『米』 第三話 



幼き鞘師に水軍流の手ほどきをしたのは祖父である『じぃちゃま』であった
―といっても、道場のような場で仰々しく伝えたことは一度たりともなかった
普通と変わらぬごく日常的な生活を送る中で、知らず知らずのうちに身についていた
『こりゃ里保。そんな風に筆を扱ったら半紙が怒るじゃろう。もっと優しく文字を書くのじゃ』
『お米はこうやって一粒、一粒包み込むように持つのじゃ。心に波風立ててはならんでの』
じゃれあって遊び、交わした何気ない会話の端々に水軍流の真髄が込められていた

鞘師は踊るのが好きであった
決して誰かに言われたわけでも学んだわけでもなく、自然とリズムを刻み、踊っていた
跳ね、廻り、揺れ、そして舞う
そんな踊る鞘師を眺めてみせるじぃちゃまの眼を細めた笑顔も大好きであった
『本当に楽しそうじゃのう。里保は踊るのが大好きなんじゃろう?』
「うん!大好き!」
『そうかい、そうかい、それはいいことじゃ。続けるんじゃ』

鞘師の父の仕事は不動産屋であったが、じぃちゃまは刀鍛冶を営んでいた
現代という御時世では鍛冶屋などは到底儲かる職業ではないものの、誇りを持っているじぃちゃまの姿を鞘師は好きだった
夏だろうと冬であろうと一年中、熱気のこもる作業場でただ黙々と一人紅く輝く刀を打ち続ける
じぃちゃまに鞘師は決して作業中は話しかけなかった。刀鍛冶に魅せられ、じぃちゃまの姿に魅せられ言葉を発するのを忘れていた
完成した刀を電灯に照らし笑顔を見せるまで鞘師は作業場の椅子にただじっと座り、背中を見ていた
じぃちゃまの『おいで』という声と共に、急いで刀の元に駈け寄り、その美しさに心を奪われるのであった

『水軍流』という存在、それを教えられたのはいつだったのか-鞘師は覚えていない
ただ、昔話を読んでくれたときに、もののついでといった感じでじぃちゃまが口にしたのは確かであった

水軍流―それは戦うためではなく生き抜くために受け継がれてきた古武道
斬られる前に断つ、投げられる前に落とす、撃たれる前に弾く
視線、筋肉の動き、息遣い果ては空気の流れまでも利用し、行動を予測し、制する
全ては肉体も感情も支配するために培われた柔なる技術

じぃちゃまは悲しそうな顔をして『鍛冶屋はわしで終わりじゃのう』と呟き、サイダーを飲む鞘師の頭をくしゃくしゃとなでた
じぃちゃまの本心は推し図れなかった。本当に終わってもよいのか、鞘師に期待してたのか分からない

鞘師は特段変わったことではなかった。平均的な日常を夢み、実際、じぃちゃまと遊ぶ以外は、ごくごく幸せな生活を送った
日常が日常で無くなったのは中学にあがろうとする少し前―彼女の両親とかわいい妹弟たちが不慮の事故で亡くなったのだ
鞘師は自分自身でも呆れるくらいに冷静だった。子供らしくないな、なんて自嘲気味に一人で笑うくらいに
突然のことで感情が壊れたのではないかと、危ぶむ親戚もいたが、それに気付いた鞘師は涙を作り、強くふるまって見せる演技をみせた

別れの儀式が終わり、鞘師は一人、じぃちゃまの家に呼び出された
『里保、これからのことだがのう・・・』
鞘師はじぃちゃまと一緒に暮らすことを望んでおり、てっきりそうなるだろうと思っていた
『・・・東京でいろいろ勉強しておいで』
そう発した当人のじぃちゃまの顔はこれまで見たこともない表情を浮かべていた
説明もなくそう勧めるじぃちゃまの声は僅かに震え、特段の事情があるのだと察した鞘師は頷いた
怒りと悲しみと・・・そして恐れ。色々な感情が入り混じった目をじぃちゃまは空に向けていた
『東京まではこの者達が護衛として同行するが、気を抜いてはならぬ』
庭先に現れた老人達は鞘師家に代々仕える守護者の一族と紹介された

