1.序論
(a)論文の目的
  • この論文のテーマは___である。
  • この論文の目的は___である。
  • この論文で示したいことは___である。
  • 本論は___するために書かれたものである。
  • 私が主張したい点は___である。
  • ここでの目的は___をさらに探ることである。

(b)扱わない事項を除く
  • ___の問題については、本論では取り扱わない。
  • ___を探究するのは、この論文の課題ではない。
  • ___を論じることは、別に機会に譲らなくてはならない。
  • ___については議論の枠から外す。

2.先行研究
(a)研究の紹介
  • ___については多くの研究がなされてきた。
  • ___を明らかにするために多くの研究がなされてきた。
  • ___を示すために数多くの試みがなされてきた。
  • ここ数年___についての研究が行われてきた。
  • ___の研究は多くの議論が呼び起こしてきた。
  • ___の問題が、近年___たちによって注目されている。
  • ___によって___の研究は重大な進歩をとげた。
  • ___の考えは、___によってさらに進められた。
  • ___の問題を取り上げたのは___である。

(b)(この論文のテーマについて)先行研究は不十分
  • ___についてはわずかな研究しか行われていない。
  • ___を試みた研究はほとんどない。わずかに___だけが___について論じている。
  • ___についてはこれまで無視されてきた。
  • ___に注目する研究はほとんど行われて来なかった。
  • ___について多くの研究が行われてきたが、___については未だ未解決である。
  • ___について多くの努力がそそがてきたが、___については明らかになっていない。

(c)先行研究を評価する
  • ___は、この課題について新たな試みを行った。
  • ___に発表された最近の論文で___についての新しい分析を提示している。
  • ___の議論がこの分野に新しい観点を提示した。
  • ___の研究によって、近年___についての関心が高まっている。


3.本文
A.導入
(a)問題を提示する
  • 問題は___である。
  • このことは___という問題に我々を導く。
  • ___については明らかではない。
  • ___の点について明らかにしなければならない。
  • ___を調べてみる必要がある。
  • 私たちは___という問題に直面している。
  • ___については疑問の余地はないが、___についてはかなり疑わしい。
  • はっきりさせておくべき点がもう一つある。それは___である。
  • ___を解決した後、残る問題は___である。

(b)論じる立場の提示
  • ___という観点から考察する。
  • ___を考慮した上で___を検討しよう。
  • ___を___の点から考察したい。
  • ___を議論するのに___というアプローチをとる。

(c)定義する
  • ___を___と定義しよう。
  • ___という言葉を___を示すために用いる。
  • ___という言葉を___という意味で使おう。
  • ___は、___という概念を含む。
  • ___は、___から___にわたる意味を持っている。


B.否定的主張
(a)疑わしい
  • ___については疑問がある。
  • ___の主張については疑問の余地がある。
  • 必ずしも___であるとは言えない。

(b)否定
  • ___と考えるのは間違いである。
  • ___は全くの誤謬である。
  • ___と仮定することはできない。
  • ___というだけの理由で___とは断定することはできない。
  • ___は___をまったく説明していない。
  • ___という中心的な問題に触れていない。
  • ___は多くの側面を無視している。例えば___……。

(c)反論
  • ___については、次のような反論が考えられる。
  • ___に対して反対の立場を取りたい。
  • ___の結果は、___の主張と反対である。
  • ___という主張には根拠がない。
  • ___という主張は、___の点から間違いである。
  • ___という主張は、___であることを説明していない。


C肯定的主張

(a)推測できる
  • ___であると言ってもいいだろう。
  • ___と考えることが可能である。
  • ___である可能性がある。
  • ___と仮定すれば___である。
  • ___は妥当であるように思われる。
  • ___と断定することはできないが___であることは十分考えられる。


(b)妥当である
  • ____という主張は妥当である。
  • ___は____であることを裏付けている。
  • ___という議論に矛盾はない。
  • ___はこの議論の正しさを裏付けている。
  • ___という主張は全く正当である。
  • ___であることは自明である。
  • ___であることは十分考えられる。

(c)確実である
  • ___は明らかである。
  • ___ということは用意に理解できる。
  • ___については疑いない。
  • ___からすぐにわかるように___である。
  • 確かなのは___ということである。

(d)証拠がある
  • ___を示すよい証拠がある。
  • ___は___であることの証拠として役立つ。
  • ___の直接的な証拠はないが、しかし___がそのことを間接的に示す。


Dその他

(a)例を挙げる
  • 例えば___である。
  • ___は一例を提供してくれる。
  • 簡単な例をあげるならば___。
  • ___のために例を引こう。
  • ___からの実例は有益だと思われる。
  • 多くの例は___に該当する。
  • ___以上にこれを示すよい例は他にない。

(b)注意を促す
  • ___に注意すべきである。
  • ここで注意すべきことは___である。
  • ___について注意深く検討すべきである。
  • ___を見過ごすべきではない。
  • ___であることは注目に値する。

(c)引用する
  • これは___の引用である。
  • ___から一節を引用する。
  • ___は次のように言っている。
  • この点について、___は次のように論じている。
  • ___と指摘した後で次のように続けている。


4.結論
(a)要約すると
  • 手短にいえば___
  • 以上が___の要点である。
  • 今までの議論で___であることがわかった。
  • ___と要約されるだろう。

(b)帰結する
  • ___ということが言える。
  • ___であることが明らかになった。
  • ___と言ってもいいだろう。
  • ___とみなすことができる。

(c)結論をいう
  • ___と結論すべきである。
  • ___という結論に達した。
  • ___ということが明らかになった。
  • 結論として言えることは____である。


最終更新:2010年12月11日 18:27