その他2

更新日時 2013-03-27

Q 「105回の削除問題をチェックしてみた
105D52の虐待の問題は、厚労省原本はcdが正解。
c(硝子体出血)、d(硬膜下血腫)
I社の解説ではadになっている。
105D52 2歳の女児。意識障害。父親による強い揺さぶり。
可能性の高いものを2つ選べ。
a脳出血 b頸髄損傷 c硝子体出血 d硬膜下出血 e顔面神経麻痺

正解:cd
被虐待児症候群 battered child syndrome
2歳以下では頭部に打撲痕がなくても揺するだけで硬膜下出血が起き(shaken baby syndrome)やすい。

頻度が高いものは,硬膜下出血などの頭蓋内損傷,鼻口閉塞による窒息,栄養障害による肺炎,
衰弱,絞頸,胸腹腔臓器損傷などがある.
これらの疾患を診察した場合は,まず,本症を疑うべきである.
さらに網膜前出血(硝子体出血)も起こりやすい。
(高血圧性脳出血などで認められるのは網膜出血)。

厚労省がリベンジしてくるだろうと予想していたら、106回の国試問題を見たら、
同じ問題で、硬膜下血腫を選ばせる問題が載っていた。

105G40の厚労省解答は、厚労省発表時は、正解なしとしてあるが
原本ではe(血液化学検査の再検査)となっていた。
105G40
74歳の男性。2時間前から持続している胸痛を主訴に救急外来を
受診した。糖尿病で通院中。脈拍124/分,整。血圧114/72mmHg。心音
と呼吸音とに異常を認めない。来院時の緊急検査で赤血球440万,Hb
14.0g/dl,Ht 46%,白血球8,200,CK 86IU/l(基準30~140),心
筋トロポニンT 0.2ng/ml(基準0.1以下),CRP 0.1mg/dl。来院時の
心電図(別冊No.6)を別に示す。
 この患者に対する治療方針の決定にあたって必要がないのはどれか。
a 心エコー検査
b 胸部エックス線撮影
c 心電図モニタリング
d 12誘導心電図の再検査
e 血液生化学検査の再検査

心筋トロポニンTなどの血液所見は、直ちに再検査してもデータ上の変化が乏しいので
一定時間あけてからの再検査ということみたい。

105G40って例の愚問か
解説に「愚問である、出題者の意図すら分からない」とか書いてあってワロタ

105G40は面白い、いい問題だと思ったけどな。
血液検査は、ただちに再検査してもデータの変化はでにくい思って、
eだと直感した。
考え出すと、どれを選ぶのかわからなくなってしまうかも。
心電図などは、次の瞬間に変化することはあるからECG再検査や継続モニターは
必要と思った。

出題者の意図はそんなとこにあると分かったけどな

いや治療方針を決める上で再検査必要だろ
今すぐやるなんてどこにも書いてない

今すぐやる を書きそびれたために、意図が伝わりにくくなって
削除問題となってしまったのだろう。

出題者的には会心の出来だったかもしれないのに、解説でボロクソに言われ全国の医学生の晒し者になるとか

今までの問題は、次に何を行うかを問う問題が多かったが、 105G40は逆に
すぐ続けては、何を行わないかを問う斬新な問題だったと思う。
「今すぐには、何を行わないか」と明示しなかったために愚問と言われる羽目になったが。

リベンジをはかってくるだろうから、
106回は心筋梗塞の時間経過でCPKや心筋トロポニンTなどの動きが
どうなるのかを問うような問題が出る気がする。良く検討しておくべし。

105d27のITPとTTPどうやって鑑別するの?
貧血が出血によるものか溶血によるものかはこの検査データじゃ解らないよね?

TTP 中枢神経症状が特徴  終わり
問題見てないから知らんが、破砕赤血球・発熱・腎機能障害とかなかった?