じぃちゃまと別れを告げ、広島駅に着いた車から辺りをうかがうように老人達は降りる
「いいですか、里保様、東京に着きましたら、すぐにこちらに向かわれるのですぞ」
そして地図と数枚の写真が手渡される。写真には小さな喫茶店の姿が
「もし、我々の身に何かあっても・・・気にせず逃げるのじゃ」
「何があってもって・・・何かに狙われているのですか?」
「ダークネス。闇の集団じゃ。説明せずともいずれお分かりになるでしょう」

その存在を鞘師は東京で厭というほど知ることとなる
命を狙われ、生死の狭間で生まれた『水限定念動力(アクアキネシス)』、そして高橋愛との出会い

鞘師と同じように特殊な力を有し、奇妙な運命を辿ってきた仲間達との出会い
常識を超え、恐ろしいほどの数々の能力を有したダークネスとの死闘、改めて知る怒りという感情
自分を見つめるために旅に出た高橋、新垣といった諸先輩との別れ、自分の内なる弱さ
多くのことを経験することになることを当時は何も知らなかった

時に辛いときにはじぃちゃまの言葉が呼び起こされ、それは大きな支えとなった

『大事なことは受け止めることではない、受け入れることなのじゃ』

そう、受け入れるのだ

★★★★★★

「なんであゆみんが炎を操れると!おかしいっちゃろ!」
すごい剣幕で生田に問い詰められても石田に動揺の色は浮かばない
「だってこの蒼炎は代々石田家に伝わる聖なる炎なんだから、操れるも何も当然なんです」
むしろ胸を張って誇らしげにドヤ顔を決める
「ニシシ、まさはその炎の色、好きなう!」
へらへらしている佐藤に褒められ、石田は嬉しそうにその場に崩れ落ちながら、悶え喜ぶ

「香音ちゃんは小さい音が聴こえるの?」
「うん、フクちゃんのドキドキしている音も聴こえるよ。不安の音なんだろうね」
「だからさっき鈴木さん、はるの千里眼より先に落ちてくるロボットに気がついたんだ」
「おかげで私もあまり怪我しないですみました!鈴木さん、ありがとうございます
 でも、これはいったいどういうことなんでしょうか?」
痛そうにわき腹を摩りながら飯窪が問いかける
「なんであゆみんや鈴木さんの能力を皆さんご存じないんですか?」

「あのさ、はるが思うに、これは誰か嘘ついているんじゃないかって」
「え~なんのためわず?」
工藤の背中に絡みつく佐藤
「いてててて、まぁちゃん、痛いって!髪の毛、引っ張らないで!ハゲるだろっ」

それは誰しもが一辺は頭をよぎったものの・・・状況を全て説明するには至らない不十分な解答
「でも、くどぅーさ、嘘ついてどうするの?仲間割れでもさせるっていうの?それとも後ろから刺すの?」
「そうにきまっているじゃん!こんなおかしい状況作るのって、あいつらしかいないじゃん」
『あいつら』、佐藤を除く6人は敵対する組織の存在を同時に思い浮かべる

「ん~まあ、そうなんだけどさ・・・こんな単純な答えを安易に導かせる状況を作るかな?」
「でも、それはおかしいと思いませんか?ダークネスっぽくない気がします
 それに、もし誰か一人が偽物だとしたらあとの7人はお互い見知っていることになりますよね?」
「でも、あんなケタケタ笑うまさきちゃんや蒼い炎を扱うあゆみちゃんは誰も知らないんだよ」
石田、飯窪、譜久村と年長組三人に説明されて思わず工藤は口ごもる

