玄霧藩国 @ ウィキ

EV124における食博覧会の様子

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収穫祭という名の食博覧会 玄霧藩国出展ページ


※明記のない文は全て玄霧弦耶@玄霧藩国の文章です。

販売ブースの詳細


特産品紹介


○香草セット

藩国内で取れるハーブをセットにして販売。
オレガノ・バジリコ・タイムのセットになっております。
ドライハーブですので、料理のアクセントなどにどうぞ。

内容量:30g(各10gずつ)
お値段:4にゃんにゃん

○ティーセット

藩国内で取れるハーブ類の中でも、ハーブティーに出来るものをセットで。
ラベンダー・レモングラス・セージ・カモミール・ローズマリー等、全10種類の中から4つを選べます。
ジャム&ハチミツセットを少し垂らすと、また格別。

内容量:10g×4(種類ごとに10g。一種類ごとにおよそ5杯分になります)
お値段:7にゃんにゃん

○ハーブパン

香草セットにもあるバジリコ等をパン生地に練りこんで焼き上げました。
一斤単位での販売になります。肉料理・魚料理に抜群の相性です。
ジャム&ハチミツセットをつけて食べるのもまたよしです。

内容量:1斤(およそ400g)
お値段:4にゃんにゃん

○ジャム&ハチミツセット

藩国で取れる果実をジャムにしたものと、それぞれの果実から取れる蜜を小瓶につめてセットで販売。
りんご・ぶどう・ベリー類など、一つの果実とその花から取れる蜜がセットになっております。
ハチミツは養蜂ではなく自然のものですので、量・品質に若干のばらつきがありますが、ご了承下さい。
※コチラは他のものと比べて量が少なくなっております。お買い求めの際はお急ぎ下さい。

内容量:200g×2(ジャムとハチミツ)
お値段:各種8にゃんにゃん

○ティー&パンセット

ティーセット、ハーブパン、ジャム&ハチミツセット一つを一まとめにして販売。
纏めて買うと3にゃんにゃんお得になっております。
朝の優雅なひと時にどうぞ。
※コチラは他のものと比べて量が少なくなっております。お買い求めの際はお急ぎ下さい。

内容量:ティーセットより40g、ハーブパン1斤、ジャムとハチミツ200gずつ
お値段:16にゃんにゃん


○銘酒・一舞流

古くから酒処として名高い玄霧藩国で一番有名な銘酒をお持ちしました。
今回お持ちした中では一番等級の低いものですが、口当たりもよく、お値段もオススメです。
飲むと、軽やかな口当たりと爽やかな香りが口の中を満たします。

アルコール度数:16
内容量:720ml/1800ml
お値段:10にゃんにゃん/21にゃんにゃん

○銘酒・五舞流

古くから酒処として名高い玄霧藩国で一番有名な銘酒をお持ちしました。
今回お持ちした中では二番目に等級が高く、その分お値段も上がっております。
ですが、すっきりとした口当たりと芳香で、飲み飽きないお酒になっております。

アルコール度数:16
内容量:720ml/1800ml
お値段:16にゃんにゃん/35にゃんにゃん

○銘酒・十舞流

古くから酒処として名高い玄霧藩国で一番有名な銘酒をお持ちしました。
今回お持ちした中では一番等級が高く、また、お値段も一番高くなっております。
その値段に負けないきめ細かい口当たりと素晴らしい芳香をご堪能下さい。
※コチラは他のものと比べて量が少なくなっております。お買い求めの際はお急ぎ下さい。

アルコール度数:16
内容量:720ml/1800ml
お値段:25にゃんにゃん/51にゃんにゃん

○生命の水

藩国秘蔵の薬酒を初公開。
濃厚なハーブ香と70度以上のアルコール度数があり、普通では飲めません。
ですが、古くより「永遠の命を得る」とまで言われたリキュールです。
あまりにきつすぎるため、角砂糖の上に数滴落し、口の中で溶かして味わってください。
※コチラは数量限定となっております。売り切れの際はご了承下さい。

アルコール度数:70以上
内容量:100ml
お値段:20にゃんにゃん


○先行販売・ワサビ弁当

環状線開通後に販売される予定の駅弁をなんと先行限定販売!
中身は涙巻きと山葵風味の付け合せにお茶となっております。
お値段なんと3にゃんにゃん。誰もが買える値段を目指しました!
数量は限定1000個となります。
食べ逃した方は、是非、環状線開通後に藩国にいらっしゃってください!
※こちらはお一人様1個までの販売となります。ご了承下さい。