精神神経症状なしの問題も見たことあるな。いつのかは忘れたが
TTPとHUSが区別できない なら分かるけどね

TTPはHUSに似てるんだわ。それに教科書読むだけだと、どっちも血小板やられるし一緒やん
というのも無理ないんだが、TTPはでっかいvWFが血小板めっちゃ集めるので
血栓できまくる→精神や腎がやられる。
一方、ITPはAIHAと合併するEVANSもあるので溶血が起こることがある。

しかしこの場合月経血が多いとあるので、それからくる貧血だろうと思われる。
これで落ちるとは思わんがもったいないのでチェックしときー

キーワード問題
①幼児期+高熱発疹+カタル症状(+)+潜伏期10日
②高齢男性+膵管狭窄像+高γ-G血症+IgG4
③ホームレス+慢性咳そう
④乳児期発症+RAA↑+血圧正常+発育異常
⑤ゴルフして酒飲んで寝て翌朝四肢脱力の男
⑥振戦+アルコールで軽減
⑦Auspits+Kobner
⑧乳幼児+間欠的てい泣+血便
⑨RDS先行新生児慢性肺障害
⑩ニヤニヤブツブツ若い男

対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
解説
①幼児期+高熱発疹+カタル症状(+)+潜伏期10日
⇒麻疹
②高齢男性+膵管狭窄像+高γ-G血症+IgG4
⇒自己免疫性膵炎
③ホームレス+慢性咳そう
⇒結核
④乳児期発症+RAA↑+血圧正常+発育異常
⇒バーター(バーターは成長障害を伴うのが重要。ギッテルマンは成長障害なしなんだ)
⑤ゴルフして酒飲んで寝て翌朝四肢脱力の男
⇒周期性四肢麻痺
⑥振戦+アルコールで軽減
⇒本態性振戦
⑦Auspits+Kobner
⇒かんせん
⑧乳幼児+間欠的てい泣+血便
⇒腸重責
⑨RDS先行新生児慢性肺障害
⇒気管支肺異形成症
⑩ニヤニヤブツブツ若い男
⇒統合失調症

キーワード問題
①小児+血便+破砕赤血球
②新生児+左軸変異+チアノーゼ(+)
③乾性咳そう+8月
④発熱+出血傾向+貧血
⑤伝音性難聴+頚部リンパ節腫脹+外転神経麻痺+顔面圧痛・腫脹無し
⑥幼児+突然の咳そう+Xp右肺野透過性亢進
⑦高齢者+HT・DMの既往+突然の下血+腹部平坦・軟
⑧若年男性+東南アジア+血球減少
⑨閉経女性+不正性器出血
⑩女

対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
解説
①小児+血便+破砕赤血球
⇒HUS
②新生児+左軸変異+チアノーゼ(+)
⇒三尖弁閉鎖
③乾性咳そう+8月
⇒過敏性肺臓炎
④発熱+出血傾向+貧血
⇒白血病
⑤伝音性難聴+頚部リンパ節腫
脹+外転神経麻痺+顔面圧痛・腫脹無し
⇒上咽頭癌
⑥幼児+突然の咳そう+Xp右肺野透過性亢進
⇒気管支異物
⑦高齢者+HT・DMの既往+突然の下血+腹部平坦・軟
⇒虚血性腸炎
⑧若年男性+東南アジア+血球減少
⇒不適切問題
⑨閉経女性+不正性器出血
⇒子宮体癌
⑩女⇒妊娠

キーワード問題
①一歳児+突然の高熱+軟口蓋水疱→潰瘍
②女性+胆石症+心か部~背部に強い持続痛+発熱・嘔吐・血圧低下・BUN↑plt↓
③新生児期発症+胆汁性嘔吐+急速に容態悪化+出生時異常なし胎便排泄正常
④高齢者+膝関節の激痛+関節液混濁・多核白血球↑+細菌(-)
⑤幼児期+正中線を超える表面不整な硬い腹部腫瘤+眼球突出
⑥慢性咳嗽+胸やけ
⑦老人ホームで超かゆい