「偽物が複数いるってことはないのかな?」
鈴木の問いに答えるは譜久村
「それは考えましたわ。でも、仮に8人中3人が偽物だとしても残る5人は味方。
 数としては5対3でダークネスに取って不利なことに変わりはありません」
「じゃあ、4人以上が敵なら的に有利になるっちゃない?」
「・・・考えられなくはないけど、そのためにこんな建物わざわざ作るかな?
 もし、私がダークネスならこんな建物作らないで暗闇で一気に奇襲かけるよ。
さっきのロボットだってなんていうか手が込み過ぎているというか・・・らしくないんだよね」
「そんなことより、はるが知ってるみんなとなんで能力が違うのか説明してよ!!」

精神的にはまだまだ未熟な工藤のいらいらが募っていく中、ぽつりと鞘師が呟いた
「『鏡の世界』」
「え?里保ちゃん、今なんて言ったんだろうね?」
「ああ、ごめん。あのね、私がリゾネイターとして戦った相手に鏡の世界に入り込める敵がいた
 そいつに私達は鏡の世界に連れ込まれた。まあ、なんとか倒したんだけどさ」
「(リゾネイターっていったよね?)じゃあ、この世界も鏡の中っていうと?」
「違う、そうじゃなくて、違う世界なんじゃないかって思うんだ」

「ありえないことじゃないですよ!いろんな漫画には違う世界を作る能力者が描かれること大いにありますし!」
飯窪はお気に入りの格闘漫画のキャラの名前をいくつかあげて鞘師を援護する
「そういえば、はるも前に鏡の世界を作る中島っていう女と戦ったことある!
 そのときによくわからない関西弁の女に変な空間に引っ張り込まれたんだ!あいつがやったなら・・・」

「でも、それならえり達の能力が合わないことが説明つかんよ!別の世界に連れられてきたっちゃろ?」
「いや、別の世界だからこそ辻褄が合うんだよ。おそらく、みんな、それぞれ別々の世界に存在していたんだ
 そして、別の一つの世界、すなわちこの世界に連れられてきたと思う。いわば並行世界に連れられてきたんじゃないかな」
「「並行世界!!!」」
「「「「へいこうせかい?」」」」
「なるほど、それならば納得ですわ」と言葉の意味を理解できたのは譜久村、飯窪の二名のみ
他の4人はその言葉すら知らずクエスチョンマークが浮かんだまま
「へいこうせかいってなんですか?」
「それは私が説明しますね!並行世界というのは同じ時間軸の中に世界が複数あるという仮定のもとになりたった考えです
 そこには同じ顔の人がいるんですが、その世界の出来事は互いに独立していて、干渉はしないんです
 例えば二人のくどぅがいるとします。二人ともリゾナンターだとしても、別々の性格や能力を有している可能性があるんです
 そして、そのことをお互いのくどぅは知ることはないし、片方のくどぅが怪我しても、それはもう一人には影響しないんですよ」
飯窪の説明が終わっても「う~ん、よくわかったような、わからないような」と石田は首を傾けたままだ
「まあ、要は向かい合わせの鏡のようにたくさん世界があって、その中から私達は一つの別の世界に連れて来られたってことですわ」

「とにかく、これならみんなの能力が違うこともまあちゃんがあゆみんを殺した事実も説明がつくんだ」
「・・・でも、なんでそんなことするんだろうね?めんどくさいと思わなかったのかな?みんなどう思う?」
それは確かにそうなのだ。わざわざここに連れて来るほどの価値があったのだろうか、鞘師達は思案するが、
「え~えり考えるの苦手やけん、難しいことは里保に任すと」と生田が両手を挙げた
「・・・他の世界でも生田は生田なんだろうね」
他の6人が笑った
「ホントだ、えりぽんはえりぽんだ」「この生田さんもKYですね」「新垣さん命なところも変わらないのかな?」
みんなクスクス笑い、緊張が解ける
「な、なんね・・・みんな何がおかしいと!」

