PanasonicのCF-R4(HW4AXR)へのSSD換装手順(リカバリディスクからのリカバリ編)
【用意したもの】
1.SSDの購入
安かったのと、インターフェースがIDEのSSDが少なかったので、CFDのCSSD-PNM64WJ2(64GB)を購入
¥11,375で購入可能(2011/1/1時点)
2.IDE-USB変換ケーブル
IDE&SATA両用、2.5インチ&3.5インチ対応。¥2480
3.
Virtual Floppy Drive
フリーソフト。FDD起動ディスク作成用
4.DVD-RWマルチドライブ
5.B'sRecorder
6.DVD-R
手順
1.SSDの初期不良チェック
- 換装用SSDをIDE-USB変換ケーブルでPCに接続
- [ファイル名を指定して実行]→[diskmgmt.msc]でディスク管理を起動
- パーティション作成とフォーマットを実行
2.リカバリディスク作成
2.1.リカバリデータ保存
- エクスプローラのフォルダオプションを変更
- 「すべてのファイルとフォルダを表示」を選択
- 「保護された~」を外す
- [c:\util\oxp\tools\showRHDD.js]を実行。再起動後にリカバリ領域可視化
- Cドライブに適当な作業フォルダを作成し、リカバリドライブの内容全てをコピー
2.2.不足ファイル補完
- Microsoft サポートからMSCDEX223をダウンロードして実行
- 解凍したMSCDEX.EXEを取り出し、作業フォルダ[\windows\command]にコピー
- 作業フォルダ「\tools」にある「CHKAC.EXE」を同じフォルダにコピー
- 「コピー ~ CHKAC.EXE」を「jchkxpp.exe」にリネーム
2.3.起動用フロッピーデータ作成
- Virtual Floppy Drive起動
- 「ドライバ」タブにて「開始」ボタンをクリック。
- 「ドライブ0」タブにて、「変更」から「A」ドライブを指定(必須)
- 「開始/新規」をクリック後、「開始」をクリック
- マイコンピュータからAドライブを右クリックし、「フォーマット」→「MS-DOSの起動ディスクを作成する」
- 起動FD内のファイルを一旦全て削除
- 作業フォルダから以下のファイルを起動FDにコピー
[COMMAND.COM][IO.SYS][MSDOS.SYS][CONFIG.SYS][AUTOEXEC.BAT][SETENV.BAT]
- 作業フォルダから[WINDOWS]フォルダと[JA] or [FD_JA]フォルダを起動FDにコピー
- PanasonicサイトからMS-DOS版USBドライバをダウンロード
- ドライバを解凍し[usbaspi.sys][usbcd.sys][ramfd.sys]を起動FDにコピー
2.4.設定変更・修正
- 起動FD[config.sys]のドライブ名[c:\]を全て[a:\]に書換
- 起動FD[config.sys]の最終行に下記3行を追加
DEVICE=A:\RAMFD.SYS
DEVICE=A:\USBASPI.SYS /E
DEVICE=A:\USBCD.SYS /D:MSCD000
- 起動FD[setenv.bat]の環境変数%BOOT%と%DVD%を修正
rem -- Boot device --
rem set BOOT=HD
rem set BOOT=FAFD
set BOOT=USB
rem set BOOT=BUILTIN
....
rem -- DVD flag --
rem In DVD, a value is "TRUE". Otherwise, comment out.
set DVD=TRUE
2.5.ブータブルDVD作成
- B'sRecorder起動
- 作業フォルダの内容全てをDVDルートディレクトリに展開
- トラック01のプロパティを開き「起動ディスクから作成」でブータブル設定
- ボリューム名称を[RECOVERY]に設定
- ディスクアットワンスで焼く
2.6.動作確認
- 再起動して[F2]を押しBIOS設定画面に入る
- USB-CDの起動優先度をHDDより上にする
- リカバリDVDで起動。選択メニューまで表示されれば成功
最終更新:2011年01月01日 22:45