対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
解説
①一歳児+突然の高熱+軟口蓋水疱→潰瘍
⇒ヘルパンギーナ
手足口病は発熱自体頻度が高くない。そもそも手足にもできるし
永山斑は潰瘍になるんか?
②女性+胆石症+心か部~背部に強い持続痛+発熱・嘔吐・血圧低下・BUN↑plt↓
⇒急性膵炎
胆石症由来の急性膵炎があるよって言いたかっただけの問題。女性に多い
③新生児期発症+胆汁性嘔吐+急速に容態悪化+出生時異常なし胎便排泄正常
⇒腸回転異常or腸軸捻症
④高齢者+膝関節の激痛+関節液混濁・多核白血球↑+細菌(-)
⇒偽痛風
一見化膿性関節炎っポイ所見が特徴
⑤幼児期+正中線を超える表面不整な硬い腹部腫瘤+眼球突出 ⇒神経芽腫
⑥慢性咳嗽+胸やけ
⇒GERD(gastroesophageal reflux disease)胃食道逆流症?
⑦老人ホームで超かゆい
⇒疥癬

国試的には「右上腹部痛⇒胆嚢・胆管の炎症」「心か部~背部痛⇒膵炎」だと考えて作ったわ。もちろん部位だけで除外できないよね
慢性咳そうは粘膜やら神経刺激的なものじゃないかな?
間質性肺炎は重症度は高いけど頻度は高くない。慢性咳そうで頻度が高いのは後鼻漏・咳喘息・アトピー咳そう・ガード(byできれじ)
それに間質性肺炎を扱う問題ならもっと症状や検査が入る

逆流性食道炎の有無にかかわりなく胸やけなどの逆流症状を訴える場合
GERD(gastroesophageal reflux disease)
逆流性食道炎を認めないが逆流症状を訴える場合:症候性GERD(symptomatic GERD:S-GERD)とよぶ.

アレルギー性紫斑病で血管壁脆弱性のためRumpel-leede(+)と書いてあるのに、出血時間延びないのはなぜ?
出血時間は①血小板の数②機能③血管壁異常で起こると書いてあるのですが

乱暴に言うと血管壁異常は出血時間に付随する一要素に過ぎないから

アレルギー性紫斑病は血管壁がターゲットにされて脆弱になるために紫斑が出来る。
対してITPやTTPはあらゆる所で血小板がターゲットにされて破砕されたために、
血小板数が減って血管内皮が損傷しても血小板を動員できず脆弱になるために紫斑ができる。
病態が全然違う

キーワード問題
①認知症+幻視+パーキンソニズム
②学童期+反復性嘔吐+ケトーシス+痙攣(-)+ストレス
③頭蓋内占拠病変+ringenhancement+MRI拡散強調high
④乳児期+突然の陰嚢部~下腹部の痛み+陰嚢圧痛腫大+精巣挙上で痛み増強
⑤高齢女性+大腿内側部痛+悪心嘔吐腹痛腹部膨満
⑥消化管ポリポーシス+口唇手掌色素沈着+しばし腸閉塞合併
⑦学童期+心内膜炎+大関節の移動性一過性関節炎+輪状紅斑+ASO↑
⑧内耳性難聴+血尿+眼症状
⑨老年期+多発性緊満性水疱+粘膜疹(-)
対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
解説
①認知症+幻視+パーキンソニズム
⇒DLBD
②学童期+反復性嘔吐+ケトーシス+痙攣(-)+ストレス
⇒アセトン血性嘔吐症(周期性嘔吐症)
ケトン性低血糖症との鑑別がよく問われる
③頭蓋内占拠病変+ringenhancement+MRI拡散強調high
⇒脳膿瘍
105回で脳膿瘍拡散強調画像が出た。国試的に拡散強調を使うのは脳膿瘍と急性期脳梗塞くらい。
脳腫瘍への応用が見当たらないので、ざっくばらんに問題を作っちゃいました
④乳児期+突然の陰嚢部~下腹部の痛み+陰嚢圧痛腫大+精巣挙上で痛み増強
⇒精索捻転症
プレーン徴候陽性が実に国試的
⑤高齢女性+大腿内側部痛+悪心嘔吐腹痛腹部膨満
⇒閉鎖孔ヘルニア
ハウシップロンベルク+イレウス症状
⑥消化管ポリポーシス+口唇手掌色素沈着+しばし腸閉塞合併 ⇒ポイツジェガース
⑦学童期+心内膜炎+大関節の移動性一過性関節炎+輪状紅斑+ASO↑
⇒リウマチ熱
⑧内耳性難聴+血尿+眼症状
⇒アルポート
⑨老年期+多発性緊満性水疱+粘膜疹(-)
⇒類天疱瘡
キンマン性水疱ときたら類のほう一択!!高齢悪性腫瘍疑い!!パンパンの癖破れにくい

