その風車はAGIWIZの証

三枚のお札

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AGIWIZ三枚のお札

はじめに

 みなさんは、「三枚のお札」という民話をご存知だろうか?

 ところによって話の内容は異なるが、だいたいこんな感じの話である。(ネタバレ注意

  1. お寺の小僧が、山へ栗拾いに行きたいと和尚さんにせがむ
  2. 和尚さんは三枚のお札を渡し、危ない時は投げるように言う
  3. 小僧、山で鬼ババに遭遇して捕まってしまう
  4. 小僧、一枚目のお札の効果で鬼ババの家を脱出する
  5. 小僧、二枚目のお札を投げて鬼ババを足止めする
  6. 小僧、三枚目のお札を投げて鬼ババを足止めする
  7. 小僧、命からがらお寺に逃げ帰る
  8. 和尚さんが、小僧を追ってきた鬼ババを退治する

 この「〜を投げておそろしい敵を足止めする」というモチーフは、日本だけでなく世界各地の民話に見られるそうである。
おそろしい敵に追われる経験は、人類共通の記憶として、深層意識に根付いているのかもしれない。

 

 さて、なぜこんな話を長々と続けているのか? AGIWIZにはなんの関係もないのではないか?
そろそろ読者のみなさんはそう思われている頃ではないだろうか。 しかし…実は関係あるのである!

 そう、AGIWIZにもあるのである。三枚のお札とよべるスキルが!

一枚目〜ファイアウォール〜

 AGIWIZ三枚のお札の一枚目は、ファイアウォール(以下FW)である。

 FWは、敵をまとめて足止めし、その間ダメージを与え続けるスキルである。
これだけでも、囲まれるとFLEEの低下してしまうAGIWIZには十分ありがたい。
しかし、FWにはまだ違う側面がある。それは、不死の敵を相手にした時に現れる。

 

 不死の敵は、FWでノックバックせずダメージを受けながらまっすぐ通過してくる。
これを、FWの欠点としてとらえる人もいるだろう。だが、実は欠点ではなく利点なのである!

 足の遅い不死は、縦FWを連続して並べると、楽に倒せる。
通常よりFWの消費は速くなるが、不死が接近してくる前に素早く焼き捨てることが可能だ。

 足の速い不死は、FWの火柱を消費しきらずに通過してくる。
ということは、逆に不死以外の敵は残った火柱で足止めされるということだ!
この特徴により、やはり不死だけを先に焼き捨てることが可能となる。

※FWを用いた対不死戦闘については、マジスレテンプレ詳細な記事がある。

 

 遅い不死であれ、速い不死であれ、即座に焼き捨てることのできるFW。

 一枚目のお札にはFWこそふさわしい!

二枚目〜フロストダイバー〜

 AGIWIZ三枚のお札の二枚目は、フロストダイバー(以下FD)である。

 FDは、単体の敵を凍結させるスキルである。(基本凍結時間は30秒)
過去のパッチで凍結確率が低くなり(65%)、FWで足止め中に凍結できなくなった(割れてしまう)ため、
半ば死にスキルとみなしている人も多いだろう。
しかし、FDは現在でも(往時ほどではないが)使い方を心得れば十分有効なスキルなのである!

 それでは、FDの利点を見てみよう。

1. 凍結時間が長い
FDの基本凍結時間は30秒。戦闘に参加できない敵は、いないのと同じである!
2. 詠唱時間が短く(1秒)、ディレイが短い(1秒)
多数の敵をまとめている最中にも使える!
3. FWが通じない火属性の敵にも有効
FWでは火2以上の敵は足止めできない。しかしFDなら足止め可能である!

 

 また、FDは厄介な弓Mobを無力化するのにも向いている。(風属性のガーゴイルとセシルは無理だが)
弓MobはMDEFが低いものが多いから、面白いように凍結するのである! (嘘だと思われる方は一度お試しあれ)

 

 厄介な敵を長時間無力化し、戦闘に参加できなくするFD。

 二枚目のお札にはFDこそふさわしい!

三枚目〜アイスウォール〜

 AGIWIZ三枚のお札の三枚目は、アイスウォール(以下IW)である。

 IWは、多数の敵を受け止めてもびくともしない氷壁である。
スキルレベルが上がると持続時間が長くなり、最高レベルでは44秒にまで達する!(調節できないのが玉にキズである)

 研究も進んでおり、一枚ハメ二枚L字ハメ、クロスハメなどがよく知られている。
現在では、どの方向から来る敵であっても止めることができるらしい!(止めやすい方角、止めにくい方角はある)

 FWが止められない不死であっても、IWは何体でも受け止めることができる。
まさに、最強の壁といえるだろう。

 ただし、IWには敵にダメージを与える機能はないから、IWで止めた敵に対しては別の手段で攻撃する必要がある。
手段としては、ストームガストファイアピラーがよく使われる。
ただし、ヘブンズドライブ(以下HD)やサンダーストーム(以下TS)はIW上の敵に対してはダメージを与えられない。

メテオストームにいたっては、IWがあると不発してしまう! (なんたる非運のスキル!)

 しかし、実はHDやTS(そしてグラビティーフィールド(以下GF))が使えるIWハメが存在する。それが、IW三角ハメである!
これらのスキルをよく利用される方は(特にGFをお持ちの方は)習得をおすすめしたい。

 

 また、IWには別の使い方もある。テレポート持ちの敵をクロスハメし、攻撃を加えると追い払うことができるのである!
(あまりほめられたことではないので、非常時のみの利用をおすすめする(笑))

 

 最後にIWの知られざる使い方を紹介して、この記事をしめくくることにしよう。

 壁やIWを利用して、FWを高速ヒットできるのは有名であるが(例:アラームをFW2枚で焼ききる法)、
瞬時に斜めFWの火柱5本を全て当てる技が存在するのである。(しかもFWは3枚まで重ねることが可能)
その技の名前はサンドウィッチ。リビオも瞬殺である! 面白い技であるので、ぜひご一読いただきたい。

 

 多数の敵を苦もなく受け止め、さまざまな応用の存在するIW。

 三枚目のお札にはIWこそふさわしい!

参考文献


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