試飲・試食


出展ブースでは、販売商品の試飲・試食も行なっております。
対象はハーブパンとハーブティー各種に、お好みでジャムとハチミツも使えます。
アルコールのほうは、未成年の方はご遠慮下さい。
また、生命の水に関しましては、総量自体がかなり少なくなっておりますので、試飲が出来ない恐れも御座います。
その他、過度の試食・試飲の繰り返し、アルコールによる酩酊には自己責任でお気をつけ下さい。
体調が優れないと判断した場合には試飲を拒否し、治療に当たる場合もあります。ご了承下さい。

出展ブースの様子


玄霧藩国の出展ブースには様々なものが並んでいる。
色とりどりの液体や香草が入った瓶に袋。
ふっくらと焼き上げられたパン。
大事そうに木箱に詰められた小さな瓶。
日差しを避けるためか、薄いヴェールを被った大小の酒瓶。
そして、試飲・試食用の商品の数々。
次々と値札が付けられ、簡易メニューも数枚用意し、列が出来た場合の対応の準備も進められている。

食博覧会の開催時間まで、あと少し。
出店の中は影になっているものの、やはり、暑い。

裏では食品が傷まないように藩王が作ったらしい、妙に前衛的な冷蔵庫(?)が置かれていた。
そう、今回もマッドサイエンティスト着用である。というか、本人が売り子をするために来ていたのだ。
曰く、商売人の血が騒ぐとか。
残念ながら摂政に怒られるため、初日以外は国許に戻ることになる。
が、彼としては初日が重要なのでそれはそれでよいらしい。

「はい、皆さん注目」

藩王の声に、売り子をするために来ていた面々が一斉に顔を向ける。
大よその準備が終わり、一息ついていた頃であった。

「今回の出品は、正直原価ギリギリです。儲けは出ません」

その言葉に、数人落胆する。
薄々気づいてはいたが、誰も聞けなかったことが、明らかになったという所である。

「ですが、今回はお祭りです。原価割れしない程度の値段で大量に売り、次への布石にしましょう」
「あ、あのぅ」

演説を始める藩王に、国民が手を上げて声をかける。

「いくつか原価割れしてるんですが・・・」
「・・・・・・」

そうである。先行販売ワサビ弁当等は4にゃんにゃんで販売する予定を、急遽3にゃんにゃんに変更している。
理由は単純。「無理して買われる駅弁に意義はない」という藩王の急な決定であった。
黙っていた藩王は、頭を振って答える。

「原価割れしてるなら他のものでカバーしましょう。心意気を見せるのです」
「心意気、ですか」
「心意気、です。商売の基本は安売りです。値段を釣り上げての儲けも大事ですが、先ずは信頼です。信頼を得るには、多少の赤字も問いません」

理屈はわからいでもないが、無茶極まりない話である。
この場で値段をつけて売る以上、今後値上げをすることはほぼ不可能だろう。
だが、しかし。

「長い目で見れば、国に人が多く来ることのほうが大事です。一時の赤字くらい気にしないで行きましょう」

なんともいえない説得力と言うか詭弁のようなものに、反応をしづらいで居る国民達。
そんな様子をみて、再度思わせぶりに藩王が口を開く。

「まぁ、正直なところ・・・」

国民達の注目が集まる。

「お祭りなんだから、皆楽しめる値段のほうがよかろう!頑張るのだ子供達!」

色々台無しではあるが、いつもの様子を見て今までの話を無理やり納得する国民達。
つまるところ、薄利多売で楽しめば良いのだ。祭りに儲けを持ち込むほうが無粋なのだろう。
そう、思うことにした。

昼の空に花火が上がる。
食博覧会が、遂に始まる。

販売風景


出展した商品の評判は上々であり、大いに賑わっている。
アルコールの試飲で酔っ払った客がでたり、間違って子供がアルコールを(勝手に)口にする子供が出るという事件もあったが、詰めていた医師チームの対応によって大きな問題は出ていない。

ワサビ弁当のほうは、難民の英雄を捩っていたからか評判も良く、売り切れ続出したようだ。
味の評判のほうもよく、共和国環状線が開通した際には多くの人が買いに訪れると予想された。

最終的な売り上げと評判まではまだ分からないが、この調子なら成功と見ておいても問題ないだろう。
と、初日を終えた藩王は売り子達に語っていたという。

また、売り場では20にゃんにゃん以上の買い物をしてくれたお客に無料でなつかしの藩国特製饅頭を配布していた。
残念ながら藩王入りの当たりは既に廃止されていたが、当たりを引けばブロマイドなどがまだ交換できたらしい。

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