プレーン徴候
急性陰嚢症における原疾患の鑑別に用いられる診断方法。
陰嚢部の疼痛を訴える患者の精巣を挙上した時,疼痛が軽減しなければ精索捻転症を考え,
疼痛が軽減すれば精巣上体炎を考える。
本検査は簡単に施行できるという長所があるが,確実に鑑別診断ができないことも少なくない。
さらに精索捻転症では緊急手術が必要となるので本症が強く疑われれば緊急手術を行う。

キーワード問題
①右片麻痺+左Ⅵ・Ⅶ脳神経麻痺
②小児+ミオクローヌス+PSD
③アトピー+発熱(易感染性)+慢性下痢+血小板減少
④HLA-B54+湿性咳
⑤30歳女性+発作性の脱力・しびれ→増悪で四肢麻痺+腹痛嘔吐便秘+赤ブドウ酒色尿
対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
解説
①右片麻痺+左Ⅵ・Ⅶ脳神経麻痺
⇒Millard-Gubler症候群
②小児+ミオクローヌス+PSD
⇒SSPE
③アトピー+発熱(易感染性)+慢性下痢+血小板減少
⇒WAS
④HLA-B54+湿性咳
⇒DPB
⑤30歳女性+発作性の脱力・しびれ→増悪で四肢麻痺+腹痛嘔吐便秘+赤ブドウ酒色尿
⇒AIP

Millard-Gubler症候群(ミヤール・ギュブレ症候群):橋腹側の障害で,病巣側の顔面神経と外転神経の麻痺に加えて反対側の片麻痺をきたしもの
亜急性硬化性全脳炎subacute sclerosing panencephalitis(SSPE)
Wiskott-Aldrich syndrome(WAS):triasは下痢、出血傾向(Plt↓)、アトピー湿疹
びまん性汎細気管支炎diffuse panbronchiolitis(DPB)
急性間欠性ポルフィリン症Acute Intermittent Porphyria(AIP)
キーワード問題
頻脈+収縮期拡張期高血圧+発汗+BS↑chol↑

出典106スレ19 ??氏
対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
解答
正解:褐色細胞腫
解説
頻脈・発汗・高血圧・振戦・やせなどバセドウ病と類似した症状を呈する。
相反する症状は
DBP↑・chol↑・便秘
(バセドウはDBP↓・chol↓・下痢)

臨床でも記述多い便秘はポイントだな。バセドウは消化菅活動まで増えて下痢のイメージ

バセドウや類似疾患はベータブロッカ単品OKで、褐色細胞腫はベータブロッカ単品いくとドカン。
褐色細胞腫は禁忌多いから検査ルート記憶大事。
正誤問題
①体表面積が成人の1/2になるのは9歳
②成人用マンシェットは9歳から使用
③成人値に達するのはIgM1歳、IgG6歳、IgA10歳
④1日必要水分量は乳児<幼児
⑤側頚嚢胞は第3・4鰓溝由来
⑥メープルシロップ尿症は尿Benedict反応陽性
⑦新生児けいれんの原因にてんかんがある
⑧小児ウイルス性腸炎の初発症状は下痢である
⑨ネフローゼ症候群で血清蛋白分画α1・α2が増大

対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
解説
×①体表面積が成人の1/2になるのは9歳
⇒六歳
○②成人用マンシェットは9歳から使用
○③成人値に達するのはIgM1歳、IgG6歳、IgA10歳
○④1日必要水分量は乳児<幼児
⇒乳児100幼児150ml/kg/day
×⑤側頚嚢ほうは第3・4さい溝由来
⇒1・2由来
×⑥メープルシロップ尿症は尿Benedict反応陽性
⇒ガラクトース血症
×⑦新生児けいれんの原因としては、頭蓋内出血,胎児・新生児仮死に続く低酸素虚血性脳症,中枢神経系の感染(髄膜炎,脳炎など)などがある。
×⑧小児ウイルス性腸炎の初発症状は下痢である
⇒ロタを想定した問題だが、乳児嘔吐下痢症ともいう。下痢が有名だけど嘔吐→下痢が実は特徴的。
×⑨ネフローゼ症候群で血清蛋白分画α1・α2が増大
⇒α2・βが増大

