政権交代したら、日本はこう変わる

このページは、自民党政権から民主党政権に変わったら、
日本はどう変わるのか、根拠とともに予想を示したページです。

「自民党が駄目だから、試しに民主党にやらせてみたい」
「自民党にお灸を添えるために、民主党に投票したい」
「一回やらせてみて、駄目だったらまた自民党に戻せばよい」
「自民党一党が長く政権を取りすぎた」
「とにかく一度政権交代させればよい」
「それこそが二大政党制のあるべき姿だ」

という方は多いと思いますが、
ではどう変わるのかを論理的に答えられる人はほとんどいません。
当ページで、この疑問を解消しましょう。
【関連】民主党の正体

<目次>

■民主党が政権を取った後についての青山繁晴氏の予想

【両議員総会の開催を求める署名の呼びかけ人】
伊藤公介、稲葉大和、塩崎恭介、杉浦正健、中谷元、西村明宏、後藤征士郎、武部勤、船田元、田中和徳、奥野信亮、村上誠一郎、加藤紘一、谷川弥一、谷畑考、川崎?
両議員総会 wikipedia
・島村宜伸議員が両議員総会開催を求める動きを牽制。
青山氏:
・島村宜伸は正論。
・両議院議員総会は麻生降ろしが目的である。
【都議選で浮かび上がった2つの重大事】
1. 自民党本部のベテラン選挙担当者が行った、都議選のデータを元にした、2009年夏の衆議院議員総選挙のシミュレーション:自民党120議席前後、民主党300議席超になる。
・青山氏曰く、このベテラン選挙担当者の予想は外れたことがないので、自民党は焦っている。
2. 都議会で、民主党と公明党が連携へ。(現在の都議会議席総数127の内の3党の議席:自民党38、民主党54、公明党23)
・公明党は、宗教法人への課税厳罰化を阻止したい。そのために今までは自民党と組んでいた。しかし、今回の都議選の結果、民主党の方が議席が多くなったため、公明党が民主党と組もうとしている動きが出ている。
⇒従ってこのまま衆議院議員総選挙へとつながると予想。
⇒そうなると、民主党政権は安定した長期政権になると予想。(※あくまで青山氏の予想です。)

【海外経済アナリストからの問い合わせ】
・最近、以前よりも頻繁に、海外の経済アナリストから青山氏のところへ、「民主党政権になれば日本に投資する値打ちがあるのか?」という問い合わせが来ている。
【株はあがるか?】
・海外の経済アナリストの見解「民主党政権は買えない」
政権交代すれば、短期的には買おうかなというアナリストは多い(4年前の郵政解散の後に、海外の投資家の日本への投資ブームがあったから短期的には上がると予想しているから)。
・海外のアナリストや投資家は、顧客から莫大な資金を預かっているので、日本の政治についても本当によく研究している。
・その海外アナリストや投資家曰く、中長期的には買えない。

【中長期的には買えない理由】
①民主党は「官僚政治打破」はできない。
②民主党は財源問題を解決できない。

■産経新聞 阿比留瑠比記者が語る悪夢のシナリオ

前回の雑感エントリの続きのようなものです (2009/02/27)
 えー、私は前回のエントリで
「自民党はもうどうあがいても、いかに野党の問題点を指摘し、批判してみても、勝てないでしょう」と書きました。
自民党が下野することはもう自明の話であり、今考えるべき問題は近い将来、実現するであろう小沢民主党政権をどう評価し、
またどう対峙するかという点にあるのだろうと思っています。

 民主党が次期衆院選で勝利した場合、
小沢一郎代表が本当に首相になる気なのかそうではないのかどっちなのか、という議論もありますが、
私は間違いなく首相になるだろうと見ています。
だって、そうしなければ国民に対する詐欺みたいなものですし、
何より、この「権力命」の人が旧田中派の派閥内抗争で小渕元首相に敗れて自民党を飛び出して以来の心境を慮るに、
絶対に一度は首相になりたいはずだと思うのです。

自分よりはるかに格下だと見下していたかつての同僚や、
小僧っ子どころか認識の範囲にすら入っていたかどうか分からない後輩たちが次々に首相の座につくのを、
野党議員としてもう十数年も見てきたのですから。
悔しくて悔しくて眠れぬ夜を過ごし、枕を涙で濡らしたこともあっただろうと推察します。

 それでは小沢内閣が発足したらどうなるか。
これについて私は、先日のエントリで告知したボツ(または掲載延期)になった某雑誌用の原稿でこう書いています。

《小沢氏が首相となれば、これらの問題(政治資金問題)が再び注目を集め、野党となった自民党側から提起されることになるだろう。
小沢氏自身は「法的に何の問題もない」としているが、
首相として予算委員会などで質問を受けた場合、どんな「剛腕答弁」でしのぐのだろうか》