「ウフフ・・・いえ、なんでもありませんわ。変わらないなって思っただけです。そうだ、えりぽん能力教えて」
譜久村に能力を見せてと言われ、戸惑う生田
「え?なんで?」
「なんでって、あゆみんみたいにえりぽんの能力が違ったら、万一の時に困るでしょ?」
「そうですね、生田さんの力が精神破壊じゃないかもしれませんしね」
「え?くどぅーの世界ではえり、精神破壊で攻撃するの?新垣さんと同じ精神系能力で??めっちゃ格好いいやん♪」
(KYだ。そして性格・好みは変わってない)だれしもが心の中で小さくため息をつく

「でもざんね~ん、えりの力、違うんだもんな~そっちのほうがいいのにな~
 よし、じゃんじゃじゃ~ん、世界一の能力者を目指す生田、いっきま~す」
そしてふっと、生田の姿が消えた
「! 生田さんが消えた!」「瞬間移動?透明化?高速移動?」
「あ、生田さん、はっけ~ん、あゆみんの後ろ!イヒヒ・・・」
慌てて石田が振り返るとほぼ0距離で無表情で立っている生田の姿が
「ぎゃああああああああ」と叫びながら石田は尻餅をついた
「なに?そんなにえりの顔が怖いと?」と眉間にしわを寄せながら、倒れた石田に手を差し伸べる
「誰だってそんな無表情で音もなく立たれたら怖いですよ!」

「これ、瞬間移動ですか?」
工藤が尋ねるが生田は首を横に振る
「違うと。えーと、新垣さんが名付けてくれたっちゃけど~『空間跳躍(スキップ)』っていう能力やって
 瞬間移動ほど遠くまで移動できんけど、好きなタイミングで好きなところに現れることができると」

(そういえば、さっき)鞘師は先程の場面を思い出す。
8人全員が部屋の中に閉じ込められていたにもかかわらず、生田は入口をふさいでいたロボットの背中に蹴りを加えていた
それはすなわち、いつの間にか部屋の『外』に生田が出たという事実に繋がる
一瞬覚えた違和感の正体は能力による跳躍であったのだ

「すごいっちゃろ?ねえ、あゆみん、驚いた?驚いた?」
「・・・二度としないでください」
「・・・それ、フリっちゃろ?」
「フリじゃありません!」

漫才を始めるすべりコンビを無視しながら、鞘師が腰のペットボトルを手に取り、仲間達に見えるように掲げる
「一応私も説明します。私の力は水限定念動力。でも、水はあとこれだけしかないからあまり役に立てないかもしれない」
ペットボトルに残された水は先程の戦闘で半分程度にまで減っていた
「私の世界でも鞘師さんは水刀で戦っていました」
どうやら鞘師の力は石田の世界以外では共通のようだった

唯一違う石田の世界では鞘師は治癒の力を持っていたという
「水を操る力か・・・私の蒼炎と戦ったらどっちが強いのかな?」
「あゆみちゃん、状況をわきまえて!」
「鞘師さん、ここを出たらお手を合わせ願います!だって、炎対水、燃えるじゃないですか」
付き合いきれないと仲間達は小さく首を振るなか、一人、やれやれだぜ、と呟いた

鞘師と同様、工藤の千里眼、佐藤の瞬間移動も多くの世界で共通のようだった
また同じくして大抵の世界でも性格、好みがおおまかには一致していることも判明した
「じゃあ、どの世界もまぁちゃんはちょっと変わった子なんですね」
工藤にまとわりついて離れようともしない佐藤を必死に押し返しながら工藤が苦笑いを浮かべる
ついでに生田の世界の佐藤は『瞬間移動』に加えて『死霊使い』という霊を操る力も有していたらしい