新生児痙攣の原因疾患
低酸素性虚血性脳症,頭蓋内出血,中枢神経発生異常(水頭症,滑脳症など),脳腫瘍,低血糖症,
低Ca血症,低Mg血症,ピリドキシン依存症,高アンモニア血症,
核黄疸,中枢神経感染症,家族性良性新生児痙攣

血清蛋白分画
  • 無アルブミン血症:Alb↓
  • ネフローゼ症候群:Alb↓,γ↓,α2↑,β↑(血清蛋白全体では低下)
  • α1-アンチトリプシン欠損症:α1↓
  • 無トランスフェリン血症:β↓
  • 無(低)免疫グロブリン血症:γ↓
  • 肝硬変:(Alb,α1,α2)↓,γ↑,β-γ bridging
  • M蛋白(多発性骨髄腫,マクログロブリン血症など):α2-γに急峻なピーク
正誤問題
①十二指腸潰瘍は下痢をきたす
②K+は浸透圧を構成する要素となる
③血中Pは慢性アルコール中毒で低下する
④肺癌は女性化乳房をきたす
⑤新生児低血糖は頻呼吸をきたす
⑥アデノイド肥大は嗅覚低下をきたす
⑦成人男性排尿回数七回/日は正常である
⑧胸膜摩擦音をきたすものに胸膜中皮腫がある
⑨心嚢液貯留は右心不全徴候である
⑩食道癌は密封小線源治療適応がある
対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
×①十二指腸潰瘍は下痢をきたす
×②K+は浸透圧を構成する要素となる
⇒NaとClは要素だそうな。イミフ
○③血中Pは慢性アルコール中毒で低下する
⇒栄養障害・肝障害でVitD↓
○④肺癌は女性化乳房をきたす
⇒エストロゲン産生による。小細胞癌・大細胞癌に多い
○⑤新生児低血糖は頻呼吸をきたす
⇒頻脈は×だが、徐脈・多呼吸を認めることはあるとのこと
×⑥アデノイド肥大は嗅覚低下をきたす
○⑦成人男性排尿回数七回/日は正常である
⇒3~8回/日が正常
○⑧胸膜摩擦音をきたすものに胸膜中皮腫がある
⇒まれだがきたす
○⑨心嚢液貯留は右心不全徴候である
○⑩食道癌は密封小線源治療適応がある
⇒食道用アプリケーターを用いたくう内照射が行われる
正誤問題
①グルカゴンで消化管運動抑制
②ICGは肝臓にて抱合される
③重症筋無力症患者にマクロライド系は慎重投与
④VitB1欠乏にて膝外腱反射↓
⑤IL6でCRP↑
⑥膀胱容積800ml
⑦脾臓は一次リンパ組織
⑧細胞内最多陰イオンはCl~
⑨キノロン系は嫌気性菌無効
⑩ケラチノサイトは接触アレルギーに関与する
対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
○①グルカゴンで消化管運動抑制
×②ICGは肝臓にて抱合される
⇒BSPは抱合されて排出
○③重症筋無力症患者にマクロライド系は慎重投与
⇒抗菌薬ではアミノグリコシド・マクロライド・ポリミキシンBが禁忌or慎重
○④VitB1欠乏にて膝外腱反射↓
○⑤IL6でCRP↑
×⑥膀胱容積800ml⇒300-500ml
×⑦脾臓は一次リンパ組織 。一次は胸腺と骨髄
×⑧細胞内最多陰イオンはCl~ ⇒細胞外で最多。内はHPO4~
○⑨キノロン系は嫌気性菌無効
⇒アミノグリコシド・キノロン・モノバクタムは無効
○⑩ケラチノサイトは接触アレルギーに関与
KSRとMTMの戦果
KSR
  • 氷食べちゃうヤツ →鉄欠乏性貧血→ビタミンC
  • PBCにウルソ
  • パーキンソンにCOMT阻害薬
  • シゾときたらデイケアの法則
  • RSウイルス
  • 進行性核上性麻痺
  • アスピリン喘息
  • ケルズス禿瘡
  • 破傷風…………破傷風は毒素でさられるから、データで陰性はいい
など多数
MTM
FENa計算式
対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
  • 氷食見た瞬間貧血にシフトできたしありがたかったけどね。ビタミンCは近年にあったからそこは予想なくても合わせておけよw間違えたのかw
  • メディクメディアの105回回数別の解説からかなり的中してたね
  • 正直FENa計算式当てたのが一番すごくないか?
  • 今となれば産婦松キも公衆高橋も眼科の知らない人も分かりやすかったと思う
クエバン1人でシコシコするのが無理な俺には神だった