 「野党になったら、相当強力な野党になる。だって政治の仕組みだって、官僚制度だってこっちはよーく知っているんだから」(ベテラン秘書)
と言われる自民党は、小沢首相をはじめ民主党内閣の閣僚の諸問題を、かなり厳しく追及することでしょう。
決して弁舌さわやかではなく、それどころかキレやすい小沢氏が開き直った答弁、論理的に破綻した答弁、
わけの分からない答弁をするであろうことは今から予想がつきます。
内閣発足時はともかく、支持率はどんどん低下していくことでしょう。

 ただ、ここからが大事なことですが、それで民主党連立政権が倒れるということにはならないと思うのです。
想像を絶する大スキャンダルでも発覚すれば別ですが、
民主党が社民党や国民新党などと合わせ、衆参両院で過半数を制すれば、国会の「ねじれ」は解消します。
そうすれば、少々支持率が低迷しようと人気がなかろうと政権は安定します。
したがって、そう簡単には倒れないと考えています。

 また、仮に小沢氏自身がマスコミに諸問題を追及され、
国会でもいじめられて毎度の話で例によって嫌になって政権を投げ出したとしても、
その後は岡田克也氏だかだれだかが政権を「禅譲」され受け継ぐだけで、民主党連立政権自体は続くのだろうと思います。
そう考えると、民主党が今やりたがっている政策はかなり実現するでしょうね。
執行部全員が賛成の外国人参政権も、人権擁護法案(民主党案)も、
いわゆる慰安婦謝罪賠償法案教育基本法の日教組の意向に沿った再改正選択的夫婦別姓法案も。
あるいは、小沢氏も早くから言及している女系天皇容認論も再び頭をもたげるかもしれませんし、
外交面では対中べったりの傾向が強まるのでしょう。
小沢氏の妄想的としか思えない国連至上主義はどう政策に反映されるのか。

 こうした政策については、当然、党内外から反対論・慎重論も出るでしょうが、
これらの推進者はもともと「左翼」であり「確信犯」ですからもう動じないでしょう。
彼らは国民が少々反発しようがどうしようが、自ら正義と信じる「反日イデオロギー」に従うのみだと思います。
一方、民主党内のいわゆる「保守派」はあくまで少数派ですから、ブレーキ役をどこまで果たせるか疑問です。
野田佳彦氏の代表選出馬すらかなわかった党ですし。
あの村山談話を後世に残した自社さ連立以上の悪夢が、これからの日本を襲うのだろうと思います。

 私の予想が外れれば、それはむしろ望外の喜びですが、そんなに大きく的を外すということもない気がします。
これも、自民党が時代に取り残され、適応できなかったことが招いた事態だと思うと、
国民はいい迷惑だとも感じますが、まあ仕方がないのかもしれません。
日本が次のステージに上るためには、いったんはくぐり抜けざるをえないそういう時代であるのか。
仮に自民党政権がこのまま続いても、もうたいしたことはできそうもないので、
これも長期的にはチャンスだととらえて立ち向かうしかないのかな、と思っています。

 私個人としては、サラリーマン記者が考慮せざるをえない「大人の事情」(そりゃいろいろありますって!)を気にせずに、
むしろ好き勝手、好き放題にのびのび書けるだろうと楽しみなところもあります。そのときも政治部に残っていたとしての話ですが。

■公務員制度

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■外交

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日米関係



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日中関係



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日韓関係



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日朝関係



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国連関係




■教育

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■領土問題

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■言論の自由

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■歴史認識

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■治安

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■財政

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最後に ~政府の批判をする方へ~

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あなた方のやっていることは、
  • 権力者に歯向かえば良い
  • 批判しかできない
という、労働組合やマスコミの体質、
そして労働組合を支持母体にする民主党とよく似ています。

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トヨタ労組など4000円賃上げ要求 経営側ベアゼロも辞さず (2009.02.18 産経新聞)
これだけ大変な経済危機のさなか、多くの派遣社員や正社員もリストラされているにもかかわらず、自分たちの賃上げを要求する。
「与謝野氏は新財務相なのだから、所信表明からやり直すことが必要だ」と国会運営妨害 (2009.02.17 日刊スポーツ)
一刻も早く景気対策をしなければならないのに、政局しか考えない。

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この行動には、
「自分のことしか考えていない」
「全体を見ていない」
「日本のことなど何も考えていない」
としか言いようがありません。
マスコミに迎合して麻生内閣を批判している人は、ごね得労働組合と実に良く似ています。
全体のことを考えられないから、勉強もしないのです。
批判しか出来ないから、報道姿勢に疑問にも思わないのです。



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利己主義の方には、当サイトがお伝えしようとしていることは永久に理解できないかもしれません。
最後に、先人たちのこの言葉を送ります。

「 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ 」
オットー・フォン・ビスマルク(プロイセン王国宰相/ドイツ帝国初代宰相)

「 祖先を顧みようとしない人々は、子孫のことも考えない。 」
エドマンド・バーク(英国の政治家・哲学者)

「 真理をみる必要のない人々にとっては、人生はなんと気楽だろう 」
ロマン・ロラン(ノーベル賞作家)


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最終更新:2009年07月20日 02:19