本来ならば目の前にいる佐藤にもどういう能力を持っているのか把握するべきだろうが、それは行わなかった
一つにはこの佐藤は先程から工藤に戯れてばかりで十分な解答を期待できないから
もう一つは、危険だからだ。この並行世界説が正しいのならば、佐藤は元の世界で味方を手にかけたことになる
奇妙な笑い声は先程から狂気の調べのように聴こえてならず、変に力を使われるものなら仲間達に危害を加えかねない

残るは譜久村、鈴木、飯窪、石田の4名
とはいうものの鈴木の超聴力、石田の蒼炎はすでに披露されているので実質あと2人

「はいは~い、じゃあ、私から先に能力披露しますね!」
元気良く手を挙げて一歩前に出たのは飯窪
「う~ん・・・どうやって説明したらいいんでしょうか?・・・あ、そうだ」
飯窪は破壊されたロボットのもとへと駈け寄り、数センチ程度の残骸を二つ手に取り仲間の元へと戻ってきた


破片の面と面を合わせ、その接着縁にそって指で一周なぞる
接着縁にハニー色の光が差し込んだ。指でなぞった跡には破片の境界線は見てとられない
仲間達に見えるように掌にのせながら飯窪が説明を始める
「能力名は『粘液放出(ハニートラップ)』。接着する能力がまず一つです。それからくどぅ、この破片を剥がしてください!」
「え?無理でしょ?こんなの・・・ふんっ・・・あれ、案外簡単に取れそう?その力、未熟なんじゃないっすか?」
力一杯引き離せばどうやら破片は二つに戻りそうだ。うすら笑いをうかべて工藤は力を込める
飯窪が工藤に見えないように仲間達に伏せろと合図を送る
完全に継ぎ目が割れたと同時に、小さな爆発が起こる

パァァァァン

「なにすんだよ、めしくぼ!」
工藤は怒りの表情で飯窪に詰め寄った
「これがもう一つの能力です。接着物を破壊した瞬間に破壊するのに要したのと同程度のエネルギーを爆発として開放する。
 もちろん接着の程度は好きなように調整できますし、接着の威力が大きければ大きいほど剥がれた時の破壊力は増します」
「だからってはるで実践すんなよ!血がでてるじゃん」
「そこでこうやって傷口に触ると、血が止まる。痛みまでは止められませんが」
「なるほど、治療にもはるなんの能力は仕えるんだ!便利だね」
「便利じゃない!口で説明しろ!人一倍おしゃべりなその口で!!」
工藤がギャーギャー騒ぎ出したので、工藤の口先に指を近づける飯窪
慌てて工藤は口をみせまいと手でしっかりとガードした

「じゃあ、最後にミズポンの番やね」
「え、ええ・・・あのですね、私はね、みんなとちょっと違って、みんなのように能力は持っておりません」
「え?でも、さっきロボットの動き止めたんだろうね。私は知ってる、とか言いながら」
「あれは能力とはまた別の次元のことなんです
 ・・・みんな違う世界から来たからこそ告白するんだけど

 私の名前はフクムラミズキ。2021年、未来から来たリゾナンターです」






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これを書くために作品群を改めて読むと、■■シリーズ、完成度高いなって・・・続き書いて欲しいな~
飯窪さんの能力名新たに解釈しましたが、元作者の話並行して続いているので拡大解釈で申し訳ないです
フクちゃんは・・・お待たせしました(?)あの設定です。

さて、2話投稿時に宣言しました、各キャラの元々の世界は以下の通りです
譜久村:聖なる者 鞘師:■■シリーズ 鈴木:共鳴ハンター
飯窪:3×3+1 石田:箱庭の少女たち 佐藤:DAWN OF A NEW DAY、工藤:リゾナンターχ
生田さんは、設定だけメモしててタイトルなんだったかのか・・・保管庫で見つけられなかった(汗

他人のふんどしで相撲取っている作品なので、書いていて時折奇妙な罪悪感とオリジナリティの無さに苛まれてしまう(汗





投稿日:2013/08/19(月) 15:44:50.58 0




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最終更新:2013年08月22日 11:36