  • 106回に関してはKSR派大勝利だったからなぁ
精神科の概括重症度、医学英語で出題か?
平成24年4月から、精神科関係では診療の都度下記の項目をチェックして概括重症度を評価とのこと。
いずれの項目も0、1,2,3,4で評価
(0=なし・正常、1=ごく軽度・不確実、2=軽度、3=中等度、4=重度)
(1)Gait 歩行
(2)Bradykinesia 動作緩慢
(3)Sialorrhea 流涎
(4)Muscle rigidity 筋強剛
(5)Tremor 振戦
(6)Akathisia アカシジア
(7)Dystonia ジストニア
(8)Dyskinesia ジスキネジア
(9)Overall severity 概括重症度
対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
(1)歩行 小刻みな遅い歩き方、速度の低下、歩幅の減少、上肢の振れの減少、前屈姿勢や前方突進現象の程度を評価
(2)動作緩慢 動作ののろく乏しいこと。動作の開始または終了の遅延または困難。顔面の表情変化の乏しさ(仮面様顔貌)や単調で緩徐な話し方の程度も評価する。
(3)流涎 唾液分泌過多。
(4)筋強剛 上肢の屈伸に対する抵抗。歯車現象、ろう屈現象、鉛管様強剛や手首の曲がり具合の程度も評価する。
(5)振戦 口部、手指、四肢、躯幹に認められる反射的、規則的(4~8Hz)でリズミカルな運動。
(6)アカシジア 静坐不能に対する自覚:下肢のムズムズ感、ソワソワ感、常に動いていたい衝動とそれに関連した苦痛。運動亢進症状(足踏み、ウロウロ歩きなど)
(7)ジストニア 筋緊張の異常な亢進によって引き起こされる症状。舌、頸部、四肢、躯幹などにみられる筋肉の捻転やつっぱり、持続的な異常ポジション。舌の突出捻転、斜頸、後頸、牙関緊急、眼球上転、ピサ症候群などを評価する。
(8)ジスキネジア 運動の異常に亢進した状態。顔面、口部、舌、顎、四肢、躯幹にみられる他覚的に無目的で不規則な不随意運動。舞踏病様運動、アテトーゼ様運動は含むが振戦は評価しない。
(9)概括重症度 錐体外路症状全体の重症度

※ピサ症候群Pisa syndrome
抗精神病薬による慢性の体幹ジストニーの一種。体幹がやや後方に回転しながら一側方向に持続性に屈曲する現象で,
異常姿勢の特徴がピサの斜塔に似ていることから命名された。
高齢者に高力価の薬物を投与した場合に多いが,投与量や期間は一定しない。
薬物の中断により改善するが,抗パーキンソン薬の効果は不十分である。
プロブレムリストはどこでもやっていると思うが、載せておく
http://kensankai.lolipop.jp/contents/integrated_problem_system/practical/3.html
対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
解説
<基礎資料>
<症例>M.O 65才 男 既往歴:前立腺肥大症手術
生来健康。三週前から起居時に腰全体がキヤキヤと痛む。いたみは増強、農作業を中止。
一週前から口渇が出現し夜も枕元にお茶を用意した。けだるく食欲も落ち、元来の便秘もひどくなった。
最近微熱(37度代)があり某院を受診し腎臓が悪いと言われて点滴を受けていた。

