点

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**null値の設定 前回のdemの海の部分は-9999.0という値を持っています。 値を持ったままだと、カラーテーブルに反映される可能性があるので、値を持たないnullに変更します。 Q-GISを立ち上げる。 →GRASSマップセットを選択で以下のように設定し、了解をクリックする。            Gisbase   C:GRASS            位置     kushida            Mapset   自分の名前 →左端のアイコンの下から三番目(GRASSツールを開く)をクリックする。 →shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。 →コマンド上で以下のように入力する。 >r.null dem set=-9999.0 すると下のような地図になります。 ※左が設定前で、右が設定後 #ref(dem1.png,,width=150) #ref(dem2.png,,width=150) **カラーテーブルの変更 先ほどと同じようにGRASSマップセットを選択で以下のように設定し、了解をクリックする。            Gisbase   C:GRASS            位置     kushida            Mapset   自分の名前 →左端のアイコンの下から三番目(GRASSツールを開く)をクリックする。 →shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。 →コマンド上で以下のように入力する。 >r.colors dem col=srtm すると、下のような地図ができます。 #ref(dem3.png,,width=400) これ以外にもさまざまなカラーテーブルがあるのでいろいろ試すとよさそうです。 **対象範囲の変更 このままだと、櫛田川を見るにしては、範囲が広すぎるので、範囲を変更します。 先ほどと同じようにして、shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。 →コマンド上で以下のように入力する。 >g.region -p これで、現在の領域が表示されます。 #ref(dem4.png,,width=400) >g.region n=34.63 s=34.30 w=136.06 e=136.66 -p #ref(dem5.png,,width=400) これで、変更後の領域が表示されます。 ※nsewの順番は気にしなくても大丈夫です。また、値は度で入れてください。 このままだとcellの値が大きく処理に時間がかかるので、次のように入力します。 >g.region res=0:00:04 -p #ref(dem6.png,,width=400) これと、前回作ったareaとriverを出力し表示すると、下のような地図ができます。 #ref(dem8.png,,width=500) ※プロパティでriverの線を赤に、areaの塗りつぶしなしにして、そしてレイヤをriver,area,demの順で並べています。 今回はここまでです。お疲れ様でした。 -----
**null値の設定 前回のdemの海の部分は-9999.0という値を持っています。 値を持ったままだと、カラーテーブルに反映される可能性があるので、値を持たないnullに変更します。 Q-GISを立ち上げる。 →GRASSマップセットを選択で以下のように設定し、了解をクリックする。            Gisbase   C:GRASS            位置     kushida            Mapset   自分の名前 →左端のアイコンの下から三番目(GRASSツールを開く)をクリックする。 →shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。 →コマンド上で以下のように入力する。 >r.null dem set=-9999.0 すると下のような地図になります。 ※左が設定前で、右が設定後 #ref(dem1.png,,width=150) #ref(dem2.png,,width=150) **カラーテーブルの変更 先ほどと同じようにGRASSマップセットを選択で以下のように設定し、了解をクリックする。            Gisbase   C:GRASS            位置     kushida            Mapset   自分の名前 →左端のアイコンの下から三番目(GRASSツールを開く)をクリックする。 →shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。 →コマンド上で以下のように入力する。 >r.colors dem col=srtm すると、下のような地図ができます。 #ref(dem3.png,,width=400) これ以外にもさまざまなカラーテーブルがあるのでいろいろ試すとよさそうです。 **対象範囲の変更 このままだと、櫛田川を見るにしては、範囲が広すぎるので、範囲を変更します。 先ほどと同じようにして、shell-GRASS-shellをクリックし、コマンドプロンプトを立ち上げる。 →コマンド上で以下のように入力する。 >g.region -p これで、現在の領域が表示されます。 #ref(dem4.png,,width=400) >g.region n=34.63 s=34.30 w=136.06 e=136.66 -p #ref(dem5.png,,width=400) これで、変更後の領域が表示されます。 ※nsewの順番は気にしなくても大丈夫です。また、値は度で入れてください。 このままだとcellの値が大きく処理に時間がかかるので、次のように入力します。 >g.region res=0:00:04 -p #ref(dem6.png,,width=400) これと、前回作ったareaとriverを出力し表示すると、下のような地図ができます。 #ref(dem8.png,,width=500) ※プロパティでriverの線を赤に、areaを塗りつぶしなしにして、そしてレイヤをriver,area,demの順で並べています。 今回はここまでです。お疲れ様でした。 -----

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