左派・左翼part5

(1) ブリタニカ・コンサイス百科事典(social democracyの項)より全文翻訳
確立されている政治的プロセスを用いて、資本主義から社会主義への社会の平和的な進化的移行(a peaceful, evolutionary transition of society from Capitalism to Socialism)を唱導する政治的イデオロギー(political ideology)
それはマルクス主義の唱導する社会革命(social revolution)を拒絶する。
社会民主主義は、1870年代のドイツの政治運動として始まった。
エドゥアルド・ベルンシュタインは1899年に、資本主義はカール・マルクスが、その中に見出した弱点(失業や過剰生産を含む)の多くを克服しつつあり、普通選挙は平和裏に社会主義的な政府を導くだろう、と論じた。
1945年以降、社会-民主的な諸政府(social-democratic governments)が、西ドイツ(「社会民主党」を見よ)・スェーデン・英国(労働党の下に)で政権を握った。
社会-民主的思考(social-democratic thought)は、次第に、(国家所有でなくとも)国家による規制が、①経済成長と②所得の公平な分配を確実に行う上で十分である、と見なすようになった。
(2) オックスフォード英語事典(social democracyの項)より抜粋翻訳
民主的手段によって達成される政治の社会主義体制(a socialist system of government)
(3) コウビルド英語事典(social democracyの項)より全文翻訳
<1> 社会民主制(social democracy)とは、①社会的公正(social justice)と②平等(equality)は市場経済の枠内で達成可能である、とする政治体制(a political system)である。
<2> 社会民主国(a social democracy)とは、社会民主制が存在する国家のことである。

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最終更新:2010年10月30日 23:17