体温36.6度 血圧148~99 脈拍68整 皮膚乾燥 眼・口腔・頚正常 心臓正常雑音なし 左下肺crackle
腹部正常 腱反射瀰漫性に亢進 病的反射なし 脳神経正常 脊椎正常
U/A:UP2+ S- OB+- SG1020 pH6.5 CBC:Hb11.8 WBC:8800(b0.9 e0.3 n65.8 ly26.6 mo6.4) Plt:129
 Che:TP10.9(Alb:3.77 α1:0.21 α2:0.65 β:5.86 γ:0.4) ALP:153 GPT:11 LDH:552 
CPK:19 Na141  K:3.9 Cl:93 Ca:15.8 IP:4.5 UA:10.3 BUN:25 CRN:1.8 Ser:ESR101/104 
ChestXP:np EKG:WNL

この基礎資料で君がつくったリストはこうだ。
#a 腰痛症
#b 蛋白尿
#c 高カルシウム血症
#d 高窒素血症

同じ資料からつくる、ぼくのリストはこうだ。
#1 腰痛症
#2 高蛋白血症
#3 高カルシウム血症
#4 高窒素血症

<途中省略>
#2 高蛋白血症
君はこれをとりあげなかった。だが、これこそ中枢のプロブレムだ。TP10.9は65才でなくても異常に高い。
尿の比重は1025と多少は高比重だが、NaやHbをみても濃縮して高蛋白血症になっているわけではない。
セルロースアセテート膜の分画数値を見ると、つよい低γグロブリン血症で、βグロブリンが多いことがわかる。
そして血沈が異常に高い。泳動の図パターンを見れば、きっとM蛋白がβグロブリン領域に重なってあって、
見かけ上βグロブリン高値γグロブリン低値になっているに違いない。その泳動領域にあるM蛋白はIgAだ。

nephropathy due to plasma cell dyscrasia(形質細胞障害性腎症)は疑うところではない。
#1を来たし、いまや#3までも惹起した。多発性骨髄腫に決まっている。確定診断は骨髄穿刺検査。

#3 高カルシウム血症
高カルシウム正リンだ。#4があるから本来は低リンかもしれないことは念頭するとしても、高窒素血症の程度はさほどには強くない。
一義的な高カルシウム血症つまりは副甲状腺ホルモン過剰症を考えることはない。#2による骨の脱失だ。
口渇は高カルシウム血症がもたらした多尿による。さいわい多飲することによって脱水は尿比重1025程度で免れている。
#2という進行性悪性疾患によって、一週程前から急性にはじまり増悪しつつあると考えられ、
#4をいまや引き起こしはじめている高カルシウム血症はmedical emergencyだ。

認知症が300万人を越えた
対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
解説
厚生労働省は24日、2012年の認知症高齢者が推計で305万人に上ると発表した。
65歳以上人口の約10%を占める。従来の予想を上回るペースの増加で、20年には400万人を超える見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120824-00000058-jij-pol

専門医二次試験-1だが、106回の国試そのままだね
対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
解説
診察など実技 20分
試験官は2人。自分から向かって右側にベッドが一つ、模擬患者さん一人。
 ●  ● (←試験官)

   ___   ● (←模擬患者さん)

   ○   (←自分)

「これまでどういった疾患を見てきましたか」「深昏睡の患者さんの診察をしてください、VitalはOKとして」
「Confusionだったらどうですか」「眼底見てみて」「複視の患者さんです。眼球運動と視野の診察」
「難聴の患者さんの診察、今のはどう記載する?(Weber偏倚なし、Rinne陽性)」
「副神経の診察」
「上肢のBarre徴候と協調運動」
「下肢の筋力評価」
「GMは診察しないの?どうやって診察するの」
「下肢の関節位置覚」
「アステレキシスどうやって診ますか。アステレキシスやってみて。肝性脳症以外ではどんな疾患で出現しますか」
「PDの歩き方を真似して」
「Steppage gait」「Wandering」「Spastic」「Vascular Parkinson」
「iNPH。…ふーん、それPDとどう違うの」
「PSP」
http://blog.m3.com/m/noa/show_entry?entry_id=68287&_session_id=0b72debb811258bafb79081c30986f14

専門医二次試験-2
口頭試問(20分)
対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
解説
「感覚障害の検査をするときに注意することは」
「嚥下障害の患者さんで食事開始の時期を決定するうえでどんな診察をするか」
「意識清明になってから来院した意識消失発作で、
失神ORてんかんを救急外来の場で見分けるにはどこに注目しますか」
「眼瞼下垂と複視の患者さんを見たら何を考えますか」
「さて、提出していただいたサマリーいきましょうか。ALSがありますね。
ALSのインフォームドコンセントはどのようにおこないますか」
「…悪いことばっか言いますねぇ。実際そんなかんじですか」
「Fisherの治療方針とエビデンスは」
「肝性脳症がありますね、はばたき振戦はどのような疾患で出ますか」

すごくたくさん間違えて。眼瞼下垂って言われてるのにN.7とか言っちゃったし。
対光反射がない場合って言われてるのに動脈瘤とか言っちゃったし。もう、ばかばか!!

基本的には、先生方の眼は優しいんだけど、もうこっちの出来が悪いもんだから、
どんどん呆れられていくというか。もう…!!

落されても全然不思議じゃないってことはわかってます。
でも、落とさないでください・・・。えーんえーん
http://blog.m3.com/m/noa/show_entry?_session_id=0b72debb811258bafb79081c30986f14&entry_id=68289

犬吠様咳嗽の読みは?
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解説
今まで読みは知らなかったが、ぐぐったら
仮性クループ(急性喉頭気管炎)は、犬の遠吠えのような咳(犬吠様咳嗽:けんばいようがいそう)がして、
声がかすれる(嗄声:させい:声がしゃがれる)が、夜間などに と書いてある。
http://hobab.fc2web.com/sub6-RS_virus.htm

吠とは、犬がほえるという字
音訓音読みは、ハイ、バイ、訓読みは、ほえる。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%90%A0

面白い熟語もある。
【蜀犬吠日】しょくけんはいじつ 

見識の狭い人が賢人の言行を疑って非難することのたとえ。
また、見識の狭い者が無用の疑いを抱いて非難すること。
蜀の地方は、山国で雨や霧が多くて太陽を見ることが少ないので、
たまに太陽を見ると、犬が怪しんで吠えたてるということから。
http://www.geocities.jp/growth_dic/honbun/zoukan-4b4a.html

国試の点数計算に良い。飛躍エクセルファイル。
http://www1.axfc.net/uploader/so/2846031
pass 59451
対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
解説
細かい解説や具体的な手順は、エクセルの中に書いてある。

飛躍エクセルのデータを入力または手直しする場所
データを入力したり、手直しする場所は以下の場所だけです。
他の場所には、一切手をつけないでください。
ここに入力すると、他の場所には自動転記して、計算などを行っています。

(1)自分のデータ
「自己解答入力」シートの「自己解答」欄のM2の位置のA1の問題のところから入力。
(2)テコムのデータ
「TECOM取込」シートのI4の位置のA1から入力。または説明書に従ってTECOM取込ボタンを押して自動取込
(3)マックのデータ
「MAC取込」シートのI4の位置のA1から入力。または説明書に従ってMAC取込ボタンを押して自動取込。
(4)メックのデータ
「MEC取込」シートのI4の位置のA1から入力。または説明書に従ってMEC取込ボタンを押して自動取込。
(5)厚労省のデータ
「厚労省取込」シートのK4の位置のA1から入力。または説明書に従って厚労省取込ボタンを押して自動取込。
今回は、マック、メック、テコムともデータは取り込んであります。
各予備校でデータが変更された場合は、上記で自動取込出来ます。

飛躍エクセルをバージョンアップしました。(平成25年3月26日)
採点除外問題と削除問題の場合分けに対応しました。

(「自己解答入力」シートのU列のその問題に対応する行にyy入力すると、その問題はなかったものとして計算する。)
(yを入力すると正解の場合はその問題は有効かつ採点され、不正解の場合はその問題がなかったものとして計算される。)

マクロ及びVBを計算式に使っておりますが、ウイルスは含まれておりません。
検証済みです。 

飛躍107回マックメックテコム厚労省H250326Ver7.10.XLS 
http://www1.axfc.net/uploader/so/2846031
pass 59451
最終更新:2013年03月27日 20:00
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